くろちゃん鍼灸整体院(小田原市・南足柄市・開成町・湯河原町・箱根町・熱海市・中井町・松田町・大井町・茅ヶ崎市・平塚市・秦野市)
はじめに
お風呂でしっかり温まったのに、しばらくすると体が冷えてゾクゾクしたり、翌朝なんとなく体調が悪い──。
いわゆる「湯冷め」ですが、実はこれ、自律神経の切り替えがうまくいっていないサインなんです。
患者さんの中にも「お風呂上がりは気持ちいいのに、夜中に寒気がして眠れなかった」「翌日だるくて起きられない」といったお悩みを抱える方が増えています。
冷え込みが強くなるこの季節、湯冷めによる不調は軽く見てはいけません。
この記事では、
- 湯冷めと自律神経の関係
 - 東洋医学的に見た「体が冷える仕組み」
 - 骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸・頭部施術で整える方法
を、わかりやすくお話しします。 
湯冷めとは?「自律神経の切り替え遅れ」による体温調節トラブル
お風呂で体がポカポカに温まると、皮膚の血管が開き、血流が良くなります。
本来であれば、湯上がり後に交感神経→副交感神経→再び交感神経とスムーズに切り替わることで、体温が緩やかに下がり、安定します。
しかし、自律神経が乱れているとこの切り替えが遅れ、
- 急激に血管が収縮
 - 体の表面から熱が逃げやすくなる
 - 内臓の温度も下がる
といった反応が起こります。 
つまり「湯冷め」は、体温調節の自律神経がオーバーリアクションを起こしている状態なんです。
自律神経が乱れるとどうなるのか
自律神経には、交感神経(活動モード)と副交感神経(休息モード)があり、
お風呂上がりは副交感神経が優位になります。
しかし、湯冷めする方はこのスイッチがうまく切り替わらず、
- 発汗が止まらない
 - 手足だけ冷える
 - 心拍数が上がる
 - 翌朝に倦怠感が残る
などの症状が現れます。 
これが続くと、睡眠の質が下がり、免疫力も落ちてしまうのです。
東洋医学でみる「湯冷め」
東洋医学では、湯冷めは「陽気(ようき)の不足と気血の巡りの停滞」と考えます。
お風呂で一時的に体が温まっても、もともと体内の陽気が弱いと、外気に触れた瞬間に冷気が入り込み、気の巡りが途絶えてしまいます。
また、「風邪(ふうじゃ)」という外からの邪気が皮膚から侵入しやすくなり、
首・背中・腰などに冷えや重だるさを残すこともあります。
特に「腎」と「脾」が弱っている方は、
- 温めてもすぐ冷える
 - 手足が冷たい
 - 朝が苦手
 - お腹を壊しやすい
といった特徴があり、湯冷めしやすい体質です。 
湯冷めしやすい人の特徴
- ストレスや不眠がある
→交感神経が優位になり、体が常に緊張モード。 - 肩こりや首こりが強い
→筋肉の緊張で血流が滞り、熱が全身に回りにくい。 - 猫背・巻き肩姿勢
→胸郭が圧迫され、深い呼吸ができず、代謝が低下。 - 冷たい飲み物をよく飲む
→胃腸の「脾胃」の働きを弱め、体内の熱を奪う。 - エアコンの風を直接受ける
→皮膚表面が冷やされ、自律神経が過剰反応を起こす。 
湯冷めによる症状例
- 夜中の寒気、手足の冷え
 - 翌日のだるさ、頭痛
 - 首や肩の強張り
 - 背中のゾクゾク感
 - 下痢や腹痛
 - 生理痛や腰痛の悪化
 
このように、全身の血流低下と自律神経の乱れが同時に起こります。
単なる「冷え」ではなく、「体調全体の乱れ」として受け止めることが大切です。
くろちゃん鍼灸整体院で行う4つのアプローチ
① 骨盤矯正で「血流と神経の通り道」を整える
湯冷めしやすい方は、骨盤が後傾しやすく、下半身の血流が滞っています。
骨盤矯正では、仙骨と腰椎の位置を整え、**自律神経の中枢(仙骨神経・腰神経)**の働きを助けます。
これにより、足元から全身に血が巡りやすくなり、「冷えにくい体」へと変化します。
また、女性の場合はホルモンバランスも安定しやすくなります。
② 猫背矯正で「呼吸と姿勢」を改善
猫背は胸郭を圧迫し、呼吸が浅くなります。
深い呼吸ができないと、副交感神経が働きづらくなり体がリラックスできません。
猫背矯正では、肩甲骨と肋骨の動きを広げ、胸を開く姿勢を作ることで、
お風呂上がりの体温調整がスムーズになり、湯冷めを防ぎます。
③ 鍼灸施術で「体の芯の冷え」を取り除く
鍼灸では、東洋医学的に「腎」「脾」「陽気」を補い、
体の奥の熱を高めて、血の巡りと気の流れを整えます。
特に以下のツボを重視して施術を行います:
- 命門(めいもん)…体の中心の熱を生むツボ
 - 足三里(あしさんり)…胃腸を整え代謝を上げる
 - 風池(ふうち)…首筋の冷えを解きほぐす
 
鍼の刺激により毛細血管が開き、深部体温が安定するため、湯冷めしにくい体質へと導きます。
④ 頭部施術で「脳の自律神経リセット」
湯冷めによる不調の根本には、「脳の過剰反応」があります。
頭部の筋膜や頭皮を丁寧に緩めることで、**視床下部(自律神経の司令塔)**の働きが正常化。
これにより、交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズになり、
夜はしっかりリラックスモードへ入ることができます。
「夜お風呂に入っても眠れない」「翌日だるい」という方に、特におすすめの施術です。
通院の目安
- 急性期:週2回
 - リハビリ期:週1回
 - メンテナンス期:月2〜3回
 
体質改善を目的とした施術は、継続が大切です。
湯冷めの原因となる自律神経の乱れは、日々の生活リズムと深く関係しています。
定期的に整えることで、季節や気温に左右されない強い体を育てることができます。
日常でできる湯冷め予防法
- お風呂上がりは5〜10分以内に保温
→靴下・腹巻・首タオルなどで体温を逃がさないように。 - 冷たい飲み物は控える
→白湯や常温の水で内臓を冷やさない。 - ストレッチや軽い深呼吸を行う
→交感神経から副交感神経への切り替えを助ける。 - 寝る前のスマホを控える
→光刺激が脳を興奮させ、自律神経の切り替えを妨げます。 - 湯船の温度は38〜40℃前後
→熱すぎるお湯は交感神経を刺激し、逆に湯冷めを招くことも。 
まとめ
湯冷めは単なる冷えではなく、自律神経の切り替え遅れが招く全身反応です。
一度乱れた自律神経は、自然に戻るまで時間がかかります。
くろちゃん鍼灸整体院では、
- 骨盤矯正で血流の土台を整え
 - 猫背矯正で呼吸を深め
 - 鍼灸で内臓と体の芯を温め
 - 頭部施術で脳のリズムを整える
 
この4つの組み合わせで、湯冷めしない体と自律神経の安定をサポートします。
体の冷えが続く、眠りが浅い、翌日だるい…そんな方は、早めのケアが大切です。
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