はじめに
「朝起きたら肩甲骨がガチガチで動かない…」「腕を上げようとすると肩の裏側がつっぱってしまう…」「姿勢を整えようとしても肩甲骨が引っかかる感じがする…」
こんなお悩みで来院される方が、冬〜春にかけて特に増えてきます。
肩甲骨が動かなくなると、肩・首だけでなく、呼吸の浅さ、頭痛、腕のだるさ、猫背の悪化など、全身に影響が広がっていきます。
そして多くの方が気づいていませんが、肩甲骨の硬さの背景には “交感神経の緊張(=自律神経のロック状態)” が深く関わっています。
さらに東洋医学では、肩甲骨周囲のこわばりは「気血の滞り」「寒湿の停滞」「肝の疏泄(流れを整える働き)の低下」によって起こると考えられています。
この記事では、
・肩甲骨が動かなくなる自律神経の仕組み
・東洋医学から見た肩甲骨のこり
・なぜ当院の骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術が効果的なのか
・改善〜メンテナンスまでの通院ペース
・24時間予約案内
これらをすべて、来院された患者さんにもそのまま響く “話し言葉” でわかりやすくまとめています。
肩甲骨が動かない状態は、放っておくほどクセが強くなります。
ぜひ丁寧に読み進めて、今日から少しでも楽な体を取り戻していきましょう。
肩甲骨が動かないのはなぜ?|交感神経が筋肉をロックする仕組み
肩甲骨は本来、とても自由に動く関節です。
しかし、以下のような状態が続くと、肩甲骨の動きを支える「僧帽筋・菱形筋・肩甲挙筋・前鋸筋」が硬くなり、まるでホールドされたようにロックしてしまいます。
■ 交感神経が働きすぎると筋肉は“縮む”方向へ
ストレス・寒さ・緊張・スマホ姿勢・仕事の焦り…
こうした刺激が続くと交感神経が優位になり、筋肉は縮みやすくなります。
すると、
- 肩甲骨が外側に引っ張られて戻らない
- すくめるようなクセがつく
- 深い呼吸ができなくなる
- 肩を回すとゴリゴリ音がする
このような状態が起こります。
特に冬は寒さで筋肉が「守りの姿勢」をとり、交感神経がさらに優位になりやすいため、肩甲骨が固まる方が一気に増えます。
■ 寝ても取れない肩甲骨の硬さは“夜の副交感神経”が弱っているサイン
朝起きても肩甲骨が固まったままの方は、
夜の回復モード(副交感神経)が十分に働いていない可能性があります。
副交感神経は、
- 筋肉の緩み
- 血流改善
- 自己回復
- 睡眠の深さ
を司っているため、夜にしっかり働かないと、翌朝の体が回復しません。
肩甲骨が固まった状態が“慢性化しているように感じる”のはこのためです。
東洋医学から見る肩甲骨のこわばり
東洋医学では、肩甲骨周辺の硬さは次のような状態で起こると考えます。
■ ① 気血の滞り(気滞・瘀血)
- ストレス
- 運動不足
- 長時間の同じ姿勢
これらが続くと「気(めぐりの力)」と「血(栄養と潤い)」が停滞し、肩甲骨の周囲がカチカチに固まります。
特に、肩甲骨の内側の痛みやコリ感は気血の滞りが強い特徴です。
■ ② 寒湿(冷え+湿気)の停滞
冬場の冷えや、エアコンの冷風に当たると体に「寒」が入り込んで筋肉を固めます。
さらに湿気が多いと「湿」が体に溜まり、重だるさや動きにくさを悪化させます。
■ ③ 肝の疏泄の低下(ストレスで巡りが滞る)
東洋医学で“肝”は身体の巡りをスムーズにする役割。
ストレスが強いと肝の働きが落ち、肩甲骨の周囲が張りやすくなります。
■ ④ 背中の経絡の滞り(肩井・膏肓・天宗など)
肩甲骨周囲には、肩こりの治療で有名なツボが多数あります。
この経絡(体のエネルギーライン)が滞ると、肩甲骨の動きが制限されやすくなります。
くろちゃん鍼灸整体院の施術はなぜ肩甲骨に効くのか?
ここからは、当院で行う施術が「肩甲骨の動かしにくさ」にどう効いていくのか、
患者さんに説明するように“そのままの言葉”でお伝えします。
■ 骨盤矯正|土台が変わると肩甲骨の可動域が戻る
肩甲骨の硬さは肩だけの問題ではありません。
骨盤がゆがむと、背骨がねじれ、肩甲骨の位置がズレます。
特に骨盤が後傾すると猫背が強くなり、肩甲骨が外側に流れてロックされやすくなります。
骨盤矯正を行うことで、
- 肩甲骨を支える背骨の軸が整う
- 肩甲骨の“乗り方”が変わり動きやすくなる
- 背中の緊張が弱まり呼吸が深くなる
こうした変化が起こり、肩甲骨がスルッと動く下準備ができます。
■ 猫背矯正|肩甲骨のポジションを本来の位置へ戻す
猫背では肩甲骨が外に広がり、前に傾きます。
この姿勢こそ、肩甲骨が固まる最大の原因です。
猫背矯正では、
- 巻き肩の改善
- 肩甲骨の内側の筋肉(菱形筋)の活性化
- 肋骨の動き改善
これらを整え、肩甲骨が本来のスムーズな軌道を描いて動くようにします。
「肩甲骨を回したときのゴリゴリが減った」
「深呼吸がしやすくなった」
と多くの方が実感されます。
■ 鍼灸施術|固まった筋肉を効率よくゆるめ、自律神経を整える
肩甲骨のロックにもっとも効果的なのが鍼灸です。
鍼灸は、
- 深部の固まった筋肉(肩甲挙筋・菱形筋・棘下筋など)を直接ゆるめる
- 交感神経の過緊張を落ち着かせる
- 血流改善で肩甲骨が動きやすい状態に戻す
- 東洋医学の「気血の巡り」を整える
というダブルの作用があります。
特に、肩甲骨周囲には東洋医学で重要なツボが集中しているため、
鍼灸の効果が出やすいエリアでもあります。
■ 頭部施術(ヘッドケア)|交感神経をOFFにして肩甲骨を緩ませる
「肩甲骨が固いのに、頭の施術が効くの?」
と思われるかもしれませんが、実は非常に重要です。
頭部には自律神経の中枢があります。
ここが緊張していると、体全体の筋肉がゆるみにくくなってしまいます。
頭部施術を行うと、
- 交感神経の働きが落ち着く
- 副交感神経が優位になり筋肉がゆるむ
- 肩甲骨の動きがスムーズに戻る
といった変化が期待できます。
「頭が軽くなるだけで、肩甲骨も動きやすくなるんですね!」
と驚かれる方も多いです。
通院の目安について
症状の強さや生活習慣によって異なりますが、基本的には次のペースをおすすめしています。
■ 急性期(がちがちでツラい時期)
週2回
交感神経の緊張が強く、筋肉を緩めてもすぐ戻りやすい時期。
集中的にケアすると回復が早いです。
■ リハビリ期(動きが戻ってくる時期)
週1回
肩甲骨が少しずつ動き始める時期。
姿勢のクセを修正しながら安定した状態を作ります。
■ メンテナンス期(良い状態をキープ)
月2〜3回
肩甲骨の可動域を保ち、自律神経も整えながら再発しにくい体へ。
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