はじめに
朝起きてもまだ眠くてベッドから出られない…。日中もウトウトしてしまい、気がつけば何時間も昼寝をしていた——そんな「過眠」が、秋になると増えてくる方が多いんです。
実はこれ、自律神経のうち副交感神経が過剰に働いてしまっているサインでもあります。
今回は、秋に過眠が増える理由を、自律神経と東洋医学の両面からわかりやすく解説し、
さらに当院で行っている骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術がどのように役立つかもご紹介します。
🍂なぜ秋に「過眠」になりやすいのか
① 副交感神経が過剰に働いてしまう
夏の間にずっと**交感神経が優位**になっていた体は、秋になると一気にバランスを崩しがちです。
交感神経優位の反動で副交感神経が強く働き、体を休ませようとする働きが過剰になると、いくら寝ても眠気が取れない「過眠」が起こります。
② 日照時間の減少
秋は日照時間が短くなり、セロトニン分泌が減少します。セロトニンは**メラトニンの原料**でもあり、体内時計のリズムを整える役割があります。
セロトニンが不足すると昼夜のリズムが乱れ、昼間にも眠気が出やすくなります。
③ 体の修復・回復要求
夏の暑さや冷房疲れ、寝不足、食欲不振などで体はダメージを蓄積しています。
副交感神経が優位になることで体は「今こそ修復のチャンス」と判断し、強い眠気を引き起こしてでも休息を取らせようとします。
🌿東洋医学から見る秋の過眠
東洋医学では、秋は**陰陽のうち「陰」が増していく季節**とされます。
陽のエネルギー(活動・興奮)が弱まり、陰のエネルギー(休息・静寂)が強まることで、自然と眠気が増すのです。
特に秋は**肺と大腸**の季節とも言われ、呼吸や水分代謝に関連する臓腑が弱りやすい時期。
肺気が不足すると体表の防御力(衛気)が落ち、だるさや疲れやすさ、眠気が目立つようになります。
また、夏の疲れが**脾に残っていると、栄養をエネルギー(気)に変換できず、「気虚」→「倦怠感」「過眠」**といった症状につながります。
🧘♀️当院でできる施術アプローチ
骨盤矯正
骨盤が歪むと自律神経中枢に近い仙骨周囲の血流が滞りやすくなります。
骨盤矯正で仙骨周囲の循環を整えることで、副交感神経の過剰反応を落ち着かせ、交感神経とのバランスを取り戻します。
猫背矯正
猫背姿勢は胸郭を圧迫し、浅い呼吸→酸素不足→脳疲労→眠気という悪循環を招きます。
猫背矯正で胸を開き、呼吸を深くすることで脳への酸素供給が改善され、日中の覚醒度を高めます。
鍼灸施術
鍼灸では**経絡を整え、気血の巡りを改善**することで、
副交感神経が過剰に優位になっている状態をリセットします。
特に効果的な経穴には以下があります:
- 百会(頭頂)…脳の興奮と鎮静を調整
- 風池(後頭部)…自律神経バランスを整える
- 足三里(膝下)…脾胃の機能を高めて気血を補う
頭部施術
頭皮や側頭筋、後頭筋の緊張を緩めることで、脳の血流を促し、覚醒リズムを整える効果があります。
副交感神経優位の状態を適度に引き下げ、日中の集中力や活動性を高めるサポートになります。
📅通院ペースとご予約について
- 急性期:週2回(強い眠気・倦怠感がある時期)
- リハビリ期:週1回(生活リズムが整いはじめる時期)
- メンテナンス期:月2〜3回(季節の変わり目や疲れが溜まりやすい時期)
当院では**LINE・ホームページから24時間予約受付中です。
施術者が1人のため予約が取りづらい状況となっております。ご希望の方はお早めにご連絡ください!**
📝まとめ
秋の過眠は「怠けている」のではなく、体が本気で回復を求めているサインです。
自律神経と東洋医学の両面から見ても、しっかり休むことはもちろん、バランスを整えるケアがとても大切です。
過眠が続いて生活に支障が出ている方は、**くろちゃん鍼灸整体院**でぜひ一度ご相談ください🍁
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