はじめに
朝や座っている状態から急に立ち上がった瞬間、「クラッ」として目の前が暗くなること、ありませんか? まるで一瞬、血の気が引いたような感覚で「倒れるかも」と不安になる方も多いと思います。実はこの症状、自律神経による血圧調節の乱れが大きく関係しています。
くろちゃん鍼灸整体院にも「朝の支度中に立ち上がるとフラつく」「買い物中に立ち止まった瞬間に目の前が暗くなる」などの相談が多く寄せられます。 この記事では、自律神経と血圧調節の関係を分かりやすく説明し、東洋医学的な視点からの原因、そして当院で行っている骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術の効果について詳しく解説します。
自律神経と血圧の関係
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」から成り立ち、体のさまざまな機能を自動的にコントロールしています。血圧の調節もその一つです。
立ち上がるとき、重力の影響で血液が一時的に下半身へと下がります。それを素早く調整するために、交感神経が働き、心拍数を上げて血圧を維持します。しかし、自律神経の働きが乱れていると、この反応が遅れ、脳への血流が一時的に減少して「クラッ」としたり「目の前が暗くなる」ような症状が起こります。
特に以下のような方は要注意です:
- 睡眠不足やストレスが多い
- 急に気温が下がる季節変わり目
- 食事量が少ない・貧血気味
- 猫背・姿勢不良で血流が悪い
東洋医学からみた立ちくらみの原因
東洋医学では、このような症状を「気血不足」や「脾虚」「腎虚」といった体のエネルギー低下として捉えます。
・気血不足(きけつぶそく)
体を巡る「気」と「血」が不足している状態。十分に脳に血が上らず、立ちくらみや疲れやすさ、顔色の悪さなどが見られます。
・脾虚(ひきょ)
消化吸収を担う脾(胃腸系)の働きが弱まり、栄養を全身に運べない状態。体力低下やめまいを引き起こします。
・腎虚(じんきょ)
加齢やストレスなどで「腎気」が弱まると、体を支える力が低下し、立ち上がるときにフラッとする傾向が強くなります。
これらの状態では、体内の「気」「血」「水」の巡りが滞るため、自律神経のバランスも崩れやすくなります。
くろちゃん鍼灸整体院での施術アプローチ
骨盤矯正
骨盤は全身の血流や神経の通り道です。骨盤が歪むと下半身への血流が滞り、立ち上がった時に血液が心臓へ戻りにくくなります。骨盤矯正により、下半身の血流を改善し、自律神経の反応をスムーズにします。
猫背矯正
猫背は胸郭を圧迫し、呼吸が浅くなることで自律神経の働きを乱します。姿勢を整えることで酸素供給が改善し、立ちくらみを起こしにくい身体を作ります。
鍼灸施術
鍼灸では、自律神経のバランスを整える経穴(ツボ)を刺激し、交感神経・副交感神経の切り替えをサポートします。特に「百会」「内関」「足三里」などを中心に施術することで、血流改善とエネルギー循環を高めます。
頭部施術
頭部の筋緊張を緩め、脳の血流を促進することで「立ちくらみ」「頭の重さ」「ぼーっとする感覚」を軽減します。施術後は「視界が明るくなった」「頭がスッキリした」という感想をいただくことが多いです。
施術の流れと通院目安
- 急性期(症状が強い時期):週2回の施術で集中的に調整
- リハビリ期(改善が見られてきた時期):週1回で安定化を目指す
- メンテナンス期(安定後):月2〜3回で再発防止と自律神経の維持
体質や生活習慣によって個人差はありますが、徐々に「立ちくらみが減ってきた」「朝の動作が楽になった」と実感される方が多いです。
日常生活でのセルフケア
- 立ち上がるときはゆっくりと:急な動作を避けることで自律神経への負担を減らします。
- 朝食を抜かない:血糖値を安定させ、エネルギー不足を防ぎます。
- 水分をしっかり摂る:血液の循環を良くし、血圧低下を予防します。
- 深呼吸を意識:副交感神経を働かせ、体の緊張を緩めましょう。
まとめ
立ちくらみや目の前が暗くなる症状は、一時的な血圧の乱れだけでなく、自律神経のバランスの崩れが背景にあることが多いです。くろちゃん鍼灸整体院では、骨格・筋肉・神経・東洋医学の4方向からアプローチし、再発しにくい体づくりをサポートしています。
「最近立ち上がるとクラッとする」「疲れが抜けにくい」と感じている方は、早めのケアをおすすめします。
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