はじめに
「最近、目の奥がズキッと痛むことが増えた」「疲れているわけでもないのに目の奥が刺されるように痛む」「パソコン作業をしていると、突然ズキーンと来て思わず目を閉じてしまう」
こんなお悩み、ありませんか？
実はこの“目の奥の痛み”は、単なる目の疲れではなく、自律神経の“交感神経が過緊張”しているときにとても起きやすい症状です。
特に、寒暖差の大きい季節・年末年始の忙しさ・疲労の蓄積・睡眠不足・ストレスが重なると、交感神経がブレーキを踏めなくなり、身体のいろいろな場所に“痛み”を出してSOSを知らせることがあります。
目の奥の痛みは、脳や視神経の血流が不安定になり、周囲の筋肉が緊張しているとさらに強く感じられます。
本記事では、これから来院される患者さんに「これ、自分のことだ」と感じていただけるような“話し言葉”で、自律神経と東洋医学の両面から丁寧に解説し、さらに 骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術がなぜこの症状に効果的なのか を、くろちゃん鍼灸整体院ならではの視点でお伝えします。
あなたの不調がひとつでも軽くなり、今日より明日が少しラクになりますように。
目の奥がズキッと痛む理由｜交感神経の過緊張で起こるメカニズム
まず、「目の奥が痛む」という症状は、どこがどのように起きているのかを知っていただくことが大切です。
● 交感神経が強く働くと目の奥の血流は不安定になる
交感神経は“戦う・働く”ときの神経なので、優位になると血管をギュッと縮めます。
すると、
- 視神経へ流れる血流が波打つ
- 眼球を支える筋肉の緊張が抜けない
- 眼の奥の圧が高く感じる
といった状態が起きます。これが「ズキッ」「キーン」「グッと押される感じ」に繋がります。
特に、仕事のストレスが強い方・デスクワークが長い方・考え事が止まらない方は、この交感神経が1日中ONになりやすいため、痛みが出やすくなります。
● 寒さも“目の奥の痛み”を助長する
冬は血管が縮みやすく、筋肉も固まりやすい時期。
首・肩が冷えて固まると、そのまま眼へ向かう血流が悪くなり、痛みの引き金になります。
● 呼吸が浅いと目の奥が痛くなることもある
意外ですが、呼吸の浅さも大きな原因です。
浅い呼吸は酸素不足を招き、脳は酸素を確保しようと“交感神経をさらに働かせます”。
するとまた血管が縮み、悪循環に入ってしまうのです。
東洋医学からみる“目の奥の痛み”｜肝・腎・気血の乱れが深く関わる
東洋医学では、目は「肝」と非常に深い関係があります。
さらに、眼を支えるエネルギーである「気」と、栄養を巡らせる「血（けつ）」の巡りが悪くなると、目の奥の痛みや重だるさが出るとされています。
● 肝（かん）の気が滞ると目の奥に痛みが出る
肝は“気の流れ”をスムーズに保つ臓腑。ストレス・疲れ・イライラが溜まると肝の働きが弱り、気の流れが滞ってしまいます。
気が滞ると、頭や目の奥に“ツーンと刺さるような痛み”が生まれます。
● 肝血不足（かんけつぶそく）でも起こる
目は肝の血をとても必要とします。
血が不足すると、
- 乾燥感
- ピントが合わない
- 疲れやすい
- 奥がズキッとする
という症状が出やすくなります。
● 腎（じん）の弱りも影響する
腎は生命力やホルモン、自律神経の回復に深く関わります。
腎が疲れると、夜に回復できず、翌朝に目の奥が痛むことも。
▼ 東洋医学的まとめ
- 肝の気が滞る → 痛みがツンと出る
- 肝の血が不足する → 疲れ目・痛み・乾燥感
- 腎が弱る → 夜間回復できず、翌朝に痛む
このように、東洋医学的にも“ストレス・疲労・冷え”が深く影響しているのです。
くろちゃん鍼灸整体院の施術が効く理由
目の奥の痛みは、ただの眼精疲労ではなく、頭・首・肩・自律神経・姿勢まで全部つながって起きています。
だからこそ当院では、部分アプローチではなく「身体全体から整える」施術を行います。
■ 骨盤矯正｜姿勢の土台を整え、頭への血流を安定させる
骨盤は身体の中心であり、姿勢を決める“土台”です。
骨盤が歪むと背骨がゆがみ、頭の位置が前に傾きやすくなります。すると…
- 首の緊張が強まり、
- 眼の奥を支える血流が不足し、
- ズキッとした痛みが出やすくなる
という悪循環が生まれます。
骨盤を整えることで、頭〜首〜目への血流がスムーズになり、交感神経の緊張も自然に落ち着いていきます。
特にデスクワーカーの方は骨盤後傾が多く、これが“目の奥痛”を助長しているケースが非常に多いです。
■ 猫背矯正｜首の筋緊張をほどき、視神経ストレスを軽減
猫背は、目の奥の痛みを作る最大の原因のひとつです。
猫背になると頭が前へ突き出し、首の後ろの筋肉が常に引っ張られ続けます。
結果として、
- 視神経周辺の圧力が高まる
- 首から眼へ入る血流が減る
- 自律神経が興奮しやすい
という状態になります。
猫背矯正で胸郭が開き、首が正しい位置に戻ると、眼の奥のズキッとした痛みは驚くほど軽減します。
■ 鍼灸施術｜交感神経の過緊張を鎮め、眼奥の痛みを根本から改善
鍼灸は、自律神経の調整に非常に相性の良い施術です。
特に目の奥の痛みには、
- 交感神経の興奮を落ち着かせる
- 頭部・首・肩の血流を改善する
- 肝の気・血の巡りを整える
といった効果があります。
さらに、目の周囲や後頭部のツボを使うことで、視神経のストレスをやわらげ、ズキッとした痛みを直接軽減します。
慢性的な眼の痛み・頭痛に悩む方ほど、鍼灸の“深いリラックス作用”を体感されます。
■ 頭部施術（ヘッド）｜脳疲労を軽減し、視神経の圧迫をゆるめる
頭部施術は、
「忙しくて脳が休まらない」
「常に考え事をしている」
「夜になっても緊張が抜けない」
と感じている方に特に効果的です。
頭皮・側頭部・後頭部の筋膜をゆるめることで、
- 脳の血流改善
- 眼の奥の圧迫軽減
- 交感神経のクールダウン
が一度に進みます。
スマホ・PC生活の現代人には必須と言えるほど、頭部施術は目の奥の痛みと相性が良い方法です。
通院ペースの目安
症状の強さや期間により異なりますが、当院では以下のペースをおすすめしています。
- 急性期（痛みが強い・頻繁に起きる）：週２回
- リハビリ期（落ち着いてきた段階）：週１回
- メンテナンス期（再発予防）：月２〜３回
交感神経の過緊張は「疲れたら戻る」という単純なものではなく、整える期間が必要です。
コツコツ施術を重ねることで、痛みが出づらい身体に変わっていきます。
ご予約について
くろちゃん鍼灸整体院では、
LINE・ホームページから24時間ご予約受付中です。
施術者が一人のため、どうしても予約が埋まりやすくなっております。
「ちょっと痛みが強いな」と感じたら、早めのご連絡をおすすめします。
【＊効果には個人差があります】
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