〜東洋医学からみる消化器のエネルギー不足と自律神経〜
はじめに
秋になると「なんだか食欲が出ない」「すぐにお腹いっぱいになってしまう」「胃がもたれて調子が悪い」と感じる方が増えてきます。夏の暑さから解放されたはずなのに、なぜ秋口に食欲不振が出やすいのでしょうか?
それは、自律神経の乱れと東洋医学でいう「脾胃の虚弱」が深く関わっているのです。
この記事では、秋に起こりやすい食欲不振と脾胃虚弱の関係を、自律神経と東洋医学の両面からわかりやすく解説し、さらに当院で行っている 骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術 がどのように改善へ導くのかを詳しくご紹介します。
秋に食欲不振が起こりやすい理由
1. 自律神経の働きと季節の変化
人間の体は、自律神経によって消化や吸収を調整しています。副交感神経が優位なときは胃腸の動きが活発になり、交感神経が優位なときは抑制されます。
秋は朝晩の寒暖差が激しく、また台風や湿度の影響で自律神経が乱れやすい季節。結果として消化器にうまくスイッチが入らず、食欲不振や胃のもたれが起こりやすくなるのです。
2. 東洋医学でいう「脾胃虚弱」
東洋医学では、胃腸は「脾胃」と表現され、食べ物をエネルギーに変える大切な役割を担っています。脾胃が弱まると「気」を作り出せず、体全体が疲れやすくなり、倦怠感・冷え・むくみなども同時に現れるのが特徴です。
3. 秋特有の「乾燥」と「湿」
秋は空気が乾燥してくる一方、夏の湿気が体に残っていることも多く、この「燥」と「湿」の影響が脾胃を弱めます。その結果、胃腸の働きが落ち、食欲がわかないという症状に繋がります。
脾胃虚弱の典型的な症状
- 食欲がない
- 胃が重たい、もたれる
- 少し食べただけで満腹になる
- 倦怠感、無気力
- 下痢や軟便が続く
- 顔色が悪い、唇の色が淡い
- 手足が冷えやすい
- 集中力の低下
これらの症状は単なる「食欲不振」ではなく、体のエネルギー生成工場である脾胃が弱っているサインです。
自律神経と脾胃虚弱のつながり
自律神経の乱れによって胃腸の血流が減少し、消化機能が落ちると脾胃が弱りやすくなります。逆に、脾胃が弱るとエネルギー不足で自律神経の調整力も落ち、悪循環に陥ります。
つまり「食欲不振と脾胃虚弱」は、自律神経の乱れと表裏一体なのです。
当院の施術アプローチ
骨盤矯正
骨盤のゆがみは内臓の働きに直結します。骨盤が開きすぎたり傾いたりすると、胃や腸が正しい位置で働けず、消化機能が低下します。当院の骨盤矯正では骨盤と腰椎を整え、消化器の血流と神経伝達を改善。これにより胃腸の動きがスムーズになります。
猫背矯正
猫背になると胸郭が圧迫され、自律神経の中枢である交感神経幹や迷走神経の働きが乱れやすくなります。また、呼吸が浅くなり酸素不足が起き、脾胃の働きも低下。猫背矯正により胸を開くことで呼吸が深くなり、自律神経が整い、消化機能の改善に繋がります。
鍼灸施術
鍼灸では「足三里」「中脘」「脾兪」など、胃腸を元気にするツボを用います。血流を改善し、自律神経を調整することで食欲を促し、脾胃虚弱を根本から立て直します。体質に合わせて施術を行うため、慢性的な症状にも有効です。
頭部施術
頭部へのアプローチは、自律神経を整える効果が高い方法です。脳の緊張をゆるめ、副交感神経の働きを引き出すことで、胃腸の動きをサポートします。「リラックスできて自然とお腹が空くようになった」と喜ばれる方も多くいらっしゃいます。
通院の目安
- 急性期(症状が強い時期):週2回
- リハビリ期(回復期):週1回
- メンテナンス期(再発予防):月2〜3回
症状や体質により調整しますが、継続的な施術で脾胃を整えることが、根本改善と再発予防につながります。
ご予約について
当院は施術者が1人のため、予約が取りづらくなっております。ご希望の方はお早めにご連絡ください。
予約は LINE・ホームページから24時間受付中 です。
まとめ
秋の食欲不振は、単なる「季節の変化」ではなく、自律神経の乱れと脾胃虚弱が絡み合って起こる不調です。放っておくと慢性化し、疲労や免疫低下にもつながります。
当院では骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術を組み合わせ、根本から体を整えていきます。
「食欲が出ない」「疲れやすい」と感じる方は、ぜひ一度ご相談ください。
✅ LINE・ホームページから24時間予約受付中
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