(くろちゃん鍼灸整体院・小田原市)
はじめに
「年が明けて仕事が始まった途端、片頭痛が一気に強くなった…」
「正月の間はまだマシだったのに、会社に行き始めたらズキズキして何も手につかない…」
そんな声を、毎年1月の来院で本当にたくさん耳にします。
正月明けは体が“休みモード”から“仕事モード”へ急に切り替わる時期。そこに寒さ・低気圧・生活リズムの乱れなど、片頭痛を悪化させる条件が重なります。あなたも今まさに、頭の奥で脈打つような痛みを感じていませんか?
実はこの時期に片頭痛が悪化しやすい理由は 自律神経の乱れ と、東洋医学で言う 「寒邪(かんじゃ)」と「気血不足」 が深く関わります。
この記事では、
- なぜ正月明けに片頭痛が悪くなるのか
- 自律神経の観点
- 東洋医学の観点
- 当院の「骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術」がどう改善に役立つのか
- 通院頻度の目安
- 予約方法
まで、患者さんに寄り添った言葉で詳しくお話します。
「今年こそ、この片頭痛から抜け出したい」
そんなあなたに読んでいただきたい内容です。
■ 正月明けに片頭痛が悪化する3つの大きな要因
① 低気圧による脳血流の低下
1月は気圧が上下しやすく、特に正月明けは天気の変動が多い時期です。
気圧が下がると体は
「血管を広げよう」「酸素を増やそう」
という反応をします。
これは悪いことではありませんが、片頭痛持ちの方は
血管の拡張が過剰になり、脈打つような痛みが増す
という特徴があります。
さらに寒さで体が冷えれば血流はさらに滞り、
脳に血液がうまく回らず、痛みが強く出る
という悪循環が起こります。
② 正月中の生活リズムの乱れ
・夜更かし
・食べすぎ
・お酒の量が増える
・睡眠のサイクルが大きく崩れる
これらはすべて 自律神経に負担 をかけます。
交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかないと、
頭痛のトリガーとなる血管の拡張・収縮が乱れる
ため、正月明けに痛みが一気に表面化します。
③ “休みから仕事へ”のギャップストレス
年始すぐは
「今日からまた仕事…」
「切り替えができない…」
と精神的な負担が大きい時期です。
このストレスは交感神経を強く緊張させ、
肩・首・後頭部の筋肉をギュッと固めてしまいます。
筋肉が固まれば血流が低下し、
脳血流の低下 → 痛みの増加
につながります。
■ 自律神経の観点からみる片頭痛の悪化
自律神経は
「血管の太さ」 と 「脳への血流」 をコントロールする司令塔。
正月明けは以下のような状態になりやすいです。
● 交感神経が強すぎて血管が縮む
→ 首・肩・頭皮の筋肉が固まる
→ 脳への血流が不足する
→ その反動で血管が一気に拡張し、片頭痛が起こる
つまり、交感神経の“張りっぱなし”が頭痛の根本原因になります。
● 副交感神経が働かず、回復モードに入れない
体が休まらない状態が続くため、
片頭痛のスタートスイッチが常にオンの状態
になってしまいます。
■ 東洋医学ではどう捉えるのか?
東洋医学では、正月明けの片頭痛は以下のように考えます。
①「寒邪(かんじゃ)」が頭部の気血を塞ぐ
寒さが体表から侵入すると、
・筋肉のこわばり
・血流の停滞
・気の巡りの低下
が起こります。
特に頭部は「清陽の気」が集まる場所。
寒さで気血が滞ると、
ズキズキ・ガンガンする痛み
として現れます。
②「肝(かん)の気の停滞」
正月明けは精神的ストレスが増え、
肝の働きである「疏泄(そせつ=のびやかに巡らせる力)」が弱ります。
肝気が停滞すると
こめかみ・側頭部の片頭痛 が増えるのが特徴です。
③「気血不足」
年末年始の食習慣の乱れ・睡眠不足・冷えによって
「体を巡らせる力」そのものが弱ります。
気血が足りない状態は、
頭が重だるい、痛みが長引く、集中できない
などの“正月明け症状”の典型です。
■ 当院の施術が片頭痛にどのように効果を発揮するのか?
当院では、片頭痛の根本改善のために
骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術
の4本柱で施術を行っています。
それぞれがどのように症状を改善するか、わかりやすく解説します。
◆ 骨盤矯正:全身の血流循環を整え、首肩への負担を減らす
片頭痛がある方の多くは
骨盤が後傾し、上半身が前に倒れた姿勢
になっています。
この姿勢になると
・背中の張り
・肩の緊張
・首の付け根の詰まり
が強くなり、脳への血流が落ちてしまいます。
骨盤矯正で
✔ 重心のバランスが整う
✔ 背骨のS字カーブが回復
✔ 肩・首の負担が激減
✔ 脳血流が改善しやすい状態になる
という流れが生まれ、片頭痛が起こりにくい土台が作られます。
◆ 猫背矯正:頭部の血流改善に直結
猫背は片頭痛の最大のリスク姿勢です。
理由は、
首の後ろの筋肉が常に引っ張られ、緊張し続けるから。
猫背矯正により
・首が自然に立つ
・後頭部の筋肉が柔らかくなる
・脳に入る血流の通り道が開く
そのため、
低気圧に負けにくい頭部環境 を作ることに直結します。
◆ 鍼灸施術:自律神経と気血の循環を整える
鍼灸は片頭痛と非常に相性が良い施術です。
● 鍼の効果
・交感神経の興奮を落ち着かせる
・こり固まった筋肉をゆるめる
・脳血流を改善する
・気の巡りを整える
・ストレスによる肝気の停滞を解消する
特に後頭部・側頭部・首肩のツボへアプローチすると、
“脳の圧迫感がふっと抜ける” ような感覚が得られる方が多いです。
● 灸の効果
・冷えを改善
・寒邪を追い出す
・頭痛を悪化させる循環の停滞を解消
冬の片頭痛には、灸の温熱効果がとても有効です。
◆ 頭部施術(ドライヘッド):脳疲労の直接ケア
正月明けは“脳の疲れ”が溜まっています。
頭部施術は
・頭皮のこわばりを緩める
・脳血流を増やす
・自律神経をリセットする
・深いリラックス状態に導く
など、片頭痛の根本に一気にアプローチできます。
当院では後頭下筋群・側頭筋・前頭筋など、
片頭痛に特に関連の深いポイントを丁寧に緩め、
「頭の芯の痛み」からの解放を目指します。
■ 通院の目安
● 急性期(痛みが強い時)
➡ 週2回
痛みの鎮静と自律神経の安定が目的
● リハビリ期(波がある時)
➡ 週1回
姿勢・血流・自律神経の調整を継続
● メンテナンス期(落ち着いてきた時)
➡ 月2〜3回
再発予防・季節変動に負けない体づくり
■ 予約について
当院は施術者1名で行っているため、
年始〜2月は特に予約が混み合います。
● LINE予約(24時間対応)
● ホームページ予約(24時間対応)
どちらからでもすぐにご予約いただけます。
「片頭痛でつらい…」と感じたら、早めにご連絡ください。
*効果には個人差があります
✅ LINE・ホームページから24時間予約受付中
今すぐご予約はこちらから!相談も予約もLINEでのご連絡が便利です!
📱LINE![]()






コメント