秋の風邪ウイルスへの反応で自律神経が乱れ腹が痛む

自律神経 体の歪み 痛み

はじめに

秋が深まってくると、気温の低下や朝晩の冷え込みに加えて、風邪やウイルスが流行し始める季節です。そんな中、「風邪をひいたわけでもないのに、お腹が痛い」「なんとなくお腹がキリキリする」「胃腸の動きが鈍く、下痢や便秘を繰り返す」といった不調を訴える方が増えてきます。実はこれ、風邪ウイルスへの免疫反応によって自律神経が乱れ、内臓の働きが不安定になっているサインかもしれません。

くろちゃん鍼灸整体院にも、秋になると「体調は悪くないのにお腹だけ不調」というご相談が多く寄せられます。この症状は単なる胃腸の問題ではなく、自律神経と免疫系の深いつながりが関係していることがほとんどです。この記事では、「なぜ秋の風邪ウイルス反応でお腹が痛くなるのか」「自律神経や東洋医学の観点からどう考えるのか」、そして「当院の施術でどのように改善できるのか」を、専門的な知識とともにわかりやすく解説していきます。


1. 秋のウイルス反応でお腹が痛くなるのはなぜ?

● 自律神経と免疫の連動

人の体は、外から侵入してきたウイルスや細菌に対して免疫反応を起こしますが、その免疫システムの働きは自律神経によって強くコントロールされています。自律神経には「交感神経」と「副交感神経」があり、免疫細胞の活性化や炎症反応の抑制など、両者のバランスが免疫反応の質と強さを決定します。

秋のように気温差が大きく、空気が乾燥してウイルスが増える時期には、体は「防御モード」として交感神経が優位になりやすくなります。交感神経は体を戦闘・緊張状態に導く神経で、免疫を活性化する反面、消化管の血流を減らし、腸の動きを鈍らせる作用もあります。このため、感染症の初期反応として「腹痛」や「便秘」「下痢」といった消化器症状が出やすくなるのです。

● 「風邪をひいていないのに腹が痛い」は自然な防衛反応

多くの方が「熱も出ていないし、喉も痛くないのにお腹だけ調子が悪い」と不安になりますが、これは免疫系がウイルスの侵入を察知して早めに防御反応を起こしているサインです。特に、腸には体全体の約7割の免疫細胞が集まっているため、最前線として反応が出やすいのです。


2. 自律神経と腸の深い関係

● 腸は「第二の脳」

腸は脳と密接につながっており、「第二の脳」とも呼ばれます。自律神経は腸の運動や消化液の分泌を直接コントロールしており、交感神経が優位になれば腸の動きは抑制され、副交感神経が優位になれば活発になります。この切り替えがうまくいかないと、腸内環境は乱れやすく、ガスがたまる・腹痛・下痢・便秘といった症状が現れやすくなります。

● ストレス・気温差・免疫反応が重なると乱れやすい

秋は仕事や生活のリズムが変わりやすい時期でもあります。夏の疲れが抜け切らない状態で、気温差ストレスやウイルスへの防御反応が重なると、自律神経はフル稼働状態になり、腸の働きが簡単に乱れてしまうのです。


3. 東洋医学から見る「秋のウイルス反応と腹痛」

東洋医学では、外から侵入する病邪を「外邪(がいじゃ)」と呼びます。秋に多いのは「風邪(ふうじゃ)」と「燥邪(そうじゃ)」で、これらが体に入り込むと「肺」と「大腸」の経絡を中心に影響を及ぼすとされています。

● 「風邪」が侵入すると気の巡りが滞る

風邪の邪気は「気」を停滞させる性質があります。気の巡りが滞ると「肝」「脾」「大腸」の働きが弱まり、腹部の膨満感や痛み、下痢、便秘といった症状が出やすくなります。

● 「燥邪」は腸の潤いを奪い便通を乱す

秋の乾燥が強いと「燥邪」が体内に入り、大腸の潤いを奪って便が硬くなったり、腸内環境が荒れて腹痛が起こることもあります。

● 東洋医学的な治療の方向性

東洋医学では、腹痛や腸の乱れに対して以下のような考え方でアプローチします:

  • 「風邪」を追い出し、気の巡りを整える
  • 「脾胃」を補い、消化吸収力を高める
  • 「大腸経」を通じて腸の蠕動運動を調える
  • 「肝気」の滞りを解消して内臓機能の調和を取り戻す

4. 当院の施術でのアプローチ

くろちゃん鍼灸整体院では、秋の風邪ウイルスによる自律神経・腸の乱れに対して、以下のような多角的なアプローチを行います。

● 骨盤矯正:自律神経の中枢バランスを整える

骨盤は自律神経が集まる仙骨神経叢と密接に関わっています。骨盤の歪みが整うと、腸への神経伝達がスムーズになり、消化器の働きが安定します。また、腸の位置も正しく保たれ、ガスの滞留や便通異常の改善にもつながります。

● 猫背矯正:内臓圧迫を解放して腹部機能を高める

猫背姿勢は腹部臓器を圧迫し、血流や神経の伝達を阻害します。背骨を正しい位置に整えることで、腸が本来の動きを取り戻しやすくなり、腹痛の軽減が期待できます。

● 鍼灸施術:自律神経と免疫反応を直接調整

鍼灸は、自律神経のバランスを整えると同時に、免疫細胞の活性化や炎症反応の抑制にも効果があることがわかっています。「天枢」「中脘」「大巨」などの腸を整えるツボや、「合谷」「足三里」といった免疫調整のツボを用いることで、体の内側から自然治癒力を高めます

● 頭部施術:脳腸相関を整えて内臓の働きを調律

腸と脳は「脳腸相関」でつながっており、脳の過剰な緊張が腸の働きにも影響します。頭部の緊張をゆるめる施術によって脳のストレス反応が落ち着き、腸が自律的に動き出す力が高まります。


5. 通院の目安と回復までの流れ

  • 急性期(症状が強い時期):週2回
  • リハビリ期(体が回復し始めたら):週1回
  • メンテナンス期(再発予防・体質改善):月2〜3回

※当院は施術者が1人のため、予約が取りづらくなっております。LINE・ホームページから24時間予約受付中ですので、お早めにご連絡ください。


まとめ

「ただの腹痛」と思っても、秋の季節性ウイルスや免疫反応、自律神経の乱れが複雑に絡み合っている場合が少なくありません。特に「風邪っぽくないのにお腹だけ不調」というときこそ、体が“防御モード”に入っている証拠です。
自律神経と内臓のバランスを整えることで、体は本来の回復力を取り戻し、腹部の違和感や痛みも自然と落ち着いていきます。

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こんにちは!【くろちゃん鍼灸整体院】院長の黒柳です!自律神経の乱れは体や頭骸骨が歪んでいて体への指令と体温調節が上手くいっていない方がほとんどです! 体のチェックから、メンテナンスまで当院で院長が検査から施術まで行います! お体の不調を教えてください!全力でサポート致します!
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