~消化機能の低下は体力低下と直結し、熱中症リスクが上昇します~
はじめに
夏の暑さが続く中、「なんとなく胃が重い」「食欲がない」「お腹を下しやすい」などの胃腸の不調を感じていませんか?
これらの症状を軽く考えていると、夏バテと熱中症を併発するリスクが高まることをご存知でしょうか?
実は、胃腸の働きは体力と深く結びついており、弱った胃腸を放っておくと体温調節や水分調節の機能が乱れ、自律神経の失調や熱中症の原因になってしまいます。
今回は、東洋医学と現代医学の両面から「胃腸の不調」と「夏バテ・熱中症」の関係を解説し、当院での骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術による改善アプローチをご紹介します。
胃腸の不調が体に与える影響
● 消化機能と体力の関係
胃腸の働きが弱まると、栄養素の吸収が不十分になり、全身のエネルギー不足(気虚)に陥ります。
また、水分代謝にも支障をきたし、体に「湿(しつ)」が溜まってだるさやむくみの原因にもなります。
これにより、
- 疲れやすい
- 食後に眠くなる
- 汗をかいても回復しない
- 頭がぼんやりする
などの不調が重なり、夏バテの悪化や熱中症の引き金となるのです。
自律神経と胃腸・体温調整の関係
自律神経は「消化機能」や「発汗・血管の収縮」といった体温調節を司る重要な神経です。
胃腸が乱れると、副交感神経と交感神経のバランスが崩れ、以下のような状態を引き起こします。
- 暑いのに汗をかけず体に熱がこもる
- 水分をうまく吸収・保持できず脱水しやすくなる
- 脳や筋肉に栄養が行き渡らず、熱中症の症状(ふらつき・吐き気・頭痛など)を併発
つまり、胃腸の不調が続くことで自律神経が乱れ、夏バテや熱中症のダブルパンチを受けやすくなってしまうのです。
東洋医学の視点:脾虚・湿邪・気虚による体力低下
東洋医学では、胃腸を「脾(ひ)」と「胃(い)」と表現し、食物から気(エネルギー)と津液(水分)を作り出す根本とされています。
夏場に冷たい飲食やストレス、湿気が重なると「脾虚(ひきょ)」と「湿邪(しつじゃ)」が入り込み、以下のような状態を招きます。
- 食欲不振・軟便・胃もたれ(脾虚)
- 身体の重だるさ・無気力(湿邪)
- 疲労感・汗が止まらない・熱中症症状(気虚)
これらは放っておくと「中焦の気機が滞る」状態となり、ますます消化と体力の回復が困難になります。
くろちゃん鍼灸整体院の施術によるアプローチ
● 骨盤矯正:内臓の位置を整え消化器への圧迫を軽減
骨盤が歪むと内臓が下垂し、胃腸が圧迫されやすくなります。
骨盤を整えることで腸の動きが改善され、消化吸収の回復が期待できます。
● 猫背矯正:呼吸・内臓機能の向上
猫背姿勢は横隔膜の動きを制限し、消化・自律神経の働きを阻害します。
背骨の自然なカーブを整えることで、消化機能と熱放散機能が正常化します。
● 鍼灸施術:脾胃経・任脈・足の三里を中心に調整
東洋医学的に**「気を補い、湿をさばく」**経穴(ツボ)に鍼灸を施します。
特に「足三里」「中脘」「脾兪」などを用いて、消化機能と免疫を同時にサポート。
● 頭部施術:自律神経のバランスを整える
頭部の筋緊張を和らげ、脳の温度調整機能や睡眠リズムをサポートします。
これにより、全身の熱調節や倦怠感の改善にもつながります。
通院の目安
- 急性期(胃もたれ・熱中症症状が強い):週2回
- リハビリ期(胃腸が整ってきた時期):週1回
- メンテナンス期(再発予防・体調維持):月2~3回
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