夏になると、体がだるくなったり、食欲が落ちたりする方が増えてきますが、「鼻血が出やすくなる」方も少なくありません。それ、実は東洋医学でいう「脾(ひ)の弱り=脾不統血」が関係しているかもしれません。今回はその理由と、整体・鍼灸でできるケアについて解説します。
【東洋医学でみる「脾不統血」と鼻血】
東洋医学では「脾」は消化吸収だけでなく、「血(けつ)を統(す)べる」働きも担っています。この統血機能が弱くなると、体内で血が正常な経路にとどまれず、鼻血や皮下出血、月経過多などの「血の漏れ」が起こりやすくなるのです。
特に夏は、冷たいものの摂りすぎや湿気・暑さによって脾がダメージを受けやすい季節です。脾が弱ると消化力が落ちるだけでなく、統血の力も低下し、「夏になると鼻血が出やすい」という状態に繋がってしまいます。
【よくある症状のチェック】
- 食後にお腹が張る・下痢しやすい
- 甘いものを好む
- 歯ぐきや鼻から出血しやすい
- 倦怠感や立ちくらみがある
- 舌に歯の跡がつく
これらは「脾虚(脾の弱り)」のサインであり、放置すると統血機能の低下につながります。
【くろちゃん鍼灸整体院のアプローチ】
■ 骨盤矯正
骨盤の歪みは内臓の位置にも影響を与えます。骨盤を整えることで腹部の臓器、特に「脾・胃」の働きをサポートし、消化力・吸収力の回復を促します。
■ 猫背矯正
猫背姿勢は胸郭の圧迫や腹部のうっ血を招きます。姿勢を整えることで血液循環を改善し、全身の「気血」の巡りを活性化します。
■ 鍼灸施術
脾経・胃経のツボ(足三里、中脘、三陰交など)を中心に、統血作用を助ける施術を行います。また、体質に応じて補血・補気の施術も組み合わせ、体全体のバランスを整えていきます。
■ 頭部施術
頭部の緊張や自律神経の乱れも、出血のコントロールに影響します。頭部の緊張をほぐし、リラックス状態を作ることで出血の再発リスクを下げる施術も行っています。
【通院プラン】
- 急性期(鼻血が頻発・脾虚が顕著):週2回
- リハビリ期(症状が落ち着いてきた頃):週1回
- メンテナンス期(体質改善・再発防止):月2〜3回
【予約案内】
当院では、LINE・ホームページから24時間予約受付中です。突然の鼻血や体調の不安など、気軽にご相談ください。
✅ LINE・ホームページから24時間予約受付中
今すぐご予約はこちらから!相談も予約もLINEでのご連絡が便利です!
📱LINE



コメント