着こなしの変化で姿勢が崩れ背骨まわりが緊張する

自律神経 体の歪み 痛み

〜季節の装いと自律神経・東洋医学の深い関係〜

はじめに

朝晩の空気がひんやりとしてきて、「そろそろ秋冬の服を出そうかな」と思う季節になりましたね。
衣替えの時期は気分も新たになりますが、実は**「着こなしの変化」そのものが体調に影響する**ことをご存じでしょうか?

最近、「寒くなってきたから厚着をするようになったら、なんだか背中が重くなった」「重ね着をしたら肩が凝りやすくなった」といった声を多く聞きます。
これは単なる“季節のせい”ではなく、姿勢の変化や筋肉の緊張、ひいては自律神経の乱れが関係している可能性が高いのです。

本記事では、季節の装いと姿勢・背骨まわりの緊張の関係を、自律神経と東洋医学の両面からわかりやすく解説し、当院で行っている施術とのつながりまで詳しくお話ししていきます。


1. なぜ「着こなしの変化」で姿勢が崩れるのか?

1-1. 厚着や重ね着が姿勢に与える影響

季節が変わると、服装も自然と変化します。特に秋冬は厚手のニットやコート、重ね着などで**「衣服の重さ」「動きの制限」「筋肉の使い方の変化」**が起こります。

  • 厚手の上着 → 肩がすくみやすくなる
  • 重ね着 → 背中を反らせにくくなり、猫背姿勢になりやすい
  • マフラーやタートルネック → 首まわりが前方に引っ張られやすい
  • ブーツや厚底 → 骨盤の傾きが変わり、背骨への負担が増える

こうした微妙な変化が背骨まわりの筋肉に余計な緊張を生み出し、肩こり・背中の張り・腰の違和感へとつながっていきます。

1-2. 筋肉のバランスが崩れ、自律神経にも影響

姿勢の乱れが長く続くと、背骨に沿って走る**自律神経の中枢(交感神経幹・副交感神経核)**への影響も出始めます。
背骨の両脇には交感神経が並んでいるため、筋肉の緊張が強まると神経の働きが興奮しやすくなり、次のような状態が起こります:

  • 呼吸が浅くなる
  • 背中が常に重く、だるい
  • 眠りが浅くなる
  • 冷え・便秘・食欲不振などの自律神経症状が出る

つまり、「服装の変化 → 姿勢の乱れ → 筋肉の緊張 → 自律神経の乱れ」という見えない連鎖が、知らず知らずのうちに体を疲れさせてしまうのです。


2. 自律神経から見た「背骨まわりの緊張」

2-1. 背骨は自律神経の“幹線道路”

自律神経は、脳から脊髄を通って全身に広がっています。
特に背骨まわりは、自律神経が出入りする「幹線道路」のような場所。ここが硬くなると、信号の伝達がスムーズにいかなくなります。

交感神経が優位になりすぎると:

  • 肩・背中の筋肉が過緊張しやすくなる
  • 呼吸や血流が浅く・遅くなる
  • 胃腸や内臓の働きが低下する

副交感神経が働きにくくなると:

  • 睡眠や休息の質が落ちる
  • 回復力・免疫力が低下する
  • 自然治癒力が下がる

特に背中〜腰の筋肉が硬い状態は、自律神経の働きを“ブレーキ”してしまうため、早めのケアが大切です。


3. 東洋医学で見る「背骨まわりの緊張」

3-1. 着こなしと「経絡の滞り」

東洋医学では、体内の「気・血・水」が経絡(けいらく)という通路を流れています。
背骨まわりには「督脈(とくみゃく)」と呼ばれる経絡が走り、全身の陽気(活動エネルギー)を司ります。

厚着などで姿勢が崩れると、この督脈の流れが滞りやすくなり、次のような不調が現れやすくなります:

