夏風邪が長引く、何度もぶり返す…その原因、「肺脾気虚」かもしれません
夏になると風邪をひきやすく、治ったと思ってもまたすぐにぶり返す…そんな体調の波に悩んでいませんか?
このような状態は、**東洋医学で「肺脾気虚(はいひききょ)」**と呼ばれる体質の可能性があります。肺と脾は、体の免疫と消化吸収を担う要です。両方が同時に虚している状態では、外からの邪(病気の原因となる気)を防ぎきれず、夏風邪を繰り返しやすくなるのです。
東洋医学で見る「肺脾気虚」とは?
肺は「気(き)」を体内に取り込み、体の表面をバリアする「衛気(えき)」を作り出す役割を担っています。
脾は「後天の本(こうてんのもと)」と呼ばれ、食べたものから気血を生成し、全身に供給する臓です。
この肺と脾の両方が弱っていると、以下のような症状が見られます。
- すぐに風邪をひく、治ってもぶり返す
- 倦怠感が強く、食欲が落ちやすい
- 呼吸が浅く、軽い動作で息切れする
- 胃腸が弱く、下痢しやすい
- 汗をかきやすく、寒がり
- 声が小さく、話すのも億劫になる
特に夏は湿気と冷房の冷えが体に入りやすく、脾の働きが落ちやすい季節です。冷たい飲み物や冷房による冷えは、脾をさらに弱め、免疫のバリアとなる肺の力をも奪います。
肺脾気虚に効果的な当院の施術
骨盤矯正
骨盤が歪むと自律神経のバランスや内臓の位置にも影響を与えます。
脾胃(消化器系)の働きが弱ると全身の気血が不足しやすくなり、肺の働きにも影響します。骨盤の傾きを調整することで、内臓機能が活性化し、肺と脾の気が補いやすい体質に導きます。
猫背矯正
姿勢の崩れ、とくに前かがみの猫背は胸郭を圧迫し、肺の機能を低下させます。
呼吸が浅くなることで、肺気がさらに不足し、風邪を引きやすい状態に。猫背を矯正し、深く呼吸できる体へ整えることが、肺気虚の根本改善に繋がります。
鍼灸施術
肺と脾に関連する経絡(肺経・脾経)に鍼灸刺激を加えることで、
・免疫力の強化(衛気の補充)
・胃腸の調整(脾の運化を高める)
・呼吸の安定と声の回復
といった効果が期待できます。特にツボとしては「太淵(たいえん)」「足三里(あしさんり)」「中脘(ちゅうかん)」などが有効です。
頭部施術(頭鍼・頭皮ほぐし)
慢性的な倦怠感や息苦しさ、不眠などがある場合、脳疲労の改善も必要です。頭部のツボを刺激することで、自律神経を整え、肺・脾の働きが安定しやすくなります。
通院の目安と予約方法
- 急性期(症状が強い時):週2回
- リハビリ期(症状が落ち着いてきた時):週1回
- メンテナンス期(再発予防・体質安定):月2〜3回
当院では症状の状態や生活環境に合わせた通院計画をご提案しています。
📱 LINE・ホームページから24時間予約受付中!
混雑状況により当日予約が取れない場合もありますので、お早めのご予約をおすすめします。
まとめ|肺脾気虚の夏風邪は体のサイン。根本から体質改善を
夏風邪を何度も繰り返す体質には、「気の不足」と「防衛機能の低下」が深く関係しています。
「肺脾気虚」はその両方に関わる問題であり、単なる栄養や睡眠だけでは改善しにくいケースも多いです。
くろちゃん鍼灸整体院では、体質・姿勢・呼吸・自律神経のすべてを見直す東洋医学的アプローチで、再発しない体を目指します。
「風邪をひきやすい体質を変えたい」「疲れやすさをなんとかしたい」方は、ぜひご相談ください。
✅ LINE・ホームページから24時間予約受付中
今すぐご予約はこちらから!相談も予約もLINEでのご連絡が便利です!
📱LINE



コメント