〜自律神経が内分泌系のバランスを乱す〜
はじめに
秋になると「疲れが抜けない」「眠りが浅い」「気分が落ち込みやすい」「体重が変動する」などの症状を感じる方が増えてきます。これは一般的に“秋バテ”と呼ばれる状態で、夏の疲労や季節の変化によって自律神経が乱れ、体の調整機能が追いつかなくなることが背景にあります。
さらにこの時期は、自律神経と深い関わりを持つ「ホルモン分泌」にも影響が及びやすく、体調不良が長引く大きな原因となります。
今回は 「秋バテとホルモン分泌低下」 をテーマに、自律神経とホルモンの関係、東洋医学的な視点からの解説、そして当院で行っている骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術による改善法を詳しくお伝えします。
自律神経とホルモンの関係
自律神経は交感神経と副交感神経のバランスで成り立ち、内臓の働きや血流をコントロールしています。その働きはホルモンを分泌する内分泌系と密接に連動しており、脳の視床下部を介して「自律神経系」と「ホルモン系」は常に調和しています。
しかし、秋は寒暖差・日照時間の減少・気圧変化などが重なり、自律神経が乱れやすい季節。結果としてホルモンの分泌にも乱れが生じます。
- セロトニンの減少 → 気分の落ち込み、集中力低下
- メラトニンの乱れ → 睡眠リズムの崩れ
- コルチゾール過剰 → 疲れやすい、免疫力低下
- 甲状腺ホルモンの低下 → 代謝の低下、冷えやむくみ
このように自律神経の乱れはホルモン分泌に直結し、心身の不調を引き起こします。
東洋医学から見る「秋バテとホルモン分泌低下」
東洋医学ではホルモンという言葉は使われませんが、「気・血・津液」の巡りや「五臓六腑」の働きと深く関わっています。特に秋は「肺」と「腎」の働きに影響が出やすく、ホルモン低下に似た症状を引き起こすと考えられています。
- 肺の弱り:呼吸が浅くなり、酸素と気の巡りが不足 → 疲労・集中力低下
- 腎の弱り:精気が不足し、ホルモンバランスが乱れる → 冷え・倦怠感・睡眠障害
- 脾の弱り:消化吸収が落ち、気血を十分につくれない → むくみ・軟便・無気力
つまり、秋バテによるホルモン低下は「気血の不足」「腎精の弱り」「肺の機能低下」によって現れると解釈できます。
当院での改善アプローチ
1. 骨盤矯正
骨盤は自律神経の通り道である脊柱と直結しており、歪みがあると神経伝達や血流に影響します。骨盤を正しい位置に整えることで、自律神経の働きが安定し、ホルモン分泌のリズムが整いやすくなります。特に「冷え」や「むくみ」の改善に効果的です。
2. 猫背矯正
猫背姿勢は胸郭を圧迫し、肺の機能を弱めます。その結果、酸素供給不足から気力が低下し、セロトニン・メラトニンの分泌にも悪影響を与えます。猫背を改善し、呼吸が深くなることで心身のリズムが整い、ホルモン分泌も安定します。
3. 鍼灸施術
東洋医学の観点から、腎経・脾経・肺経に働きかける経穴を使い、ホルモンバランスの土台を支える施術を行います。例えば、三陰交(さんいんこう)・関元(かんげん)・太谿(たいけい)などは自律神経とホルモンの安定に有効です。鍼灸によって気血の流れを促し、全身の機能回復をサポートします。
4. 頭部施術
頭部には自律神経の中枢が集まっており、緊張が強いと視床下部や下垂体の働きに影響が出やすくなります。やさしい頭部施術によってリラックス効果を高め、セロトニン・メラトニンの分泌を助けることで睡眠や気分の安定に繋がります。
通院の目安
- 急性期:週2回
- リハビリ期:週1回
- メンテナンス期:月2〜3回
継続して通うことで、自律神経とホルモン分泌のリズムを整え、再発を防ぐことができます。
ご予約について
くろちゃん鍼灸整体院では LINE・ホームページから24時間予約受付中 です。
施術者が1人のため、予約枠が限られております。ご希望の方はお早めにご連絡ください。
まとめ
秋バテは「ただの疲れ」ではなく、自律神経とホルモン分泌の乱れが深く関わっています。体の土台である骨盤や姿勢を整え、鍼灸や頭部施術で自律神経を安定させることで、心身ともに元気を取り戻すことができます。
季節の変わり目に不調を感じやすい方は、ぜひ一度当院の施術を体験してみてください。
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