くろちゃん鍼灸整体院（小田原市・南足柄市・開成町・秦野市・中井町・大井松田町）

はじめに

「朝起きた瞬間から首がガチガチで回らない…」「寝たはずなのに首と肩だけ重い…」
そんなお悩みで来院される方、実は1月～2月の寒い時期に一気に増えます。

首が固まってしまうと一日中つらいですよね。
頭が重い、集中できない、イライラしやすい、呼吸が浅い…など、さまざまな不調がセットで起こる方も多いです。

そしてこの“朝の首の固まり”は、単なる筋肉疲労ではなく、夜間に自律神経が十分に回復できていないサインなんです。

さらに東洋医学では、寝ている間に巡るべき「気血の補充」がうまくいかず、首肩周りに滞りが生じることで朝のこわばりが強くなる、と考えられています。

この記事では、
◆なぜ朝から首が固まるのか（自律神経 × 東洋医学）
◆気温差や生活習慣との関係
◆くろちゃん鍼灸整体院の施術がどのように改善につながるのか
をわかりやすく解説します。

1．朝から首が固まるのは「夜の自律神経回復不足」

■ 夜の副交感神経が十分に働けていない
■ 冬の冷えが首の筋肉を固める
■ 肝の巡りが悪いと朝のこわばりが強くなる
■ 冷え（寒邪）が首に入り込む
■ 血の不足（血虚）でも首が固くなる
◆ 骨盤矯正
◆ 猫背矯正
◆ 鍼灸施術
◆ 頭部施術（ドライヘッド）

■ 夜の副交感神経が十分に働けていない

夜は本来、副交感神経が優位になり、
・筋肉をゆるめる
・血流を整える
・脳と神経を休ませる
・身体の修復を進める
この時間です。

しかし、
・寒さによる末梢血流の低下
・寝る直前までスマホ
・浅い呼吸
・ストレス
・寝返り不足
などが重なると、副交感神経の働きが弱まり、筋肉が夜中に十分ゆるみません。

その結果、
朝起きた瞬間「首だけ寝る前より緊張している」状態
になってしまうのです。

■ 冬の冷えが首の筋肉を固める

気温が低い季節は筋肉の血流が落ちやすく、特に首・肩・肩甲骨周りは冷えの影響を強く受けます。

冬の朝に首が固まりやすい理由

寝ている間の体温低下
布団から出た瞬間の急激な寒冷刺激
冷えによる筋肉の反射性収縮（縮こまり）
寝具と寝姿勢のわずかなズレでも緊張が強まりやすい

さらに交感神経が優位なまま眠っていると、
「筋肉をゆるめるスイッチ」が入らないため、朝のガチガチ感が強く残ります。

2．東洋医学でみる「朝の首のこわばり」

東洋医学では、首のこわばりは
気血の巡りの停滞・寒邪の影響・肝の働きのアンバランス
が主な原因だと考えられています。

■ 肝の巡りが悪いと朝のこわばりが強くなる

「肝」は血流と自律神経に深く関わります。
肝の気が滞ると、次のような症状が出やすくなります。

朝から首肩がパンパン
イライラしやすい
頭が重い
呼吸が浅くなる
眠りが浅い

まさに自律神経と強くリンクした状態です。

■ 冷え（寒邪）が首に入り込む

冬の首トラブルは、東洋医学では「寒邪」によるものとされ、
筋肉・関節を固め、痛みや可動域の低下を引き起こします。

特に、
・寝ている間に首元が冷える
・肩がすくむ姿勢で眠る
・布団の隙間から冷気が入る
などは典型的な原因。

身体の防御反応として筋肉をギュッと縮めるため、
朝の強いこわばりへ直結します。

■ 血の不足（血虚）でも首が固くなる

血が十分に巡らないと、
筋肉の栄養不足 → 緊張しやすい → 朝に症状が強い
という流れになります。

「睡眠の質が悪い」「夜中に目が覚める」「夢が多い」
こうした方は血の巡りが整いにくく、朝の首こりの要因になりやすいタイプです。

3．首が固まると起こる日常の不調

朝から首がガチガチだと、1日がこんなふうに過ごしづらくなります。

頭痛が出やすい
目が疲れやすい
集中力が続かない
イライラしやすい
呼吸が浅くなる
首をかばって猫背になる
自律神経の切り替えが遅くなる

特に、呼吸が浅くなると交感神経が優位になり続け、
その日一日のバランスが整いづらいまま過ごすことに…。

当院ではこの悪循環を断ち切り、
朝の首を軽くして「1日を快適に過ごせる身体」へ導く施術を行っています。

4．くろちゃん鍼灸整体院の施術で「朝の首の固まり」を解消する

◆ 骨盤矯正

首が固まる原因のひとつが「寝ている間の姿勢の崩れ」。
骨盤が歪んでいると、首が無意識に緊張し続ける姿勢になってしまいます。

骨盤矯正では

身体の軸を整える
寝姿勢の負担を軽減
呼吸が入りやすい状態づくり
を行い、首の過緊張が自然にゆるむ土台を作ります。

特に朝のこわばりに悩む方は、骨盤バランスの改善が非常に有効です。

◆ 猫背矯正

猫背姿勢は首の後ろの筋肉を常に引っ張り続けるため、
朝のこわばりが回復しにくい状態を作ります。

当院の猫背矯正では、
・胸郭の開き
・肩甲骨の柔軟性
・首の前後のバランス
を丁寧に整え、首にかかる負担をゼロに近づける姿勢へ導きます。

これにより、夜の睡眠中も筋肉が緩みやすくなり、朝が驚くほどラクになります。

◆ 鍼灸施術

鍼灸は、自律神経の調整にもっとも効果的な施術の一つです。

特に朝の首の固まりには

交感神経の過緊張を緩和
首肩の深層筋へ直接アプローチ
血流改善
冷えの改善
肝の巡りを整える（東洋医学）

これらが非常に有効に働きます。

一度の施術でも可動域が広がる方が多く、
「朝が楽になった」「頭が軽くなった」という感想をよくいただきます。

◆ 頭部施術（ドライヘッド）

夜間の自律神経の回復を促すためには、
頭部の緊張を取ることが必須です。

頭皮・側頭部・後頭部の筋膜がゆるむと

脳の疲れが軽減
首への負担が激減
呼吸が深くなる
入眠がスムーズになる
という良い変化が起こります。

「朝の首こわばり × 睡眠質の低下」の両方に働くため、
当院でもとても人気の高い施術です。

5．通院の目安

症状の安定には一定期間のケアが必要です。

期間	通院頻度	目的
急性期	週2回	首肩の過緊張を集中的に緩和、自律神経を整える
リハビリ期	週1回	姿勢改善・再発予防、夜間回復力アップ
メンテナンス期	月2〜3回	季節の変動・ストレス対応、良い状態の維持