〜夏の交感神経優位が続き、休めず疲れが抜けない〜
はじめに
秋になると「なんとなくだるい」「疲れが取れない」「朝起きるのがつらい」と感じる方が増えます。
猛暑の夏を乗り切ったあと、本来なら身体を休めるべき秋に入っても、まだ **交感神経**が優位なままで、自律神経のバランスが崩れていることが多いのです。
その結果、**副交感神経の働きが弱まり、回復力が落ちて「疲れが抜けない」「倦怠感が続く」といった症状が現れます。
この記事では、秋のだるさと自律神経の関係を、西洋医学・東洋医学の両面から詳しく解説し、くろちゃん鍼灸整体院**で行っている「骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術」がどのように役立つのかをお伝えします。
自律神経とは? 交感神経と副交感神経の役割
私たちの体は 自律神経 という神経ネットワークによって、無意識にさまざまな機能が調整されています。
自律神経には大きく分けて次の2つがあります。
- 交感神経:活動・緊張・ストレス時に働き、心拍数や血圧を上げる
- 副交感神経:休息・回復・リラックス時に働き、心拍数や血圧を下げる
本来は昼に交感神経、夜に副交感神経が優位になることでバランスが取れていますが、猛暑が続いた夏は、体温調節や活動の維持のために交感神経が過剰に働き続けてしまいます。
秋にだるさが出やすい理由(西洋医学的な視点)
① 長期間の交感神経優位
夏の間に交感神経が働きっぱなしになると、副交感神経に切り替わりにくくなります。
その結果、寝ても疲れが取れない・夜中に目が覚めるなどの睡眠トラブルが増え、慢性的な疲労感につながります。
② 日照時間の減少とセロトニン不足
秋になると日照時間が短くなり、**セロトニン**という「幸せホルモン」の分泌が減ります。
セロトニン不足は副交感神経の働きを弱め、気分の落ち込み・無気力感を引き起こします。
③ 気温差による自律神経の疲弊
朝晩と日中の寒暖差が大きくなり、体温調節機能を担う自律神経に負担がかかります。
その結果、交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかず、疲れやだるさが長引いてしまいます。
東洋医学からみた秋のだるさ
東洋医学では、秋は「燥(乾燥)」の季節とされ、**肺や大腸の働きが弱りやすいとされています。
肺が弱ると気(エネルギー)**が巡らず、全身のだるさや倦怠感が起こりやすくなります。
また、夏に消耗した**腎精(エネルギーの貯蔵庫)**がまだ回復していないまま秋に入り、体力不足・疲れやすさ・気力低下などを訴える方も多いです。
さらに、湿気と冷えが重なると**脾**(消化吸収)も弱りやすく、エネルギー不足によるだるさ・重だるさ・食欲不振にもつながります。
骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術の効果
骨盤矯正
- 自律神経が集中する**仙骨**周囲を整えることで、交感神経と副交感神経のバランスを回復
- 血流・リンパの循環を促進し、全身の疲労回復力を高める
猫背矯正
- 胸郭を広げ、肺の換気能力を高めることで酸素供給を改善
- 呼吸が深まり、副交感神経優位に切り替えやすくなる
鍼灸施術
- 自律神経の調整に効果がある**経穴**を刺激し、副交感神経を活性化
- 気血の巡りを整え、五臓六腑の機能を高めて疲労回復を促進
頭部施術
- 脳や視床下部周辺の血流を促進し、自律神経中枢にアプローチ
- 深いリラックス状態を誘導し、副交感神経優位に導く
通院の目安
- 急性期:週2回(だるさ・疲労が強い時期)
- リハビリ期:週1回(疲労が回復傾向にある時期)
- メンテナンス期:月2〜3回(季節の変わり目の予防・再発防止)
ご予約について
くろちゃん鍼灸整体院では、
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施術者が1人のため、予約が取りづらくなっておりますのでお早めにご連絡ください。
📍対応エリア:小田原市・南足柄市・開成町・湯河原町・箱根町・熱海市・中井町・松田町・大井町・秦野市
まとめ
秋のだるさは「夏の交感神経優位の持ち越し」によって、副交感神経が十分に働けないことが大きな原因です。
この状態を放置すると、自律神経の乱れが慢性化し、心身ともに不調を抱えやすくなります。
**くろちゃん鍼灸整体院**では、骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術を組み合わせて、副交感神経の働きを高め、自律神経バランスを整える施術を行っています。
ぜひ一度ご相談ください。
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