〜スマホ眼と自律神経の乱れを東洋医学と整体で整える〜
はじめに
夏の強い日差しや日常的な紫外線は、肌にダメージを与えるだけでなく、脳や神経の疲労に直結することをご存知でしょうか。
「日焼けした翌日に体が重い」「頭がぼんやりして集中できない」「なぜかやる気が出ない」——これらは単なる“夏バテ”ではなく、紫外線疲労による脳疲労・神経疲労の表れかもしれません。
さらに現代社会では、スマートフォンやパソコンの長時間使用が加わり、**瞬きの回数が減る“スマホ眼”**が新たな疲労要因となっています。紫外線とスマホ眼、2つのストレスは自律神経を介して全身に影響を与え、慢性的な疲労や心身の不調につながります。
本記事では、医学的エビデンスを基にした紫外線疲労の仕組み、脳と神経への影響、自律神経の乱れとの関連、さらに東洋医学の視点からの解釈を詳しく解説します。そして、当院「くろちゃん鍼灸整体院」で行っている骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術がどのように改善に役立つのかを、専門的にお伝えいたします。
第1章 紫外線疲労とは何か?
1-1. 紫外線が体に与える影響
紫外線(UV)は波長によってA波(UVA)、B波(UVB)、C波(UVC)に分かれます。地表に届くのは主にUVAとUVBです。
- UVA(315〜400nm):皮膚の真皮まで到達し、光老化(シワ・たるみ)や酸化ストレスを引き起こす。
- UVB(280〜315nm):表皮に作用し、炎症や日焼けを引き起こす。DNA損傷のリスクも高い。
皮膚は紫外線を浴びると、炎症性サイトカイン(IL-1β、IL-6、TNF-αなど)を放出します。これが血液を介して脳へ到達し、倦怠感・眠気・集中力低下を引き起こすのです。
1-2. 紫外線疲労の症状
- 強い倦怠感・疲労感
- 集中力や判断力の低下
- 頭痛、めまい、ふらつき
- 動悸や立ちくらみなど自律神経症状
- 胃もたれや食欲不振
これは単なる「日焼け」ではなく、全身の生理機能が紫外線によって疲労状態に追い込まれた結果です。
第2章 脳疲労のメカニズム
2-1. 皮膚から脳へのシグナル伝達
紫外線により皮膚で生じた炎症物質は、血液を介して中枢神経に作用します。IL-6やTNF-αは脳内で「疲労感」を作り出す主要な因子で、これが脳疲労の直接的原因です。
2-2. ストレスホルモン(HPA軸)
紫外線刺激は視床下部-下垂体-副腎軸(HPA軸)を活性化します。結果としてコルチゾールが分泌され、短期的にはストレス対応を助けますが、慢性的に続くと気分低下・意欲減退・疲労感を強めます。
2-3. 酸化ストレス
紫外線はROS(活性酸素種)を発生させ、細胞やDNAを損傷します。脳細胞のエネルギー効率が落ちることで、思考力・判断力が低下します。
第3章 神経疲労と眼の影響
3-1. 紫外線による眼疲労
角膜は紫外線に敏感で、過剰に浴びると光線角膜炎を起こし、眼痛・羞明・頭痛を伴います。これにより視覚情報処理に負担がかかり、神経疲労が増幅します。
3-2. スマホ眼と瞬きの減少
スマートフォンやPCに集中すると、瞬きの回数は通常の20〜30回/分から10回以下に減少します。
- 涙液が蒸発しやすくドライアイが進行。
- 視神経・眼筋に過剰な負担がかかり、頭痛や眼精疲労へ。
- 眼の疲れは三叉神経を介して脳の緊張反応を誘発し、自律神経を乱す。
結果として「紫外線 × スマホ眼」という現代特有の組み合わせが、脳疲労と神経疲労を倍加させます。
第4章 自律神経との関係
4-1. 交感神経優位の状態
紫外線や強光刺激は交感神経を活性化させます。その結果:
- 動悸・血圧変動
- 集中力の低下
- イライラや不安感
4-2. 副交感神経の抑制
副交感神経が働きにくくなり、睡眠の質が下がり回復が遅れます。
4-3. 慢性疲労化
この状態が長引くと、体は常に緊張モードで休まらず、慢性的な疲労・自律神経失調につながります。
第5章 東洋医学からみた紫外線疲労
5-1. 火熱と陽気過多
紫外線は「火熱」として捉えられ、体内の陽気を過剰にしてバランスを崩します。
5-2. 臓腑別の影響
- 肝:目と密接に関わり、紫外線やスマホ眼で「肝血」が消耗 → 眼精疲労・イライラ・判断力低下。
- 心:火熱が心神を乱し、不眠・動悸・不安を生じる。
- 脾胃:湿熱が溜まり、食欲不振や胃もたれ。
- 腎:腎精を消耗し、慢性疲労や老化を加速。
5-3. 気血津液の乱れ
紫外線疲労は「気」の消耗、「血」の巡りの悪化、「津液(体液)」の不足を同時に引き起こすと考えられます。
第6章 当院の施術アプローチ
6-1. 骨盤矯正
- 骨盤の歪みを整えることで、全身の血流と神経伝達を改善。
- 下半身の安定が頭部循環を助け、脳疲労の回復に直結。
6-2. 猫背矯正
- スマホ姿勢で胸郭が狭くなると呼吸が浅くなり、脳への酸素供給が低下。
- 胸郭を開き横隔膜を使えるようにすることで、自律神経が安定しやすくなる。
6-3. 鍼灸施術
- 眼精疲労 → 攅竹・太陽・風池
- 自律神経調整 → 百会・内関・足三里
- 肝血・腎精を補い、火熱を鎮める配穴で全身のバランスを整える。
目の周り、頭の周りに鍼をすることで紫外線やストレスに対して施術することで紫外線リスクから回復を目指します!
6-4. 頭部施術
- 頭皮や後頭下筋群の緊張を緩め、脳血流を改善。
- 「考えすぎで頭が重い」状態を解放する。
第7章 通院の目安
- 急性期:週2回(強い疲労・頭痛・眼精疲労がある時期)
- リハビリ期:週1回(回復を安定させる時期)
- メンテナンス期:月2〜3回(再発予防と体調管理)
第8章 予約について
当院は施術者1人で対応しているため、予約枠が限られています。
LINE・ホームページから24時間予約可能ですので、お早めにご連絡ください。
第9章 まとめ
紫外線疲労は皮膚だけの問題ではなく、脳疲労・神経疲労・自律神経の乱れを引き起こします。さらに現代人はスマホ眼による瞬き不足が重なり、疲労を増幅させています。
東洋医学では「火熱」「肝血不足」「腎精消耗」として理解され、当院の施術(骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸・頭部施術)はこの両面にアプローチ可能です。
「夏の疲れが抜けない」「頭が重い」「目がしょぼしょぼする」といった症状でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
✅ LINE・ホームページから24時間予約受付中
今すぐご予約はこちらから!相談も予約もLINEでのご連絡が便利です!
📱LINE



コメント