はじめに
秋の夜、ふと胸がぎゅっと締めつけられるような圧迫感を感じたことはありませんか?
息苦しさや動悸、不安感を伴うと「心臓が悪いのでは…」と心配になりますよね。
でも、病院で検査しても「異常なし」と言われる方が少なくありません。
そのような場合、自律神経の乱れによる一時的な不整脈反応が関係していることがあります。
特に秋は、気温の寒暖差や日照時間の短さ、季節の移り変わりによるストレスなどで、交感神経と副交感神経のバランスが大きく揺れやすい時期。
その結果、「胸の圧迫感」「息苦しさ」「夜にドキドキする」といった症状が出やすくなります。
この記事では、
- 自律神経の働きと不整脈の関係
 - 東洋医学から見た胸の圧迫感の原因
 - くろちゃん鍼灸整体院での施術内容(骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸・頭部施術)
を詳しくお話ししていきます。 
自律神経性不整脈とは?
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」からなり、心臓の鼓動を含めた全身の機能を自動でコントロールしています。
- 交感神経:活動モード。心拍数を上げ、血圧を上げる。
 - 副交感神経:休息モード。心拍数を下げ、体をリラックスさせる。
 
このバランスが崩れると、
・心臓がドキドキする(頻脈)
・胸が締めつけられるような違和感
・息苦しさ、軽いめまい、手足の冷え
などの自律神経性不整脈反応が起こります。
心臓自体に器質的な異常がなくても、神経性の信号が乱れることで不整脈のような症状が出るのです。
なぜ秋の夜に胸の圧迫感が出やすいのか
秋の夜は、日中との寒暖差や気圧の変化が激しく、体の調整機能が追いつかなくなりやすい時期。
また、夏の疲れを引きずったまま気温が下がることで、体が冷え、副交感神経が過剰に働きやすくなります。
1. 日中と夜の寒暖差
昼間はまだ暖かいのに夜は急に冷える。
この寒暖差によって、血管が急に収縮・拡張を繰り返し、自律神経が乱れます。
2. 低気圧の影響
秋は台風や秋雨前線の影響で気圧が下がりやすく、心臓や血管の働きに影響を与えます。
3. ストレス・不安・疲労の蓄積
季節の変わり目は仕事や生活リズムが変わる時期でもあり、心身の疲労が重なりやすい。
その結果、交感神経と副交感神経の切り替えがスムーズにできず、夜に胸の圧迫感を感じることが多くなります。
東洋医学で見る「胸の圧迫感」とは
東洋医学では、胸の圧迫感は「気の滞り(気滞)」や「心陰虚」「痰湿」などが関係していると考えます。
① 肝気鬱結(かんきうっけつ)
ストレスや感情の抑圧により「肝の気」が滞り、胸や脇に張り感が出る状態。
→ 胸が苦しい・ため息が多い・喉が詰まるような感覚。
② 心陰虚(しんいんきょ)
過労や睡眠不足により心を潤す「陰」が不足し、心火(しんか)が上昇する。
→ 動悸・不眠・不安感・胸の圧迫感。
③ 痰湿阻滞(たんしつそたい)
体内の水分代謝が悪くなり、湿気が内にこもって気の流れを妨げる。
→ 胸が重苦しい・頭が重い・体がだるい・胃もたれ。
秋は「肺」と「心」が影響を受けやすい季節。
乾燥と冷えが重なり、呼吸器と循環器のバランスを崩すことで、胸の不快感が生まれやすいのです。
くろちゃん鍼灸整体院での施術内容
① 骨盤矯正
骨盤は体の「軸」です。
骨盤の歪みは、背骨のねじれを引き起こし、自律神経の通り道である脊髄のバランスを乱します。
特に胸椎の歪みは、心臓神経への影響が大きく、胸の圧迫感や息苦しさを助長します。
くろちゃん鍼灸整体院では、やさしい矯正で骨盤と背骨のバランスを整え、
**「神経伝達・血流・呼吸の3つの通り道」**をスムーズにします。
② 猫背矯正
猫背は胸郭が圧迫され、心臓や肺が広がりにくくなる姿勢。
呼吸が浅くなり、副交感神経が過剰に刺激されるため、夜間に胸の不快感が出やすくなります。
施術では肩甲骨の動きを広げ、胸を開くことで深い呼吸を取り戻します。
同時に「姿勢改善 → 呼吸改善 → 自律神経安定」へと導きます。
③ 鍼灸施術
鍼灸では、「心包経」「厥陰経」「肝経」「脾経」などを中心に調整します。
特におすすめのツボ:
- 内関(ないかん):胸の圧迫感、不整脈、不安感を和らげる。
 - 膻中(だんちゅう):胸の中央。心肺機能を調整し、気の滞りを解消。
 - 太衝(たいしょう):肝の気の巡りを改善し、ストレス性の胸の重さに効果。
 
体全体の「気・血・水」の巡りを整え、胸の中の重だるさや息苦しさを和らげます。
④ 頭部施術(自律神経リセット)
頭皮・後頭部には自律神経中枢(視床下部・延髄)と関わるポイントが多く存在します。
やさしく頭部を調整することで、副交感神経を穏やかに刺激し、心拍の安定を促します。
施術後は「呼吸が楽になった」「胸が軽くなった」「夜ぐっすり眠れた」という方が多くいらっしゃいます。
日常生活でのセルフケア
- 夜のスマホは控えめに
ブルーライトが交感神経を刺激して寝つきを悪くします。 - 胸を開くストレッチを習慣に
両手を後ろで組んで、ゆっくり胸を開く深呼吸を3回。 - 秋の冷え対策を忘れずに
胸・首・背中を冷やさないように軽いストールを。 - 夜の温かい白湯やハーブティー
体を内側から温め、副交感神経を穏やかに整えます。 
通院の目安
- 急性期:週2回(自律神経反応や不整脈の症状が強い時期)
 - リハビリ期:週1回(呼吸や姿勢が安定してきた段階)
 - メンテナンス期:月2〜3回(季節の変わり目やストレス期の予防ケア)
 
「症状が出る前に整える」ことで、秋から冬にかけての体調変化にも強くなります。
ご予約・ご案内
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心の不安も体の不調も、両方が軽くなるような施術を心がけています。
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