― くろちゃん鍼灸整体院 ―
はじめに
「朝起きた瞬間から、もう腰が重い…」
「寝たはずなのに、腰が回復していない感じがする」
「布団から起き上がるのに時間がかかる」
こんな感覚、ありませんか？
実はこれ、年齢や寝相だけの問題ではありません。
最近とても多い原因が、
**「夜に副交感神経がしっかり働いていないこと」**です。
日中の疲労が抜けるのは本来“夜”。
でもその夜に体を回復させるスイッチが入らなければ、
腰は「疲れたままの状態」で朝を迎えてしまいます。
くろちゃん鍼灸整体院には
小田原市・南足柄市・開成町・秦野市・中井町・大井松田町から
「朝の腰の重さ」を訴えて来院される方が非常に多いです。
この記事では、
・なぜ朝だけ腰が重くなるのか
・自律神経の視点からの説明
・東洋医学ではどう考えるのか
・当院の施術で何がどう変わるのか
を、できるだけ話し言葉で分かりやすくお伝えしていきます。
朝だけ腰が重い人に共通する感覚
朝の腰の重さを訴える方に、共通している言葉があります。
・「動き出すまでが一番つらい」
・「起きて30分〜1時間くらいで少し楽になる」
・「夜より朝のほうが腰が重い」
この特徴、実は筋肉そのものの問題だけでは説明できません。
ポイントは
👉 「夜の体の回復がうまくいっていない」
という点です。
自律神経の視点｜夜に副交感神経が働いていない
自律神経には
・交感神経（活動・緊張）
・副交感神経（回復・リラックス）
この2つがあります。
本来、夜は
交感神経 → オフ
副交感神経 → オン
になることで、
・筋肉の緊張が抜ける
・血流が増える
・疲労物質が回収される
・組織が修復される
という「回復モード」に入ります。
ところが、
・仕事や人間関係のストレス
・スマホやPCによる脳疲労
・冷え
・姿勢の崩れ
・呼吸の浅さ
これらが重なると、
夜になっても交感神経が下がらない状態になります。
その結果どうなるか。
👉 腰の筋肉が一晩中、軽く緊張したまま
👉 血流が悪いまま
👉 老廃物が溜まったまま
朝を迎える。
これが
「朝の腰が重すぎる」正体です。
なぜ腰に出やすいのか？
腰は、
・体重を支える
・姿勢を安定させる
・自律神経の影響を受けやすい
という特徴があります。
特に背骨の周囲には
自律神経の通り道が集中しています。
夜に副交感神経が働かないと、
・腰部の血管が収縮したまま
・筋肉が緩まない
・体温が上がらない
という状態になり、
朝に一気に「重だるさ」として表面化します。
東洋医学で考える「朝の腰の重さ」
東洋医学では、
朝の腰の重さは主に
・腎
・気血
・寒
・瘀血（おけつ）
と深く関係すると考えます。
腎の弱りと回復力低下
東洋医学でいう「腎」は、
・成長
・老化
・回復力
・骨・腰
を司ります。
夜は本来、
腎のエネルギーを回復させる時間帯。
しかし副交感神経が働かないと、
腎が休めず、腰の回復が追いつきません。
冷え（寒邪）が腰に溜まる
夜間に体が緩まらないと、
腰周囲の血流が落ち、冷えが入り込みます。
この冷えが朝、
・重い
・固い
・動きづらい
という感覚を作ります。
気血の巡りが悪い状態
気血の巡りが悪いと、
・疲労物質が残る
・筋肉が硬いまま
・回復が遅れる
これも朝の腰重感につながります。
「寝ているのに回復しない」人の共通点
くろちゃん鍼灸整体院で多いのが、
・寝つきは悪くない
・夜中に何度か目が覚める
・夢が多い
・朝スッキリしない
このタイプ。
これはまさに
副交感神経が浅くしか働いていないサインです。
骨盤矯正｜夜に緩める土台を作る
骨盤は、
・自律神経のバランス
・腰の筋緊張
・内臓の位置
すべてに関わる重要な土台です。
骨盤が歪んでいると、
・腰の筋肉が常に引っ張られる
・夜になっても緊張が抜けない
・副交感神経が入りにくい
という状態になります。
当院の骨盤矯正は、
・強く押さない
・ゆっくり整える
・呼吸と連動させる
ことで、
「夜に緩められる体」に切り替えていきます。
猫背矯正｜呼吸と自律神経を整える
猫背になると、
・胸郭が固まる
・呼吸が浅くなる
・交感神経が優位になる
結果、夜でも体が休めません。
猫背矯正により、
・胸が開く
・呼吸が深くなる
・副交感神経が入りやすくなる
これが
腰の夜間回復力を高める鍵になります。
鍼灸施術｜副交感神経のスイッチを入れる
鍼灸は、
・神経
・血流
・内臓反射
に直接アプローチできます。
特に、
・腎経
・膀胱経
・督脈
を整えることで、
・腰の深部緊張が抜ける
・夜の回復力が上がる
・朝の重さが軽くなる
という変化が出やすくなります。
「朝の腰が楽になった」という声は
鍼灸を組み合わせた方に特に多いです。
頭部施術｜脳と自律神経のリセット
夜に副交感神経が働かない最大の原因は
脳の疲労です。
頭部施術では、
・交感神経の興奮を鎮め
・脳をリラックスさせ
・深い睡眠に入りやすくします
結果として、
👉 夜に回復
👉 朝に軽い腰
という流れが作られます。
通院の目安
症状の段階に合わせて、
・急性期：週2回
・リハビリ期：週1回
・メンテナンス：月2〜3回
がおすすめです。
「朝の腰が重い」という症状は、
積み重ね型なので、継続が大切です。
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