― 視神経と自律神経の連動異常 ―
はじめに
「なんだか最近、目の奥がズーンと重くて、そのまま不安感まで押し寄せてくるんです…」
そんな声を、くろちゃん鍼灸整体院でもとてもよく伺います。
目の奥の疲れは、単なる“眼精疲労”だけでは終わりません。
実は 視神経と自律神経は強くつながっているため、目の緊張がそのまま心の緊張へと波及しやすいのです。
特にスマホ・パソコンを長時間使用する現代では、
目 → 視神経 → 交感神経（緊張）
と連動し、
胸のざわざわ、不安感、集中力の低下、寝つきの悪さ
につながるケースが増えています。
この記事では、
●視神経と自律神経の関係
●東洋医学から見た「目の奥の疲れと不安」
●くろちゃん鍼灸整体院での施術（骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸・頭部施術）
●小田原市・神奈川県西エリアでの来院案内
を、これから来院される方に寄り添う形でお話ししていきます。
■目の奥が疲れると、なぜ不安感が強くなるのか？
●視神経は“むき出しの脳”と言われている
視神経は脳の神経の一部が外に飛び出した構造をしており、
刺激にとても敏感です。
光・ブルーライト・姿勢の崩れ・筋肉の緊張
これらが積み重なると視神経は疲労し、
その緊張が 交感神経（アクセル）を過剰に刺激 します。
交感神経が高ぶると、
・胸がザワザワする
・不安感が湧く
・息が浅くなる
・眠りが浅い
といった状態が起こります。
●“目の奥の痛み”は脳が疲れているサイン
目の奥が重い・痛い・締め付けられるような感じは、
脳の視覚処理をする部分が過負荷になっているサインです。
特に以下のような環境は危険信号です。
・寝る直前のスマホ
・暗い部屋で画面を見る
・長時間の細かな作業
・猫背姿勢
これらは視神経の負担と同時に、
首〜肩〜頭の筋肉も硬直させ、さらに自律神経が乱れやすくなります。
■東洋医学で見る「目の奥の疲れと不安感」
東洋医学では“目の疲れ”は単なる局所問題ではなく、
肝（かん）・腎（じん）・心（しん） の不調として捉えます。
●①【肝】…精神の安定・自律神経の調整
肝は情緒やストレス処理を担当する臓腑。
肝が疲れると、
・イライラ
・不安感
・眠れない
・気が張りすぎる
などが出やすくなります。
目と肝は「表裏の関係」にあるため、
目が疲れる → 肝が疲れる → 自律神経が乱れる
というルートで不安が強くなります。
●②【腎】…目の老化・疲労と深く関係
腎は生命力（エネルギーの土台）を司ります。
腎が弱ると、
・目の奥がズーンと重い
・光がまぶしい
・集中力が続かない
などが出やすくなります。
●③【心】…精神と深く関わり不安感を左右
心は精神安定を担当する臓腑。
心が弱ると、
・些細なことで不安がわく
・ドキドキする
・胸がざわざわする
などが起こりやすいです。
■目の奥の疲れと不安感に効果的
くろちゃん鍼灸整体院の４つの施術
目の奥の疲れを改善するには、
「目だけをケアする」のではなく
体全体の緊張と自律神経のバランスを整える必要があります。
◆① 骨盤矯正
目の奥の疲れと骨盤？
と意外に思われますが、実は深く関連しています。
✔骨盤が前後に傾く
✔背骨がゆがむ
✔首のアーチが崩れる
これらが起こると視神経へつながる首の筋肉が常に緊張し、
目の疲れ・頭重感・不安感が強くなります。
骨盤矯正で体の中心ラインを整えると、
視神経周囲の負担が減り、
自律神経も副交感神経（リラックス側）が働きやすい状態になります。
◆② 猫背矯正（姿勢調整）
スマホ姿勢・デスクワーク姿勢で猫背になると、
首のカーブが失われ「ストレートネック」になりやすく、
目の奥の痛みにつながります。
猫背矯正では
・肩の巻き込み
・首の前突
・頭部の前傾
を整え、視神経に負担のかからない姿勢を作ります。
姿勢が整うと呼吸が深くなり、不安感も自然と軽減していきます。
◆③ 鍼灸施術（目の疲れ・精神安定に特効）
鍼灸では、
・太陽（たいよう）
・晴明（せいめい）
・百会（ひゃくえ）
・天柱（てんちゅう）
・風池（ふうち）
など、目と自律神経に関連するツボを丁寧に使います。
鍼灸の効果
◎視神経まわりの血流改善
◎脳疲労の軽減
◎副交感神経を高めて不安感の緩和
◎目の奥の痛み・頭重感の改善
とくに不安感が強い方には、
胸の緊張をゆるめるツボ・呼吸が深くなるツボも組み合わせます。
◆④ 頭部施術（ドライヘッドスパ系の調整）
頭部施術では、
・目の筋肉
・頭皮
・側頭部
・後頭部
の緊張を一つずつ緩め、
視神経・脳神経系のリラックス状態をつくります。
特に、
「目の奥のズーンとした重さ」
には頭部調整が非常に効果的です。
施術後は
「頭がスッキリして気持ちが落ち着いた」
という声が多く、自律神経のリセットに最適です。
■通院の目安
症状が強い方、長期間の疲労が蓄積している方は以下が目安です。
●急性期（症状が強い時期）
→ 週２回
●リハビリ期（改善してきた時期）
→ 週１回
●メンテナンス期（安定維持）
→ 月２〜３回
自律神経の不調は“溜まり疲れ”が大敵です。
軽いうちのケア、継続的なメンテナンスが再発防止につながります。
■予約について
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