〜脳温上昇で胃腸の働き低下、エネルギー不足が招く不調〜
はじめに
私たちの日常生活は、デジタル機器の普及や情報過多によって、知らず知らずのうちに脳に大きな負担をかけています。脳が過度に働くと「脳疲労」が起こり、集中力や判断力の低下だけでなく、実は消化機能にも大きな影響を与えることをご存じでしょうか。
脳が熱を持ち(脳温上昇)、胃腸の働きが弱まると栄養吸収が落ち、結果として脳自体に必要なエネルギーも不足します。これは悪循環を生み、体と心の両面で不調を引き起こします。
本記事では、
- 脳疲労と消化機能の関係
- 自律神経から見たメカニズム
- 東洋医学的な視点での解釈
- 当院の施術(骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術)が持つ効果
を詳しくご紹介いたします。
脳疲労と消化の関係
脳温上昇が消化を妨げる仕組み
脳が疲労すると、神経活動が活発化し熱が発生します。この熱は脳温の上昇を招き、自律神経のバランスを崩す原因となります。特に消化器を支配する副交感神経の働きが弱まると、胃酸の分泌や蠕動運動が低下し、食べ物の分解や吸収が滞ります。
その結果、
- 胃もたれ
- 消化不良
- 栄養吸収不足
が起こり、さらに脳へのエネルギー供給も不足し、思考力や集中力が落ち込むという悪循環が生まれるのです。
自律神経から見たメカニズム
自律神経の役割
自律神経は「交感神経」と「副交感神経」から成り、交感神経は活動・緊張、 副交感神経は休息・消化を司ります。
脳疲労によるストレス状態が続くと交感神経が優位になり、消化を担う副交感神経が働きにくくなります。そのため、消化機能は低下し、食べたものをしっかり吸収できず、体全体の栄養不足につながります。
脳と腸の密接な関係
腸は「第二の脳」とも呼ばれ、腸内環境と脳の状態は双方向に影響を与えます。腸内環境が乱れると脳疲労が悪化し、脳疲労が進むと腸の働きが弱まるという、強い相関関係が存在します。
東洋医学的な視点
東洋医学では、脳疲労による消化機能低下は「脾胃の虚」と「肝気鬱結」に関連づけられます。
- 脾胃の虚
食欲不振、軟便、疲れやすさが特徴。脳疲労で消耗した気血が不足し、脾胃が本来の働きを失ってしまいます。 - 肝気鬱結
ストレスや過度な緊張により、気の巡りが滞り、消化が阻害される状態です。イライラや胸のつかえ感も伴います。
このように東洋医学では「脳と消化器は気血の流れでつながっている」と考えられており、脳疲労を改善するには、胃腸だけでなく全身の気の巡りを整えることが重要です。
施術による改善効果
当院では、脳疲労による消化機能低下に対して、以下の施術を組み合わせてアプローチします。
1. 骨盤矯正
骨盤の歪みは姿勢を悪化させ、内臓の位置や血流にも影響します。骨盤を整えることで、胃腸の働きがスムーズになり、自律神経の安定にもつながります。
2. 猫背矯正
猫背は胸郭を圧迫し、横隔膜の動きを妨げ、消化機能を低下させます。背骨のラインを整えることで呼吸が深まり、副交感神経が優位になりやすくなります。
3. 鍼灸施術
- 胃腸を整える経穴(足三里、中脘など)
- 脳疲労を和らげる経穴(百会、太衝など)
を組み合わせ、気血の流れを改善。脳と消化の両方をサポートします。
4. 頭部施術
頭皮や側頭部の緊張を解き、脳の血流・熱循環を改善。脳疲労を和らげるとともに、自律神経を安定させます。
通院の目安
- 急性期:週2回
- リハビリ期:週1回
- メンテナンス期:月2〜3回
継続的なケアで脳疲労と消化機能を根本から改善していきます。
ご予約について
くろちゃん鍼灸整体院では、
LINE・ホームページから24時間予約受付中 です。
施術者が1人のため、予約が埋まりやすくなっております。お早めにご連絡ください。
まとめ
脳疲労は単に頭の疲れではなく、胃腸の働きや全身のエネルギー供給に深く関わっています。
自律神経と東洋医学の両面からアプローチすることで、脳と消化を同時に整えることが可能です。
「集中力が続かない」「胃腸が弱い」「疲れが取れない」といったお悩みをお持ちの方は、ぜひ当院にご相談ください。
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