〜気の昇降が乱れたとき、東洋医学で整える選択肢〜
肺気虚とは?東洋医学からみた咳と鼻水の原因
東洋医学において「肺」は、呼吸機能だけでなく、「気(エネルギー)」と「津液(水分)」の巡りを統括する重要な臓腑です。特に「衛気(えき)」と呼ばれるバリア機能を体表に巡らせて、外邪(風邪や寒邪など)から身を守る役割を担っています。
肺気虚(はいききょ)とは、この肺の「気」が不足している状態です。気が不足すると、以下のような影響が現れます。
- 肺の収縮・拡張機能が低下 → 咳が出やすくなる
- 気の推動作用が低下 → 鼻水の排出がうまくいかず、停滞または過剰分泌
- 衛気が弱まる → 外邪の侵入を防ぎきれず、慢性化・反復化しやすい
- 気の昇降(上下のバランス)が不安定になる → 咳と鼻水が交互に出る
特に咳と鼻水が交互に現れるというのは、「気の昇降失調(しょうこうしっちょう)」と呼ばれ、肺気虚の典型的な症状のひとつです。
なぜ交互に出るのか?
- 咳は「気が上に昇りすぎる」状態
- 鼻水は「気が下に降りきれず、上焦(顔まわり)に停滞する」状態
つまり、気の流れが上にも下にも安定せず、肺のコントロール機能が崩れているため、咳と鼻水が交互に出る不安定な状態が続くのです。
肺気虚を引き起こす要因
- 慢性的な疲労・過労
- 長期にわたるストレス
- 過去の風邪やウイルス感染の後遺症
- 冷たい飲食の摂りすぎ
- 加齢や虚弱体質
これらにより肺の「気」が弱まり、慢性的な不調に陥りやすくなります。
くろちゃん鍼灸整体院の施術で整える
~肺気虚による咳・鼻水を改善するためのアプローチ~
🌀 骨盤矯正
肺の呼吸運動には、骨盤・背骨・横隔膜の連携が必要です。骨盤の歪みがあると、呼吸が浅くなり、肺への酸素供給が不十分に。骨盤矯正で体幹を安定させることで、肺の収縮・拡張がスムーズになり、咳の軽減につながります。
🌀 猫背矯正
猫背姿勢は胸郭を圧迫し、肺の容量を狭めます。また、胸部の血流も滞りやすくなり、鼻粘膜への血行も悪化します。猫背矯正によって胸が開き、肺機能が改善。鼻水の症状も和らぎやすくなります。
🌀 鍼灸施術(肺経・脾経・腎経を中心に)
- 肺兪(はいゆ)・中府(ちゅうふ):肺の機能を高め、咳の改善
- 迎香(げいこう)・印堂(いんどう):鼻水・鼻づまりの解消
- 足三里(あしさんり)・太淵(たいえん):気の巡りと免疫の強化
鍼灸で気の流れを整えることで、咳や鼻水の「交互に出る」症状を鎮めていきます。
🌀 頭部施術(頭鍼・頭皮整体)
脳への血流と自律神経の調整により、全身の気の昇降バランスを安定させます。特にストレスや疲労が肺気虚の背景にある場合、頭部アプローチは有効です。
通院の目安
- 急性期(症状がつらい時):週2回
- リハビリ期(回復途中):週1回
- メンテナンス(予防と再発防止):月2〜3回
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小田原市|くろちゃん鍼灸整体院
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