くろちゃん鍼灸整体院(小田原市・南足柄市・開成町・秦野市・中井町・大井松田町)
はじめに
「最近、目の焦点が合わない時がある…」「ぼーっとして、近くを見た後に遠くを見るとピントが遅れてついてくる…」
そんなお悩みを抱えて来院される方が、冬から春先にかけて一気に増えていきます。
実際に問診でお話を伺うと、
- スマホを見たあと遠くを見ると一瞬ぼやける
- 車の運転中、信号の文字がすぐ読めない
- 書類作業のあと視界がゆらっとする
- 夕方になるほどピントが合いづらい
といった “焦点がズレる・合いにくい” という不安を感じている方がとても多いです。
もちろん目そのものの疾患が原因の場合もありますが、
実は自律神経の疲労によって“ピント調整機能(毛様体筋の働き)”が落ちているケースが非常に多い のです。
この記事では、あなたが今感じている「焦点がズレる感覚」の正体を、
自律神経の視点 と 東洋医学の視点 からわかりやすく解説し、
さらに 骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術がどのように改善に役立つのか を丁寧にお伝えしていきます。
読み終わる頃には、
「これって自律神経だったんだ…」「改善できるんだ…」と安心していただける内容になっていますので、ぜひゆっくりお読みください。
■ 目の焦点がすぐズレるのは、どうして?
1|自律神経のピント調整機能が低下している
目のピントは、毛様体筋(もうようたいきん)という細かい筋肉が縮んだり緩んだりすることで調整されています。
そしてこの毛様体筋の動きをコントロールしているのが 自律神経(主に副交感神経) です。
しかし現代の生活では、
- スマホの長時間使用
- 仕事のストレス
- 寒暖差
- 低気圧
- 睡眠不足
- 自律神経疲労
これらが重なることで 副交感神経の働きが弱まり、筋肉の調整が追いつかなくなる のです。
その結果、
近くから遠く、遠くから近くに視線を移した時に “ピントが遅れる”“焦点が合わない” という症状が出ます。
2|交感神経が緊張すると、ピント調整筋が固まる
もう一つの大きな原因が、
ストレスや寒さによる交感神経の過緊張 です。
交感神経が優位な状態では、
全身の筋肉がギュッと固まりやすく、毛様体筋も硬くなります。
すると、
「動かしづらい」「ゆるめない」「焦点を合わせる能力が落ちる」
という状態に入り、ピントがずれたまま戻ってこなくなります。
特に冬場や季節の変わり目はこの傾向が強く、
実際に当院でも焦点トラブルを訴える患者さんが急増します。
■ 東洋医学では「肝」と「気血」の弱りがピント不良を起こす
東洋医学では、目の働きは “肝(かん)” が担当しているとされます。
肝は「血を巡らせ、目に栄養を送る臓腑」とされ、精神ストレスも肝に大きく影響すると考えます。
さらに、
- 気血の不足
- 血流の滞り
- 肝気の上逆(イライラ・緊張)
- 目周囲の冷え
これらが重なると ピント調節に必要な筋肉の柔軟性が落ち、焦点がブレやすくなる のです。
特に多いパターンは次の3つ。
● 肝血不足タイプ
・夕方に焦点が合いにくい
・乾燥しやすい
・疲れ目が強い
・睡眠が浅い
→ 血が不足し、筋肉に栄養が行き渡らない状態。
● 肝気鬱結タイプ(ストレスタイプ)
・イライラ
・緊張しやすい
・呼吸が浅い
→ 気が詰まり、目の筋肉も硬くなる。
● 気血両虚タイプ(疲れ切ったタイプ)
・頭がぼーっとする
・ピントがぼやける
・集中できない
→ 自律神経の疲労がピークで、目の働きが追いつかない。
どのタイプも 共通して“調整力の低下”が起きている 点が重要です。
■ 骨盤矯正が目の焦点に関係する理由
「え?骨盤って目と関係あるの?」
と驚かれる方が多いですが、実は深い関係があります。
骨盤が歪むと姿勢が崩れ、
▶ 首が前に出る
▶ 背中が丸まる
▶ 頭部の血流が低下する
こうした姿勢の崩れは 自律神経を通す背骨まわりの圧迫につながり、脳への血流も落ちてしまいます。
脳への血流が減るということは、
「毛様体筋を動かせと言う司令が正しく届かない」
ということ。
つまり、骨盤矯正によって姿勢ラインを整えることで、
脳・目への血流が正常化し、ピント調整がスムーズに戻りやすくなる のです。
■ 猫背矯正がピント調整力を劇的に上げる
猫背になると、
- 首の前側の筋肉が緊張
- 目の奥につながる神経系が圧迫
- 肩や後頭部が固まりやすい
これらにより フォーカス機能が落ちる“典型的な姿勢” になります。
猫背矯正で胸郭を開くと、
▶ 呼吸が深くなる(副交感神経が回復)
▶ 頭部の位置が整う
▶ 目・脳の血流が増える
結果として、
焦点のズレが起こりにくい身体環境が作られます。
スマホ・デスク作業の多い現代人ほど猫背矯正は必須と言っていいほど効果的です。
■ 鍼灸施術:ピントを合わせる筋肉を“ゆるめて動かす”
鍼灸では、
目のまわりの緊張、首肩の血流不良、自律神経の乱れを直接整えることができます。
● アプローチするポイント
- 眼窩(がんか)まわり
- 後頭下筋群
- 首の前側(胸鎖乳突筋)
- 肩甲骨まわり
- 自律神経ポイント(兪穴・募穴)
鍼をすることで、
▶ 毛様体筋の緊張がゆるむ
▶ 首肩の血流が上がる
▶ 脳への血流が安定する
▶ 副交感神経が働きやすくなる
その結果、
ピント調整が正常なスピードに戻っていきます。
慢性的な焦点ずれは、鍼灸を入れると改善スピードが一気に早まるケースが非常に多いです。
■ 頭部施術(ヘッドケア):脳疲労が取れるとピントが戻る
頭部施術では、
- 頭皮の緊張
- 目の奥の硬さ
- 前頭部・側頭部の張り
- 脳疲労
を丁寧に取り除いていきます。
脳が疲れていると、
ピント調整を行う神経の指令速度が低下するため、
焦点が遅れる・視界が揺れる・ぼやける といった症状が出やすくなります。
頭部施術は、
▶ 目の奥の圧迫が抜ける
▶ 脳のリラックスが深まる
▶ 呼吸が自然と整う
▶ 副交感神経が回復する
という変化につながり、
目のピント機能を取り戻す大きな助けとなります。
■ 通院ペースの目安
症状の重さによって回復スピードは変わりますが、当院では次のようにご提案しています。
- 急性期(焦点がズレて不安・疲れが強い時期)
→ 週2回 - リハビリ期(焦点が合ったり合わなかったりする時期)
→ 週1回 - メンテナンス期(ピント機能が安定してきた時期)
→ 月2〜3回
身体のクセや自律神経の状態は“積み重ね”で変わっていくため、
定期的なケアが最も効果を持続させます。
■ 予約方法
当院では LINE・ホームページから24時間予約受付中 です。
施術者が1人のため、ご希望の日時が埋まりやすくなっています。
なるべく早めのご連絡をおすすめしております。
*効果には個人差があります
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