体内の熱が外に噴き出すことで肌トラブルにつながります
はじめに
夏になると、「いつもより肌が荒れる」「赤みやかゆみが出やすい」と感じる方が増えます。特に今年のような猛暑続きでは、体内の熱がこもり、自律神経のバランスが崩れやすくなります。その結果、体の防御反応として熱を外に逃がそうとし、皮膚に赤み・発疹・かゆみといったトラブルが現れることがあります。
さらに、この状態は熱中症のサインと重なっている場合も少なくありません。肌荒れが単なる外的要因(紫外線や汗)ではなく、体の内部の乱れから来ている場合は、根本から整えるケアが必要です。
自律神経と夏の肌荒れの関係
自律神経の役割
自律神経は、交感神経と副交感神経がバランスを取りながら、体温調整・血流・発汗・内臓機能などを無意識にコントロールしています。
夏場は高温多湿の環境に適応するため、発汗や血流調整がフル稼働しますが、この負担が続くと自律神経が疲弊し、次のような影響が出ます。
- 皮膚の血流が不安定になり、バリア機能が低下
- 発汗調整が乱れ、汗が多すぎたり出にくくなったりする
- 免疫バランスが崩れ、炎症が長引く
夏の特徴的な悪循環
- 暑さによる交感神経の過剰興奮
- 血管の拡張・収縮が繰り返される
- 肌の保湿機能が低下し乾燥や赤みが出る
- 汗に含まれる塩分や老廃物が刺激となり炎症悪化
このサイクルが長く続くことで、肌荒れが慢性化し、回復が遅くなります。
東洋医学から見た夏の肌荒れ
東洋医学では、夏は「心(しん)」の季節とされ、心の働きは血流や精神状態、発汗にも関与します。
さらに、夏の肌荒れは「熱邪(ねつじゃ)」や「湿邪(しつじゃ)」の影響が大きく、特に以下のような状態が見られます。
- 心火亢盛(しんかこうせい):心に過剰な熱がこもり、顔や皮膚に赤み・炎症が出る
- 湿熱(しつねつ):湿気と熱が体にこもり、ニキビや湿疹、じゅくじゅくした肌トラブルが出る
- 陰虚火旺(いんきょかおう):体の潤いが不足して熱が上昇し、乾燥とかゆみを引き起こす
東洋医学では、肌の状態は「内臓の鏡」と考えられます。表面に現れた症状だけを抑えるのではなく、体内の熱や湿のバランスを整えることが重要です。
くろちゃん鍼灸整体院の施術アプローチ
当院では、夏の肌荒れを単なる皮膚症状としてではなく、自律神経・血流・内臓機能・姿勢の4方向から総合的にアプローチします。
骨盤矯正
- 骨盤の歪みを整えることで全身の血流・リンパの流れを改善
- 内臓の位置が正され、自律神経の安定に寄与
- 下半身の滞りが解消されることで、熱や老廃物の排出がスムーズになる
猫背矯正
- 背中が丸まると胸郭が圧迫され、呼吸が浅くなり体温調節機能が低下
- 猫背矯正により肺の動きが改善し、酸素供給量が増加
- 血液の酸素化が進むことで皮膚の再生能力が向上
鍼灸施術
- 鍼で「心包経」「大腸経」「脾経」などを調整し、熱や湿を取り除く
- 灸で冷えて滞った部分を温め、巡りを改善
- 自律神経の緊張を緩め、炎症を鎮める作用
頭部施術(ヘッドケア)
- 頭皮や側頭部の血流改善により、自律神経の中枢への負担を軽減
- ストレスや不眠の改善にも効果的
- 脳の温度コントロールが整い、熱中症予防にもつながる
通院の目安
- 急性期(肌荒れ・炎症が強い時期):週2回
- リハビリ期(症状が落ち着きつつある時期):週1回
- メンテナンス期(再発予防・体質改善):月2〜3回
予約方法
当院では LINE・ホームページ から24時間予約可能です。
「予約の空き状況を見ながらすぐに取りたい」という方もスムーズに手続きできます。
まとめ
夏の肌荒れは、紫外線や汗だけでなく、自律神経のバランス崩壊と熱中症予備軍のサインであることがあります。体の中から整えることで、肌も元気を取り戻します。症状が出てから慌てるのではなく、予防のための定期的なケアをおすすめします。
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