はじめに
「最近、お腹まわりがなんだかスッキリしない…」「食べる量は変わっていないのに、下腹がぽっこりしてきた」
そんなお悩みを感じていませんか?それ、もしかすると**“秋バテ”による代謝の低下**が原因かもしれません。
夏の暑さを乗り越えた体は、気温の変化や自律神経の乱れ、ホルモンバランスの崩れなどによって、知らず知らずのうちに“省エネモード”に入ってしまいます。すると、エネルギーを燃やす力が落ち、特に腹部まわりに脂肪がつきやすくなるのです。
本記事では、「なぜ秋バテが脂肪をためやすくするのか」「東洋医学から見た“秋の代謝低下”の正体」「施術でどのように体を整えていくのか」を、わかりやすく解説していきます。
秋太りが気になっている方や、お腹まわりが気になる方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
秋バテで代謝が低下するメカニズム
① 自律神経のバランスが乱れ「燃焼スイッチ」が入らない
夏の間に酷使された体は、朝晩の冷え込みや日照時間の短さなどで交感神経と副交感神経の切り替えがうまくいかなくなります。
本来、交感神経が優位になると「エネルギーを燃やすスイッチ」が入り、代謝が高まるのですが、秋バテで自律神経が乱れているとこの切り替えが鈍くなり、体は“省エネモード”に入ったままになります。
特に40代以降では、ホルモン分泌量の低下も重なり、基礎代謝そのものが落ちやすく、同じ生活でも太りやすく・痩せにくい状態に陥ってしまいます。
② 胃腸の働きが低下して「内臓代謝」が落ちる
秋バテの代表的な症状の一つが消化器の疲れです。夏の冷たい飲み物や冷房による冷えが内臓に負担をかけ、秋になっても胃腸の動きが鈍いままという方は多いです。
内臓が元気に動いているときは、消化・吸収・代謝の一連の流れがスムーズですが、働きが落ちていると「燃やす」エネルギーの土台が作れません。結果的に、エネルギーは脂肪として蓄えられ、特に腹部に溜まりやすくなります。
③ 「内臓脂肪ホルモン」が脂肪をため込むモードに
ストレスや睡眠不足、季節の変わり目などで自律神経が乱れると、**コルチゾール(ストレスホルモン)**の分泌が増えます。
このホルモンは血糖値を維持するために脂肪をため込みやすくする働きがあり、特に腹部に脂肪を蓄積させやすい特徴があります。
「最近ストレスが多い」「寝ても疲れが取れない」という方は、知らず知らずのうちに**“ため込みスイッチ”**が入っている可能性があります。
東洋医学から見た「秋太り」の正体
東洋医学では、秋は「肺」と「脾(ひ)」の働きが重要になる季節です。
◆ 「脾」が弱ると、湿と脂肪が溜まりやすくなる
「脾」は食べたものをエネルギーに変換し、全身に送り届ける臓腑です。
脾の働きが低下すると、「運化作用(消化・吸収・代謝)」が滞り、体内に**「湿(しつ)」と呼ばれる余分な水分や老廃物が停滞**します。
この“湿”は現代でいうところの「脂肪」「むくみ」「セルライト」に近く、特に腹部や下半身に溜まりやすいのが特徴です。
◆ 「肺」の機能低下は代謝の「呼吸エンジン」を弱らせる
「肺」は全身の“気”を巡らせる働きを担います。呼吸が浅くなったり、姿勢が悪かったりすると肺の機能が低下し、代謝エネルギーが滞りがちになります。
特に猫背姿勢や肋骨の動きが悪い方は、肺が十分に拡張できず「代謝の呼吸」が浅くなってしまうため、施術で姿勢や呼吸の質を整えることが非常に大切です。
施術で代謝スイッチを入れる4つのアプローチ
① 骨盤矯正:内臓の位置と血流を整える
骨盤が歪むと、内臓が本来の位置から下がり、消化・吸収・代謝が効率よく行われなくなります。
骨盤矯正で骨格の土台を整えることで、内臓の働きが活性化し、代謝に必要な血流や神経伝達がスムーズになります。
特に腹部の血流が良くなると、内臓脂肪の燃焼力が高まりやすくなります。
② 猫背矯正:呼吸と自律神経を整えて「代謝呼吸」を取り戻す
猫背の姿勢は肋骨や横隔膜の動きを制限し、呼吸が浅くなる原因になります。
呼吸が浅いと酸素の取り込みが減り、脂肪燃焼が起こりにくくなるだけでなく、自律神経の切り替えも鈍くなります。
猫背矯正で姿勢を整えると、自然と呼吸が深くなり、代謝スイッチが入りやすい体質へと導かれます。
③ 鍼灸施術:自律神経とホルモンのバランスを整える
鍼灸は自律神経のバランスを整える力に非常に優れています。
副交感神経の働きを高めて「燃焼モード」へ切り替えたり、胃腸の蠕動運動を促して代謝の土台を整えたりする効果が期待できます。
また、脾・肺・腎など代謝に関わる経絡へのアプローチにより、体質そのものを“燃やせる体”へと導くことが可能です。
④ 頭部施術:脳の司令塔をリセットし代謝のスイッチを入れる
自律神経の中枢である「視床下部」や「下垂体」は、頭部への刺激によって機能を高めることができます。
頭部施術で脳の緊張を緩めると、ホルモンや自律神経のバランスが整い、“ため込む体”から“燃やす体”へスイッチが切り替わります。
通院の目安と継続ケア
代謝が落ちている状態は、一時的な施術だけでは根本改善が難しいケースが多くあります。
しっかりと体質から変えていくために、以下のペースをおすすめしています。
- 急性期(症状が強い時期):週2回
- リハビリ期(改善が見えてきたら):週1回
- メンテナンス期(体質を定着させる):月2〜3回
季節の変わり目は特に体が不安定になりやすいため、継続的なケアが秋太り予防のカギになります。
ご予約について
くろちゃん鍼灸整体院では、
LINE・ホームページから24時間予約受付中です。
施術者が1人のため、予約が埋まりやすくなっておりますので、ぜひお早めにご連絡ください。
まとめ
「食べていないのに太る」「お腹だけがぽっこりする」――その背景には、秋バテによる代謝低下が潜んでいます。
自律神経と内臓の働きを整え、「燃やせる体」に戻すことで、秋太りは防げるだけでなく、季節の変化に強い体質へと変わっていくことができます。
この秋、お腹まわりが気になる方は、我慢せず、ぜひ一度ご相談ください。
私たちが、あなたの代謝スイッチを一緒に取り戻すお手伝いをいたします。
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秋バテで代謝が落ち、お腹まわりに脂肪がつきやすくなる原因を自律神経・東洋医学の視点から解説。骨盤矯正・鍼灸で体質改善|小田原市・南足柄市・茅ヶ崎市対応くろちゃん鍼灸整体院



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