〜自律神経の乱れを整えて、季節の変わり目を元気に過ごす〜
はじめに
夏の暑さがやっと落ち着き、朝晩が少しひんやりしてくる秋口。
「最近なんだか風邪をひきやすいな…」と感じている方はいませんか?
実はこの時期、自律神経のバランスが崩れやすくなっており、免疫力が一時的に低下することで風邪や感染症にかかりやすくなるのです。
患者さんの中にも、「毎年この時期になると必ず喉が痛くなる」「夏の疲れが出るのか、秋口に体調を崩す」という声を多く聞きます。
今回は、自律神経と免疫の深い関係、そして東洋医学的に見る秋口の体調変化についてわかりやすくお話ししながら、
当院で行っている骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術が、季節の変わり目に風邪をひきやすい方にどのように効果的かもお伝えします。
自律神経が乱れると免疫が落ちるメカニズム
自律神経とは?
自律神経は、私たちの意思とは関係なく体の機能を調整している神経で、
主に「交感神経」と「副交感神経」に分かれています。
- 交感神経:日中の活動や緊張・ストレスに対応。血圧や心拍を上げる。
- 副交感神経:夜間や休息中に働く。消化や修復、免疫活動を高める。
健康なときはこの2つがバランス良く働いていますが、季節の変わり目は温度差・気圧差・日照時間の急激な変化で、
交感神経が過剰に優位となり、副交感神経の働きが低下します。
結果、免疫細胞の活動が鈍り、ウイルスや細菌への抵抗力が落ちるのです。
秋口に風邪をひきやすい理由
① 朝晩の冷えと日中の暑さのギャップ
秋は一日の寒暖差が大きく、体温調節に大きな負担がかかります。
体温調節も自律神経の役割なので、オーバーワークで疲れ切った状態になりがちです。
② 夏の疲れが抜け切っていない
夏は交感神経優位の活動モードが長く続くため、秋に入っても体が休息モードに切り替えられず、
副交感神経による免疫活性が低下します。
③ 空気の乾燥とウイルスの増加
秋が深まるにつれ空気が乾燥し、鼻や喉の粘膜バリア機能が弱くなります。
免疫が下がっているときに乾燥が重なると、風邪ウイルスが一気に侵入しやすくなるのです。
東洋医学でみる秋の体調と免疫
東洋医学では、秋は**肺の季節**とされます。
肺は呼吸や皮膚、粘膜、体表の防御(衛気)を司り、外邪(ウイルスや冷気)から身を守るバリアの役割を担っています。
- 秋になると乾燥の「燥邪」が盛んになり、肺がダメージを受けやすい
- 肺が弱ると皮膚や粘膜が乾燥して防御力が下がる
- 結果的に風邪をひきやすくなる
さらに、東洋医学では夏の「暑邪」が体内にこもったまま秋を迎えると、
体内の気や津液が消耗し、免疫に相当する「正気」が不足しやすいと考えられます。
当院での施術と効果
骨盤矯正で体幹バランスと血流を整える
骨盤は全身の土台です。歪むと体幹の筋肉が緊張し、内臓やリンパ・血管が圧迫されて免疫細胞の巡りも悪化します。
骨盤矯正でバランスを整えることで、自律神経の中枢である脊髄への負担を減らし、自律神経の切り替えをスムーズにできます。
猫背矯正で呼吸機能と自律神経を活性化
猫背姿勢は胸郭が圧迫されて呼吸が浅くなり、副交感神経優位になりにくい状態になります。
猫背矯正により胸が開き、深い呼吸ができることで迷走神経(副交感神経)を活性化し、免疫力アップにつながります。
鍼灸施術で自律神経と免疫機能を調整
鍼や灸は、経穴(ツボ)を刺激して自律神経やホルモンのバランスを整える作用があります。
特に百会・大椎・風池などのツボは、免疫力や呼吸器系を強化する効果が期待されます。
さらに、自律神経が整うことで副腎ホルモンの過剰分泌が抑えられ、慢性的な炎症や疲労感の改善にもつながります。
頭部施術で脳の疲労と自律神経中枢をリセット
視床下部や脳幹など、自律神経の中枢は脳にあります。
頭部施術はこれらへの血流を改善するため、季節変動やストレスで乱れた自律神経をリセットする効果が高いです。
通院頻度と予約について
- 急性期(体調が不安定な時期):週2回
- リハビリ期(症状が安定してきたら):週1回
- メンテナンス期(予防・再発防止):月2〜3回
当院は施術者が1人のため、予約が取りづらくなっております。
LINEまたはホームページから24時間予約受付中ですので、早めのご連絡をお願いいたします。
まとめ
秋口に風邪をひきやすいのは、単なる偶然や体質ではありません。
**自律神経が乱れて免疫が一時的に落ちる「季節性の不調」**なのです。
骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術で体を内側から整え、
「風邪をひきやすい秋」から「元気に活動できる秋」へと体質を変えていきましょう。
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