〜姿勢の崩れが自律神経に負担をかけ、体温コントロールが困難になります〜
はじめに
猛暑が続く夏、体調を崩しやすい方が増えています。特に、自律神経が乱れている方や猫背など姿勢が崩れている方は、体温調整がうまくできず、熱中症にかかりやすい体になってしまうことがあります。
本記事では、「猫背と自律神経の乱れが熱中症リスクを高める理由」について、現代医学と東洋医学の両面から解説し、くろちゃん鍼灸整体院で行っている対策として、骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術の効果を詳しくご紹介します。
猫背が自律神経に与える影響とは?
猫背は、肩が前に出て背中が丸くなった姿勢で、現代ではスマートフォンやデスクワークの影響で多くの方が慢性的に抱えています。猫背になると次のような身体の変化が起こります。
- 胸郭が狭まり呼吸が浅くなる
- 横隔膜の動きが鈍くなり、内臓の働きも低下
- 頸部に緊張が生まれ、交感神経が過剰に優位になる
- 血流・リンパの流れが滞りやすくなる
これらが連鎖的に影響し、自律神経のバランスを崩しやすくなります。
自律神経の乱れと熱中症の関係
自律神経は、体温調節や汗の分泌、血管の収縮拡張など無意識のうちに体の恒常性を保つ重要な神経です。
夏の暑さに対しては「交感神経」と「副交感神経」がバランスをとり、発汗や血流調整によって体温を一定に保っています。しかし、自律神経が乱れると以下のような異常が起こります。
- 汗がうまくかけず、熱がこもる
- 末梢血管がうまく拡張できず、皮膚から熱が逃げにくい
- 脱水に気づきにくく、水分補給が遅れる
- 疲労感・だるさ・めまいなど熱中症初期症状が出やすくなる
このように、自律神経がうまく働かないと熱中症を未然に防ぐことができなくなってしまうのです。
東洋医学からみた「猫背」と「自律神経」の関係
東洋医学では、猫背は「気血の巡りが滞る姿勢」とされ、特に「肝」「心」「腎」の働きに悪影響を与えると考えられています。
- 肝気鬱結(かんきうっけつ):気の流れが滞り、イライラや頭痛、筋肉の緊張を引き起こす
- 心火上炎(しんかじょうえん):精神不安や焦り・不眠などを招き、自律神経を刺激
- 腎陰虚(じんいんきょ):身体を冷ます力が弱まり、熱がこもりやすくなる
これらの病証により、体内の熱がこもりやすく、夏場の気温上昇と相まって熱中症のリスクが増すと考えられます。
骨盤矯正・猫背矯正の効果
当院では姿勢矯正を「根本治療」と位置づけ、骨盤・背骨・頭部の連動を重視したアプローチを行っています。
- 骨盤矯正
骨盤の歪みを整えることで、脊柱全体のバランスが安定し、内臓機能や自律神経の伝達が改善します。 - 猫背矯正
胸郭を開き、呼吸が深くなり、酸素の供給と熱放散能力が向上します。結果として体温調整がしやすい体に。
鍼灸施術・頭部施術の効果
- 鍼灸施術
自律神経を整える代表的なツボ(百会・内関・太衝など)を使用し、交感神経と副交感神経の切り替えをスムーズに。気血の巡りを改善し、内熱を発散しやすくします。 - 頭部施術
頭蓋骨・顔面・首の筋緊張を和らげることで、脳への血流を促進し、視床下部(体温調節中枢)の働きを助けます。熱がこもる方には特に効果的です。
通院の目安
- 急性期(症状がつらい時期):週2回の集中施術
- リハビリ期(改善を実感し始めた頃):週1回
- メンテナンス期(再発予防・体調維持):月2〜3回
体質改善を図りたい方は、継続的な施術が重要です。
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