  • 背中が張って重い
  • 首〜腰まで一枚の板のように硬い
  • 内臓の働きが低下し、消化不良が起こる
  • 気持ちが沈みやすくなる

また、「膀胱経」や「腎経」なども背中を走っており、冷えや疲労が重なると、腎の気が弱まり全身のエネルギーが不足しがちになります。


4. 当院の施術でできること

着こなしの変化による姿勢の乱れ・背骨まわりの緊張は、「姿勢の構造」「神経の働き」「経絡の流れ」すべてに関係します。
くろちゃん鍼灸整体院では、この3方向から総合的にアプローチしていきます。


4-1. 骨盤矯正 ― 体の土台を整え、背骨への負担を軽減

厚着によって姿勢が崩れたとき、まずズレやすくなるのが「骨盤」です。
骨盤の傾きが変わると背骨は補正しようとして湾曲し、背中の筋肉が常に張りつめた状態になります。

骨盤矯正では、歪んだ骨盤の傾きを丁寧に調整し、背骨への力のかかり方を均等に整えます。これにより:

  • 背骨の動きが自然になり、筋肉の緊張が解けやすくなる
  • 自律神経の出入り口が解放され、神経伝達がスムーズになる
  • 呼吸が深くなり、内臓機能も改善しやすくなる

4-2. 猫背矯正 ― 背骨のカーブを整え、自律神経の通り道を広げる

厚手の服やマフラーで前かがみ姿勢がクセになると、背骨が丸まり「猫背」になります。
猫背は背骨まわりの神経圧迫を強め、呼吸・循環・代謝まで悪影響を及ぼします。

猫背矯正では、肩甲骨や胸椎の可動域を広げ、自然なS字カーブを取り戻します。
すると:

  • 神経の通り道が広がり、自律神経の切り替えがスムーズになる
  • 背中の筋肉がリラックスし、血流・リンパの流れも改善
  • 呼吸が深くなり、ストレス耐性が上がる

4-3. 鍼灸施術 ― 経絡の滞りを流し、自律神経を整える

背骨まわりの硬さが続いている方は、筋肉だけでなく「経絡の流れ」も滞っています。
鍼灸施術では、督脈・膀胱経・腎経など背中を通る重要な経絡を刺激し、気血の巡りを改善します。

  • 自律神経のバランスが整い、交感・副交感の切り替えがスムーズに
  • 背骨まわりの深層筋がゆるみ、自然な姿勢が取りやすくなる
  • 免疫・代謝・内臓機能が向上し、疲れにくい体へ

4-4. 頭部施術 ― 自律神経中枢へのアプローチ

背骨まわりの緊張が長引くと、最終的には「脳の疲労」にもつながります。
当院の頭部施術では、頭蓋骨や後頭下筋群を優しくゆるめ、自律神経の司令塔である脳幹や視床下部への血流を改善します。

  • 神経伝達がスムーズになり、自律神経のリズムが安定
  • 睡眠の質・集中力・情緒の安定など、脳の機能も高まる
  • 背骨まわりの筋緊張が自然と抜けていく

5. 通院の目安とご予約について

症状の状態に応じて、以下の通院ペースをおすすめしています:

  • 急性期(背中の張りや痛みが強い時):週2回
  • リハビリ期(姿勢や自律神経の回復期):週1回
  • メンテナンス期(再発予防・体調維持):月2〜3回

当院は施術者が一人のため、ご予約枠が限られております。
LINE・ホームページから24時間ご予約受付中ですので、お早めにご連絡ください。


まとめ

季節が移り変わるこの時期、服装の変化は気分を上げてくれる一方で、知らず知らずのうちに姿勢や背骨まわりの緊張を生み出す原因にもなります。
背骨が硬くなると、自律神経の働きが乱れ、肩こり・背中の重さ・内臓の不調などへとつながっていきます。

「着こなしが変わってから背中が重い」「姿勢が崩れやすくなった」と感じる方は、早めのケアが大切です。
くろちゃん鍼灸整体院では、骨格・筋肉・神経・経絡のすべてにアプローチし、季節の変化に負けないしなやかな体づくりをサポートいたします。

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