くろちゃん鍼灸整体院(小田原市・南足柄市・開成町・秦野市・中井町・大井松田町)
はじめに
「胸がギュッと詰まる感じがする」
「息はできるけど、なんとなく苦しい」
「病院では異常なしと言われたけど、胸の違和感が取れない」
こうした症状を抱えて、くろちゃん鍼灸整体院に来院される方はとても多いです。
特に最近は、
- 寒暖差
- ストレス
- 長時間のスマホ・パソコン作業
- 姿勢の乱れ
これらが重なり、交感神経が張りつめたまま緩まなくなっている状態の方が増えています。
胸が詰まるように苦しい感覚は、決して「気のせい」ではありません。
体がちゃんと発している危険信号です。
このブログでは、
- なぜ胸が詰まるように苦しくなるのか
- 自律神経の視点からの説明
- 東洋医学ではどう考えるのか
- くろちゃん鍼灸整体院で行う施術が、なぜ有効なのか
を、これから来院される方が「自分のことだ」と感じられる話し言葉で、じっくりお伝えしていきます。
胸が詰まるように苦しい感覚の正体
この症状を訴える方に共通しているのは、
- 胸の中心が重たい
- 息を吸ってもスッと入らない
- 深呼吸しようとすると余計に苦しい
- 不安感や焦りが同時に出る
といった感覚です。
多くの場合、原因は心臓や肺そのものではありません。
問題になっているのは、神経の緊張状態です。
交感神経が張りすぎると体はどうなる?
交感神経は、活動・緊張・防御の神経です。
本来は、
- 仕事をするとき
- 運動をするとき
- 危険を察知したとき
に一時的に働き、その後は副交感神経に切り替わります。
しかし、
- 休んでいるつもりでも頭が止まらない
- 常に時間に追われている
- 無意識に肩や胸に力が入っている
こうした状態が続くと、交感神経が入りっぱなしになります。
その結果、
- 胸郭(肋骨まわり)が硬くなる
- 呼吸筋が常に緊張する
- 胸部の血流が低下する
これが「胸が詰まるように苦しい」感覚を生みます。
自律神経から見た胸の苦しさ
胸まわりには、自律神経が非常に集中しています。
- 心臓
- 肺
- 気管
- 食道
これらはすべて自律神経の支配下にあります。
交感神経が過剰に働くと、
- 心拍数が上がる
- 呼吸が浅く早くなる
- 血管が収縮する
結果として、「息はできるのに苦しい」状態が起こります。
これはパニック症状に近い状態ですが、
必ずしも強い不安が原因とは限りません。
実際には、
- 姿勢の乱れ
- 背骨の硬さ
- 骨盤の歪み
といった身体的な要因がきっかけになっているケースが非常に多いのです。
東洋医学で考える「胸が詰まる」状態
東洋医学では、この状態をいくつかの視点で捉えます。
気滞(きたい)
ストレスや緊張により、気の流れが胸で滞っている状態です。
- 胸が苦しい
- 喉が詰まる感じ
- ため息が多い
といった特徴があります。
肝気鬱結(かんきうっけつ)
感情の抑圧やストレスが長く続くと、
「肝」の働きが乱れ、気の巡りが悪くなります。
特に、
- 真面目
- 我慢強い
- 頑張りすぎる
こうした方ほど起こりやすい状態です。
心・肺の緊張
交感神経の張りすぎは、
東洋医学的には心と肺の気が乱れている状態と考えます。
これが胸苦しさとして現れます。
なぜ姿勢が関係するのか?
胸が苦しい方の多くは、
- 猫背
- 巻き肩
- 頭が前に出ている
といった姿勢になっています。
この姿勢では、
- 胸郭が潰れる
- 肋骨が動かない
- 横隔膜がうまく働かない
結果として、呼吸が浅くなり、交感神経がさらに興奮します。
つまり、
姿勢 → 呼吸の乱れ → 自律神経の乱れ → 胸の苦しさ
という悪循環が起こっているのです。
骨盤矯正が胸の苦しさに効く理由
「胸が苦しいのに、骨盤?」
そう思われる方も多いですが、実はとても重要です。
骨盤は、
- 背骨の土台
- 自律神経のバランスの基盤
です。
骨盤が歪むと、
- 背骨のカーブが崩れる
- 胸椎の動きが悪くなる
- 神経の伝達が乱れる
結果、胸まわりの緊張が抜けなくなります。
骨盤矯正によって、
- 背骨全体が動きやすくなる
- 呼吸が深くなる
- 交感神経の過緊張が自然に落ちる
こうした変化が起こります。
猫背矯正が交感神経を緩める理由
猫背は、体にとって防御姿勢です。
防御姿勢では、交感神経が優位になります。
猫背矯正により、
- 胸が開く
- 肋骨が動く
- 呼吸が楽になる
すると、副交感神経が働きやすくなり、
「胸が詰まる感じ」がスーッと抜けていく方が多いです。
鍼灸施術による自律神経調整
鍼灸は、交感神経の張りすぎに非常に有効です。
- 緊張し続けている筋肉
- 神経が過敏になっているポイント
- 東洋医学的なツボ
にアプローチすることで、
- 神経の興奮を鎮める
- 血流を改善する
- 内臓の緊張を和らげる
といった効果が期待できます。
特に胸の苦しさがある方は、
鍼をした瞬間に呼吸が深くなるケースも少なくありません。
頭部施術が不安感を和らげる理由
交感神経の張りすぎは、
実は「頭」が休めていない状態でもあります。
頭部施術では、
- 脳の緊張を緩める
- 思考のループを止める
- 副交感神経を優位にする
これにより、
「胸の圧迫感が気にならなくなった」
「息を意識しなくても楽になった」
と感じる方が多くいらっしゃいます。
通院の目安
症状の段階に合わせて通院をおすすめしています。
- 急性期:週2回
- リハビリ期:週1回
- メンテナンス期:月2〜3回
胸の苦しさは「良くなったり悪くなったり」を繰り返しやすいため、
段階的なケアがとても大切です。
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