■ 肺気虚とは?東洋医学からみた「眠りの浅さ」の原因
東洋医学では「肺」は“気”を全身に巡らせる司令塔であり、呼吸・体温・免疫・水分代謝などを管理する役割があります。その中でも「肺気」は、呼吸によって得た清気と脾胃から得た水穀の精微を融合させ、全身に活力を届けるエネルギーです。
「肺気虚」とは、この肺気が不足した状態で、以下のような影響を及ぼします:
- 呼吸が浅くなる(特に吸気が弱くなる)
- 声が小さい・張りがない
- 疲れやすい、日中のだるさ
- 汗をかきやすい(特に動いた後に止まりにくい)
- 風邪を引きやすい
- 咳が長引く
肺は「宣発(気や津液を体表に散らす)と粛降(気や水分を下に降ろす)」の働きを持ちます。肺気が虚すと、気がうまく巡らなくなり、睡眠の質も乱れます。特に、夜間に呼吸が浅くなりやすく、睡眠が浅く途中で目覚めてしまう原因になります。
また、肺は五臓で「悲しみ」と関連し、過度の悲哀や孤独感も肺気を消耗させます。心身のストレスが呼吸の浅さを招き、結果として浅眠を引き起こすケースも多いのです。
■ 骨盤矯正・猫背矯正が睡眠と肺機能に与える影響
● 骨盤矯正
骨盤の歪みは、体幹のバランスを崩し、横隔膜の動きを制限します。横隔膜は肺の呼吸運動に関わる重要な筋肉であり、ここが固まると深い呼吸が困難になります。骨盤を整えることで、姿勢改善 → 呼吸改善 → 睡眠の質向上へとつながります。
● 猫背矯正
猫背姿勢は胸郭が圧迫され、肺の拡張が制限されます。これにより肺気の生成が妨げられ、呼吸が浅くなる原因となります。猫背矯正により胸郭の可動域を広げることで、自然な深呼吸がしやすくなり、夜間の睡眠も安定しやすくなります。
■ 鍼灸施術による肺気の補いと安眠効果
鍼灸は、肺気を補い、呼吸の通りを良くし、神経系を安定させるのに非常に効果的です。
【主なツボ例】
- 中府(ちゅうふ):肺経の募穴、咳や浅い呼吸に。
- 太淵(たいえん):肺の原穴。呼吸の安定と気の補充に。
- 合谷(ごうこく)・内関(ないかん):交感神経を抑え、睡眠の導入に効果。
- 百会(ひゃくえ):頭部の緊張緩和と中枢神経安定に。
鍼刺激により自律神経が整うことで、交感神経の高ぶりを抑え、睡眠ホルモン(メラトニン)の分泌リズムも整いやすくなります。
■ 頭部施術で脳の緊張をリセット
くろちゃん鍼灸整体院では、頭部・側頭部へのアプローチにより「思考過多」「寝つきの悪さ」「夜中の覚醒」などに対し効果的に働きかけます。特に、浅い眠りの方は頭部が硬くなっているケースが多く、頭皮や頭蓋骨周辺の調整により副交感神経のスイッチが入りやすくなります。
■ 通院の目安とご予約について
- 急性期(つらい症状が強い時期):週2回
- リハビリ期(改善し始めた時期):週1回
- メンテナンス期(再発防止・体調維持):月2〜3回
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■ 小田原市・くろちゃん鍼灸整体院の睡眠改善サポート
肺気虚による浅眠は、単なる疲れだけでなく「呼吸力の低下」や「自律神経の不安定さ」によるものです。東洋医学的アプローチで原因にアプローチし、根本改善を目指します。
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