はじめに
秋が深まるにつれて、「最近やけに喉が渇く」「飲んでもすぐに乾いてしまう」という声をよく耳にします。夏の暑さが過ぎて涼しくなったと思えば、空気は一気に乾燥へ。エアコン暖房の使用も加わり、体内の水分バランスが乱れやすい季節です。
「喉の渇き=ただの乾燥」と思われがちですが、実はその裏には自律神経の乱れが隠れていることもあります。今回は、秋の乾燥による喉の渇きと体液バランス、自律神経や東洋医学的な視点、さらに当院で行っている施術(骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術)の効果について詳しくお話ししていきます。
秋と喉の渇きの関係
秋は空気中の湿度が急に下がるため、体の表面や呼吸器から水分が失われやすくなります。喉や鼻の粘膜が乾燥すると、ちょっとした刺激でもイガイガしたり、咳が出やすくなったりします。
さらに東洋医学では、秋は「肺」と深く関係する季節とされています。肺は皮膚や粘膜を潤す働きを持ち、体液(水分代謝)をコントロールしています。乾燥の影響を受けやすく、「燥邪(そうじゃ)」によって喉の渇きや空咳、皮膚の乾燥などの症状が現れます。
自律神経と体液バランス
喉の渇きや体液のコントロールには、自律神経も大きく関わっています。
- 交感神経が優位になると → 体液の分泌が抑えられ、唾液量が減少。口や喉が乾燥。
- 副交感神経が優位になると → 唾液や粘液の分泌が促進され、潤いが保たれる。
秋の寒暖差や日照時間の変化、生活リズムの乱れは、この切り替えをスムーズにできなくさせます。結果、体液の調整が乱れ、喉の渇きや粘膜の乾燥感が強くなるのです。
東洋医学から見た喉の渇き
東洋医学的には、以下のような病証が関係します。
- 肺陰虚(はいんきょ)
潤いを生む力が不足し、喉や皮膚の乾燥が続く。
→ 空咳、声が枯れる、乾燥肌 - 胃熱(いねつ)
暴飲暴食や辛い物で胃に熱がこもり、喉の渇きが強くなる。
→ 口が苦い、口内炎、便秘 - 腎陰虚(じんいんきょ)
長引く疲労や加齢で体液を貯める力が弱まり、慢性的な喉の渇きに。
→ 夜間の口渇、足腰のだるさ
このように「乾き」と一言でいっても、東洋医学では原因がさまざまです。
施術によるアプローチ
当院では、「乾燥で喉が渇く」という症状に対しても、自律神経と体液バランスを整える施術を行っています。
骨盤矯正
骨盤の歪みは血流やリンパの循環を阻害します。体液の循環が滞ると粘膜の潤いが保ちにくくなり、乾燥感が強くなります。骨盤を整えることで、全身の血流・体液循環をスムーズにし、潤いの保持に役立ちます。
猫背矯正
猫背の姿勢は胸郭を圧迫し、呼吸が浅くなります。呼吸が浅いと肺の機能が弱り、東洋医学的に「肺の潤い不足=燥邪の影響」が出やすくなります。背骨や肩周りを矯正することで、深い呼吸を取り戻し、喉の乾燥感を和らげます。
鍼灸施術
- 肺経・腎経の経穴に鍼灸を行い、潤いを養う。
- 自律神経を整えるツボ(合谷、内関、足三里など)で交感・副交感のバランスを調整。
これにより、粘膜の乾燥や喉の渇きを根本から改善していきます。
頭部施術
頭や顔周りの筋緊張を緩めることで、副交感神経が優位になり唾液分泌が促されます。施術後に「喉がスッキリして潤ってきた」と実感される方も多いです。
通院の目安
- 急性期:週2回
- リハビリ期:週1回
- メンテナンス期:月2〜3回
定期的な施術により、自律神経と体液バランスの安定が期待できます。
ご予約について
当院はLINE・ホームページから24時間予約可能です。
ただし、施術者は1人のため予約枠が限られています。特に季節の変わり目は混み合いますので、お早めのご連絡をお願いいたします。
まとめ
秋の乾燥による喉の渇きは、ただの乾燥ではなく、自律神経や東洋医学的な体質の乱れが関わっています。骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術を組み合わせることで、体の内外から潤いを取り戻し、快適な秋を過ごせるようサポートしていきます。
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