はじめに
近年、多くの方が「体がだるい」「何もしていないのに疲れている」と訴えます。その背景には単なる睡眠不足や運動不足だけでなく、「脳の熱」が深く関わっています。脳がオーバーヒートすることで神経活動の効率が低下し、エネルギー切れのような状態が生まれるのです。本記事では、自律神経や東洋医学の視点からその仕組みを解説し、くろちゃん鍼灸整体院で行う骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術の効果を詳しく紹介します。
脳の熱が倦怠感を引き起こすメカニズム
神経活動と熱産生
脳は体重の約2%の大きさですが、消費エネルギーは全体の約20%に及びます。神経が活動するとATPが燃焼され、その副産物として熱が生じます。通常は脳血流によって放熱されますが、ストレスや姿勢不良、生活リズムの乱れにより冷却が追いつかなくなると、深部温度が上昇し「脳疲労」「強い倦怠感」へとつながります。
倦怠感の実感としての「体の重さ」
脳温が高まると神経伝達物質の効率が落ち、身体の動きや感覚にブレーキがかかったように感じます。結果として「鉛のように体が重い」「エネルギー切れで動けない」という症状が出てきます。
自律神経の観点からの説明
自律神経と脳の熱
自律神経は体温調節や血流分配を担い、脳の熱をコントロールする大切なシステムです。交感神経が過剰に働くと血管が収縮し、脳の冷却効率が下がります。その結果、脳温が上昇しやすくなり、倦怠感や集中力低下が起こります。
乱れた自律神経と日常症状
- 頭痛やめまい
- 胃腸の不調
- 睡眠の質低下
- イライラや気分の落ち込み
これらは脳温上昇と自律神経の乱れが複合的に作用して現れます。
東洋医学からみる「脳の熱と倦怠感」
気血津液と脳の熱
東洋医学では、脳の熱は「気血の滞り」「津液不足」と関連します。熱がこもると水分(津液)が不足し、頭部や全身のめぐりが悪化。結果として「痰湿(だるさ・重さ)」や「気虚(エネルギー不足)」として表れます。
脳の熱を説明できる病証
- 肝火上炎:ストレスで肝気が鬱し、火が上昇して頭に熱をこもらせる
- 脾虚湿困:胃腸機能が弱まり、湿が停滞して倦怠感が出る
- 腎陰虚:陰液不足で熱が鎮まらず、脳がオーバーヒートする
これらは現代の「脳疲労」「自律神経失調」と非常に近い考え方です。
施術によるアプローチ
骨盤矯正
骨盤の歪みは血流循環を妨げ、脳の放熱効率を下げます。骨盤矯正により全身循環が改善し、脳温の安定につながります。
猫背矯正
猫背は首肩の緊張を生み、頭部への血流を滞らせます。猫背矯正で姿勢を正すことで、首から脳への血流がスムーズになり倦怠感の改善が期待できます。
鍼灸施術
東洋医学的には「清熱」「補気」「化湿」の施術を行い、ツボ刺激で自律神経を調整します。頭部や背部のツボにアプローチすることで、脳の熱を鎮め倦怠感を和らげます。
頭部施術
頭部の筋緊張をゆるめ、局所的な熱のこもりを解消。さらに副交感神経を優位にし、リラックスと回復を促進します。
通院の目安
- 急性期:週2回
- リハビリ期:週1回
- メンテナンス期:月2〜3回
体調に合わせた段階的な通院で、根本改善と再発防止を目指します。
ご予約について
当院は施術者が1人のため、予約枠に限りがあります。
LINE・ホームページにて24時間予約受付中です。お早めのご連絡をおすすめします。
まとめ
脳の熱は単なる「疲れ」ではなく、自律神経や東洋医学的な視点からも倦怠感の大きな原因です。骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術を組み合わせることで、脳の熱を下げ、体の軽さと活力を取り戻せます。
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