はじめに
「肩甲骨のあたりが重だるい」「背中に鈍い痛みが続く」――そんな声をよく耳にします。デスクワークやスマホ操作の増加で猫背姿勢になり、肩甲骨まわりの血流が滞ることで痛みが出やすくなります。さらに、自律神経の乱れも影響し、慢性的な疲労感や倦怠感を伴うことも少なくありません。この記事では、肩甲骨まわりの痛みと猫背・血流不良の関係を、自律神経の観点と東洋医学的な観点からわかりやすくご説明し、当院での施術の効果についても詳しくご紹介します。
肩甲骨まわりの痛みと猫背の関係
姿勢の乱れが血流を妨げる
猫背になると肩甲骨が外に開き、肩や背中の筋肉が引き伸ばされて硬直します。これにより血管や神経が圧迫され、血流不足・神経伝達の滞りが生じやすくなります。特にデスクワークで前かがみが長時間続くと、肩甲骨まわりに慢性的な張りや痛みが蓄積します。
呼吸の浅さと自律神経
猫背によって胸郭の動きが制限されると、呼吸が浅くなります。呼吸の浅さは酸素不足を招き、交感神経が過剰に働きやすくなり、自律神経のバランスが崩れる要因に。結果的に筋肉がリラックスできず、痛みが慢性化していきます。
自律神経の観点からみる肩甲骨まわりの痛み
自律神経は血流や筋肉の緊張をコントロールしています。交感神経が優位になりすぎると筋肉は硬直し、血管が収縮して肩甲骨まわりの循環が悪化します。副交感神経への切り替えがうまくいかないと、休んでいるはずの夜でも筋肉が緊張状態にあり、朝起きたときから肩甲骨に違和感を覚えることもあります。
東洋医学からの解説
東洋医学では、肩甲骨まわりの痛みは「気血の滞り(瘀血)」や「肝の疏泄機能低下」と関わりが深いとされます。
- 肝は全身の気血の流れを調整する役割を担っており、ストレスや姿勢不良でその働きが乱れると、肩や背中に張りや痛みが出やすくなります。
- 脾胃の機能が弱ると、気血の生成が不足し、筋肉が十分に栄養されずコリや痛みが長引きます。
- 督脈や膀胱経の経絡は背中を走行し、肩甲骨周囲の血流や気の流れに大きく関与します。これらの経絡の滞りを鍼灸で整えることで、痛みが改善しやすくなります。
くろちゃん鍼灸整体院の施術について
骨盤矯正
骨盤が歪むと背骨のバランスが崩れ、猫背や肩甲骨の位置異常につながります。骨盤矯正で土台を整えることで、自然と胸が開き、肩甲骨の動きが改善されます。
猫背矯正
背骨と肩甲骨のアライメントを整えることで、胸郭が広がり呼吸が深くなります。これにより自律神経の切り替えがスムーズになり、肩甲骨まわりの筋緊張や痛みが軽減します。
鍼灸施術
肩甲骨まわりのツボ(天宗・膏肓・肩外俞など)に鍼を施すことで血流を改善し、硬くなった筋肉を緩めます。また、全身の経絡バランスを調えることで自律神経の安定も期待できます。
頭部施術
頭皮や側頭部に施術を行うことで、副交感神経が優位になりリラックス効果が高まります。肩甲骨まわりの痛みが強い方ほど、頭部の緊張も強いため、頭部施術で相乗的な改善が見込めます。
通院の目安
- 急性期(痛みが強い時期):週2回
- リハビリ期(改善してきた時期):週1回
- メンテナンス期(予防・安定期):月2〜3回
継続的にケアすることで、猫背や血流不良による肩甲骨の痛みを繰り返さない体づくりが可能です。
ご予約について
当院は LINE・ホームページから24時間予約可能 です。施術者は1人のため、予約枠が限られております。早めのご連絡をおすすめいたします。
まとめ
肩甲骨まわりの痛みは、単なる「肩こり」ではなく、猫背による姿勢不良・血流不足・自律神経の乱れが複雑に関与しています。東洋医学的な視点を踏まえた施術で全身を整えることで、根本改善が可能です。肩甲骨の痛みでお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。
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