■ 東洋医学で見る「胃気虚」とは?
東洋医学において「胃」は、飲食物を受け入れ、消化し、栄養を体内に送り届ける中枢的な存在です。「胃気虚(いききょ)」とは、この胃の働きが弱まり、消化吸収の力が低下している状態を指します。
胃気虚になると、以下のような症状が現れやすくなります:
- 食欲がわかない、無理に食べると胃がもたれる
- 少量しか食べられない
- 食後にすぐ眠くなる、だるくなる
- げっぷやお腹の張りが気になる
- 顔色が悪く、疲れやすい
- 体が重だるい、特に午前中がつらい
- 舌に白い苔がつき、むくみがち
- 脈が弱く細い
東洋医学では、胃気が「上昇」していると口に食欲が湧き、唾液も自然と出るようになります。しかし胃気が虚して「下降」してしまうと、気力が出ず、飲食が億劫になり、全身のエネルギーも不足してしまうのです。
また、胃気虚は「脾虚」とセットで起こることが多く、体液代謝も乱れやすくなるため、むくみや冷えも併発するケースがあります。
■ なぜ現代人に多い? 胃気虚の原因
胃気虚の背景には、以下のような要因が挙げられます:
- 冷たい飲食物の摂りすぎ(夏場の冷え)
- 不規則な食事、早食いやながら食い
- 長時間のスマホやパソコン作業による姿勢不良
- ストレスや過労、睡眠不足
- 運動不足による気血の巡りの低下
こうした生活習慣は、胃腸の「陽気(温めて動かすエネルギー)」を損ない、胃の運化作用(食物を消化・吸収し全身へ送る力)を低下させてしまいます。
■ くろちゃん鍼灸整体院の施術アプローチ
~胃気虚に対する整体と鍼灸の総合ケア~
● 骨盤矯正
骨盤の歪みは内臓の位置や血流に影響を与え、胃腸機能の低下にもつながります。当院の骨盤矯正では、内臓を本来の位置に戻し、胃の働きを助ける環境を整えます。
● 猫背矯正
猫背姿勢は胃を圧迫し、消化機能を妨げる大きな要因です。猫背矯正により胸郭を開き、胃のスペースを確保することで、食欲と消化力の改善を目指します。
● 鍼灸施術
東洋医学に基づき、「中脘(ちゅうかん)」「足三里(あしさんり)」「脾兪(ひゆ)」「胃兪(いゆ)」などのツボを使って胃腸の気を補い、消化吸収力を高めます。気の巡りが良くなることで、自然と食欲が戻ってきます。
● 頭部施術
ストレスによる自律神経の乱れは、胃の働きを妨げます。頭部のツボ刺激により交感神経を緩め、副交感神経優位なリラックス状態に導くことで、胃腸の働きを整えます。
■ 通院頻度の目安
- 急性期(倦怠感・食欲不振が強い時期):週2回
- 回復期(食欲は戻りつつあるが胃もたれが残る):週1回
- メンテナンス期(季節の変わり目や疲れやすい時期の予防):月2〜3回
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