交感神経が優位のままで、深い眠りに入れない
はじめに
秋口になると、「夜に眠りが浅い」「夜中に何度も目が覚める」「朝起きても疲れが抜けていない」と訴える患者さんが一気に増えてきます。
夏の疲れが取れないまま、朝晩の冷え込みや日照時間の変化など、さまざまな環境変化が重なって、自律神経のバランスが崩れやすくなる季節だからです。
この記事では、なぜ秋口に眠りが浅くなるのかを、 自律神経 の観点と 東洋医学 の観点からわかりやすくお伝えし、当院で行っている骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術がどのように役立つのかを丁寧にご紹介します。
秋口に眠りが浅くなるメカニズム
自律神経と眠りの関係
自律神経 は、心拍・呼吸・血圧・消化など、私たちの体を無意識に調整してくれる神経で、「 交感神経(昼の活動モード)」と「 副交感神経(夜の休息モード)」から成り立っています。
眠るためには副交感神経が優位になり、心拍や呼吸がゆったり落ち着く必要があります。
ところが、秋口は昼夜の寒暖差・気圧変動・日照時間の短縮などにより、身体がストレスを感じやすく、交感神経優位の状態が続きがちです。そのため、布団に入っても神経が興奮したままで、浅い眠りしか得られなくなってしまいます。
東洋医学でみる秋口と眠り
東洋医学 では、秋は 陰陽 のバランスが「陽→陰」へと移行する季節とされ、体も「活動→休息」へと切り替える時期です。この切り替えがうまくいかないと「 陰虚 」や「 心火亢進 」といった状態になり、夜間に心が鎮まらず眠れなくなります。
特に秋は 肺 の働きが盛んになる季節であり、肺は「気」を全身に巡らせる役割を担っていますが、肺が乾燥や冷えで弱ると 心 とのバランスも乱れ、夜間の安眠に必要な「血」が心に十分届かず、浅い眠り・夢を多く見るなどの症状が出やすくなります。
当院で行う施術とその効果
骨盤矯正で自律神経の土台を整える
骨盤 は上半身と下半身をつなぐ「身体の土台」です。骨盤が歪むと姿勢が崩れ、 脊髄神経 を圧迫して 自律神経 の通り道を邪魔してしまいます。
当院では、骨盤の左右差・前後傾を調整することで脊柱の歪みを整え、自律神経の通りをスムーズにしていきます。これにより副交感神経が働きやすくなり、夜間のリラックス反応が出やすくなります。
猫背矯正で呼吸を深くし副交感神経を優位に
猫背 姿勢は胸郭を圧迫し、呼吸が浅くなります。呼吸が浅いと体は「危険」と判断して 交感神経 を優位に保ってしまい、夜間のリラックスモードに切り替えられません。
猫背矯正で胸郭を広げ、 横隔膜 がしっかり動く呼吸を取り戻すことで、副交感神経が優位になりやすく、眠りが深まりやすくなります。
鍼灸施術で自律神経のバランスを整える
鍼灸施術 は、 ツボ を通じて 気血津液 の巡りを整え、 自律神経 の乱れを鎮める効果が期待できます。
特に、 神門・内関・百会 などの安眠に関係するツボに刺激を与えると、 セロトニン や メラトニン の分泌を促し、心身を深い休息状態に導きます。
頭部施術で脳をリラックスさせる
頭蓋骨 周囲の筋膜は、過緊張になると脳への血流を阻害し、 交感神経 を過敏にさせてしまいます。
当院では優しいタッチで頭部の緊張を緩め、 脳血流 を改善して副交感神経を優位に導き、眠りに入るための「脳のスイッチオフ」を助けます。
通院の目安とご予約について
- 急性期:週2回
- リハビリ期:週1回
- メンテナンス期:月2〜3回
くろちゃん鍼灸整体院では、施術者が1人のため予約枠が限られています。
LINE・ホームページから24時間予約受付中ですので、ぜひお早めにご連絡ください。
まとめ
秋口に眠りが浅くなるのは、 自律神経 が「活動モード( 交感神経 )」のまま切り替わらず、深い眠りに入るための「休息モード( 副交感神経 )」にスムーズに移れないことが大きな要因です。
東洋医学 的にも「陽から陰」への切り替え期である秋は心身が不安定になりやすく、早めのケアが大切です。
骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術を組み合わせることで、自律神経のバランスを整え、深い眠りを取り戻すお手伝いができます。
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