はじめに
「最近、頭皮が突っ張るように感じる」「帽子をかぶると違和感がある」「肩や首が硬くなると一緒に頭皮まで張ってきて、なんとなく不快…」
そんなお悩みを抱えている方、秋になると特に増えてきます。
実はこの“頭皮の張り”には 自律神経の乱れ が深く関わっています。特に、秋は朝晩の寒暖差や日照時間の変化で 交感神経が過緊張 になりやすく、体のリラックス機能がうまく働かなくなるのです。
さらに東洋医学では「秋は肺の季節」とされ、乾燥や気の滞りによって頭部の循環不良が起きやすいと考えられています。頭皮の張りは単なる筋肉の緊張だけでなく、内側のバランスの崩れが現れたサインともいえるのです。
今日は、頭皮の張りと自律神経、東洋医学の視点、そして当院の施術（骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術）がどのように改善に役立つのかを、詳しくお話していきます。
頭皮の張りと自律神経の関係
交感神経過緊張とは？
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」がシーソーのようにバランスを取っています。
- 交感神経：緊張・活動モード
- 副交感神経：休息・回復モード
秋は気温差やストレスで交感神経が優位になりやすく、「血管が収縮」→「頭皮や筋肉への血流が不足」→「突っ張った感じや硬さ」が出てきます。
特にデスクワークやスマホの長時間使用で首肩が緊張している方は、頭皮まで血流が届きにくく、余計に張りを感じやすくなります。
東洋医学からみる頭皮の張り
東洋医学では「頭は諸陽の会」と呼ばれ、全身のエネルギー（気・血・津液）が集まる場所です。
秋は「肺」が弱りやすい季節で、呼吸が浅くなったり、乾燥で気の巡りが悪くなったりすると、頭部の気血の流れにも影響します。
よくある東洋医学的背景
- 気滞（きたい）：ストレスで気の流れが滞り、頭が締め付けられるように感じる。
- 血虚（けっきょ）：血が不足して頭皮がカサカサしたり、緊張しやすくなる。
- 痰湿（たんしつ）：体に余分な水分が溜まり、頭が重く張った感覚が出る。
つまり頭皮の張りは「気血水」のどこかが滞っているサイン。放置すると、頭痛やめまい、不眠、抜け毛などへ進行することもあります。
当院で行う施術とその効果
1. 骨盤矯正
「頭皮の張りと骨盤？関係あるの？」と思われるかもしれませんが、骨盤は全身のバランスの土台です。
骨盤が歪むと背骨のラインが崩れ、頭部への血流や神経の伝達も乱れます。骨盤を整えることで全身の循環が改善し、結果的に頭皮の突っ張り感も和らぎます。
2. 猫背矯正
猫背は首や後頭部の筋肉に負担をかけ、交感神経を常に緊張させてしまいます。
矯正で胸を開き、姿勢を改善することで呼吸が深まり、副交感神経が働きやすくなり、頭皮もリラックスしやすくなります。
3. 鍼灸施術
鍼は筋肉を直接ゆるめ、血流を促進します。頭皮の張りには頭部や首肩周囲の経穴（百会、風池、天柱など）が有効です。
また、全身のバランスを整えるために手足や背中のツボを使い、交感神経の過緊張を鎮めていきます。
お灸はじんわりと温めて血流を改善し、秋特有の冷えや乾燥からくる自律神経の乱れを優しくサポートします。
4. 頭部施術
頭皮マッサージや経穴刺激によって、直接頭皮の血流を改善します。
リラックス効果も高く、副交感神経が働きやすくなり、「頭の重さがスッと抜ける」「頭皮が柔らかくなる」と多くの方が実感されています。
通院の目安
- 急性期（強い張りや頭痛がある時期）：週2回
- リハビリ期（改善してきたが再発予防が必要な時期）：週1回
- メンテナンス期（季節の変わり目や疲労が出やすい時期のケア）：月2〜3回
継続してケアすることで、自律神経が安定し、頭皮の張りだけでなく肩こり・不眠・集中力低下などの症状改善にもつながります。
ご予約について
当院は 施術者が1人のため、予約が埋まりやすい状況 です。
「早めのご予約」をおすすめしております。
- LINE公式アカウント
- ホームページからの24時間予約
どちらからもスムーズにご予約いただけますので、ご希望の方はぜひお早めにご連絡ください。
まとめ
秋の頭皮の張りは「交感神経の過緊張」と「東洋医学的な気血の滞り」の両面から起こります。
放置すると頭痛や抜け毛、不眠などに進行する可能性もありますが、骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術を組み合わせることで改善が期待できます。
「頭が突っ張って気持ち悪い」「リラックスできない」そんなお悩みを抱えている方は、ぜひ一度ご相談ください。
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