内耳の血流障害が熱中症の前兆となることもあります
はじめに
夏の暑さが続く時期、めまいや耳鳴りといった症状を訴える方が増えます。特に耳鳴りが長く続く場合、単なる耳の不調ではなく、自律神経と血流のバランスが崩れているサインかもしれません。内耳の血流障害は、聴覚だけでなく体の平衡感覚にも関わる重要な部分であり、その不調は熱中症の前兆となることもあります。本記事では、耳鳴りと自律神経・血流の関係を、東洋医学と現代医学の両面から解説し、くろちゃん鍼灸整体院での改善方法について詳しくご紹介します。
1. 耳鳴りと自律神経・血流の関係
1-1. 自律神経と血流調整の仕組み
自律神経は交感神経と副交感神経のバランスで全身の血流をコントロールしています。暑さやストレス、睡眠不足などでこのバランスが崩れると、耳や脳の微細な血管の血流が滞ります。その結果、内耳の有毛細胞(音を感知するセンサー)が酸素不足に陥り、異常な電気信号を脳に送ることで耳鳴りが生じます。
1-2. 夏場に耳鳴りが悪化する理由
高温多湿の環境では、体温を下げるために皮膚表面に血液が集まりやすく、内耳や脳への血流が相対的に減少します。さらに熱中症が進行すると、血圧低下や血液粘度の上昇が起こり、耳鳴りが悪化しやすくなります。
2. 東洋医学から見た耳鳴りと血流のアンバランス
2-1. 耳鳴りの原因と五臓の関係
東洋医学では、耳は「腎」と深く関わる器官とされます。腎は生命エネルギー(腎精)を蓄え、聴覚や骨の健康、平衡感覚を司ります。また「肝」は血流をスムーズに流す役割を持ち、肝血不足や肝気の滞りも耳鳴りの原因となります。
- 腎虚型:慢性的な疲労や加齢によって腎精が不足し、耳鳴りが続く
- 肝鬱型:ストレスや感情の抑圧で肝気が滞り、血流障害を起こす
- 痰湿型:水分代謝の低下により、内耳に老廃物や余分な水分が溜まる
2-2. 夏の耳鳴りは「熱」と「湿」の影響大
夏は暑さによる「熱」と、湿度による「湿邪」が体内にこもりやすく、これが耳鳴りやめまい、頭重感を引き起こします。特に湿邪は血流や気の巡りを阻害し、内耳の環境を悪化させます。
3. くろちゃん鍼灸整体院での施術アプローチ
3-1. 骨盤矯正による全身血流改善
骨盤の歪みは下半身だけでなく全身の血流バランスに影響します。骨盤矯正により、背骨のラインを整え、下肢から心臓への血液循環をスムーズにすることで、耳への血流も改善します。
3-2. 猫背矯正による頸部・頭部血流促進
猫背姿勢は首や肩の筋肉を緊張させ、椎骨動脈や頸動脈の血流を阻害します。猫背矯正で胸郭を開き、頸部の血流を改善することで内耳の酸素供給を助けます。
3-3. 鍼灸施術による自律神経調整
鍼灸では、耳鳴りに関係するツボ(翳風、聴宮、聴会、百会など)や、自律神経を整えるツボ(神門、太衝、足三里など)を刺激します。これにより交感神経の過緊張を緩め、副交感神経の働きを高めて血流と気の巡りを改善します。
3-4. 頭部施術による脳・内耳環境の改善
頭皮や側頭部の筋肉を緩めることで、側頭骨周囲の血流が改善し、耳の奥への酸素と栄養の供給がスムーズになります。特に夏場の熱こもりを防ぎ、脳温を安定させる効果があります。
4. 通院の目安
- 急性期(耳鳴りが強い・めまいを伴う):週2回
- リハビリ期(症状が安定し始めた時期):週1回
- メンテナンス期(再発予防):月2〜3回
5. 予約方法
くろちゃん鍼灸整体院では、LINE・ホームページから24時間予約受付中です。耳鳴りやめまい、夏場の体調不良にお悩みの方は、早めのご相談をおすすめします。
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