脳温が38.6℃を超えると記憶力が下がる

自律神経 体の歪み 痛み

〜視覚記憶6.8%低下と学習効率低下の危険性〜

はじめに

夏の暑さや強いストレスで「頭がボーッとする」「物覚えが悪くなった」と感じた経験はありませんか?実は脳の温度(脳温)がわずかに上昇するだけで、記憶力や集中力は大きく低下します。特に脳温が38.6℃を超えると視覚記憶は6.8%も低下し、記憶の固定化が阻害されることが研究で明らかになっています。つまり、学習効率や仕事のパフォーマンスに直結する深刻な問題なのです。

本記事では、脳温上昇がなぜ記憶力を下げるのか、自律神経や東洋医学の観点から詳しく解説し、当院(くろちゃん鍼灸整体院)の骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術がどのように役立つかをお伝えします。


脳温と記憶力低下の関係

脳温が38.6℃を超えるとどうなるか

脳の深部温は平常時で約38.0〜38.5℃と高めに保たれています。しかし38.6℃を超えると神経細胞の活動効率が低下し、シナプスの情報伝達が乱れます。結果として、短期記憶や視覚情報の保持能力が低下し、日常生活で「覚えられない」「忘れやすい」といった現象が起こります。

視覚記憶6.8%の低下

実験的データでは、脳温が38.6℃を超えると視覚的なパターンやイメージを保持する力が6.8%低下することが示されています。わずかな数値に見えますが、受験勉強や仕事でのプレゼン資料作成など、情報処理の積み重ねにおいて大きな差となります。

記憶の固定化が妨げられる

脳温上昇は「記憶の固定化(エンコード)」を妨げます。学習した情報が長期記憶として定着せず、翌日には忘れてしまうといった状況を招きやすくなります。これが「学習効率の大幅低下」につながります。


自律神経からみる脳温と記憶力

交感神経の過活動

暑さやストレスで交感神経が優位になると、血管が収縮し脳血流が低下します。脳に酸素と栄養が届かなくなり、熱の放散も妨げられて脳温はさらに上昇。この悪循環が記憶力低下を助長します。

副交感神経の機能低下

本来、副交感神経が働くことで血流や体温調整が安定します。しかし自律神経のバランスが乱れると副交感神経が十分に働かず、脳のクールダウンができなくなります。


東洋医学からみる脳温と記憶低下

東洋医学では「熱」「気血の巡り」「腎精」が記憶や思考に大きく関与します。

  • 心火亢進(しんかこうしん)
     心に余分な熱がこもると、不眠や健忘(物忘れ)が出やすくなります。
  • 肝気鬱結(かんきうっけつ)
     ストレスで肝の気が滞ると、頭に熱が上り集中力が乱れます。
  • 腎精不足(じんせいぶそく)
     腎は脳を「髄海」と呼び、精気が不足すると記憶力低下や思考力減退につながります。

つまり、東洋医学的にも熱の滞りと気血の不足が記憶低下の要因とされています。


くろちゃん鍼灸整体院の施術アプローチ

当院では、脳温の上昇による記憶力低下を改善するために、以下の施術を組み合わせています。

骨盤矯正

骨盤の歪みを整えることで姿勢が安定し、脳への血流が改善。熱のこもりを軽減し、自律神経のバランスを取り戻します。

猫背矯正

猫背は胸郭を圧迫し呼吸が浅くなり、脳への酸素供給を妨げます。猫背矯正により深い呼吸が可能となり、脳のクールダウンが促進されます。

鍼灸施術

ツボ刺激により「気血の巡り」を整え、余分な熱を外に逃がす作用を引き出します。特に百会・風池・合谷などのツボは、頭部の熱やストレスを和らげ、集中力を回復させます。

頭部施術

頭皮や後頭部の筋緊張を緩めることで脳血流を改善し、熱の排出を助けます。脳疲労のリセットにも効果的です。


通院の目安

  • 急性期:週2回
  • リハビリ期:週1回
  • メンテナンス期:月2〜3回

継続的にケアを行うことで、記憶力や集中力を安定的に保つことができます。


ご予約について

当院は施術者が一人のため予約枠が限られております
お早めにご予約いただくことをおすすめします。

  • LINE予約:24時間受付中
  • ホームページ予約:24時間受付中

まとめ

脳温が38.6℃を超えると、記憶力は顕著に低下し学習効率が落ちます。自律神経や東洋医学的観点からも、熱の滞りや気血の乱れが大きな要因です。

当院では、骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術を通じて、脳血流と自律神経を整え、脳温を適正に保つサポートを行っています。

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