〜猫背による胸郭圧迫が自律神経に影響し、呼吸が浅くなる〜
はじめに
秋になると、朝晩が急に冷え込むのに日中はまだ暑さが残り、寒暖差が大きくなりますよね。
そんな時期に「なんだか息苦しい…」「深く息が吸えない…」と感じる方が増えています。
実はこの息苦しさ、気温や季節の変化だけが原因ではなく、**姿勢(特に猫背)と自律神経**の乱れも深く関係しているんです。
今回は、秋に増える息苦しさと姿勢の関係について、東洋医学の視点も交えながら分かりやすくお話しますね。
秋に息苦しさを感じやすい理由
寒暖差ストレスと自律神経
秋は一日の気温差が大きく、自律神経は体温を一定に保つためにフル稼働します。
特に**交感神経**が優位になりやすく、呼吸は浅く速くなります。
これが続くと、呼吸筋の緊張や血管収縮で胸が締めつけられるように感じ、息苦しさにつながります。
猫背による胸郭圧迫
姿勢が丸まりやすい秋・冬の季節は、猫背によって胸が圧迫されやすくなります。
胸郭(肋骨や胸骨で囲まれた部分)がつぶれると肺が十分に膨らめず、呼吸が浅くなり、酸素不足を感じやすくなるのです。
東洋医学から見た秋と呼吸の関係
東洋医学では、秋は**肺の季節とされています。
肺は気(エネルギー)を全身に巡らせ、衛気**(防御力)を高める役割があります。
- 肺が弱る → 皮膚や粘膜が乾燥する
- 気が巡らない → 呼吸が浅くなる、倦怠感、無気力
- 肺と大腸は表裏 → 便秘や下痢などの腸トラブルも出やすい
また、肺は**自律神経**のバランスにも密接で、肺が弱ると気分が落ち込み、溜め息や息苦しさが出やすくなります。
息苦しさと猫背が自律神経に与える悪循環
- 姿勢が丸まる
- 胸郭が圧迫され肺が膨らまない
- 酸素不足で脳が緊張モード(交感神経優位)になる
- 呼吸筋がさらに緊張 → 呼吸が浅くなる
- 息苦しさが続き、不安・緊張・動悸が増す
…という悪循環が起きてしまいます。
当院で行う4つのアプローチ
① 骨盤矯正 〜姿勢の土台を整える〜
骨盤は体の土台です。傾いた骨盤は背骨を歪め、猫背を強めてしまいます。
骨盤矯正で骨格バランスを整えると、自然と胸が開きやすくなり、呼吸が深くなります。
② 猫背矯正 〜胸を開き呼吸空間を広げる〜
胸椎(背中上部)が硬くなると胸郭が広がらず、肺が膨らめません。
猫背矯正では背中や肩の緊張を和らげて胸を開き、息が自然に入る姿勢を取り戻します。
③ 鍼灸施術 〜自律神経と呼吸筋にアプローチ〜
呼吸筋(横隔膜・肋間筋)や首・肩周囲の緊張を緩めるツボを使い、
副交感神経を高めて呼吸を深くします。
さらに肺経・任脈・督脈などを整え、全身の気血の巡りを改善します。
④ 頭部施術 〜脳の緊張をほどき呼吸を楽に〜
脳の緊張は交感神経を高ぶらせ、呼吸を浅くさせます。
頭部へのソフトな施術でリラックス反応を引き出し、副交感神経を優位にします。
通院の目安
- 急性期(息苦しさが強い時):週2回
- リハビリ期(改善してきたら):週1回
- メンテナンス期(再発予防):月2〜3回
呼吸が楽になると、心も軽くなっていきますよ。
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