~午後の強烈な眠気、その原因は「脾」の弱りかもしれません~
午後になると急に強い眠気に襲われて仕事に集中できない…
そんな経験はありませんか?単なる「寝不足」ではなく、東洋医学的には「脾虚(ひきょ)」のサインであることが少なくありません。
今回は、東洋医学の視点から「脾虚と眠気の関係」、そして「くろちゃん鍼灸整体院」での施術アプローチをご紹介します。
■ 脾虚とは?東洋医学での「脾」の役割
東洋医学における「脾」は、現代でいう膵臓や消化吸収機能に近い働きを担います。特に次のような機能があります:
- 飲食物から「気」「血」「津液(しんえき)」を作る
- それらを全身に運搬する
- 体の中心(中焦)として臓腑を支える
脾のエネルギーが不足すると、十分な「気」が作られず、全身にエネルギーが回らなくなります。その結果、
- 日中の眠気
- 集中力の低下
- 倦怠感
- 胃もたれや軟便
といった症状が現れやすくなります。
■ なぜ「午後の眠気」が出やすいのか?
東洋医学では、午前11時〜午後1時(脾の時間)を過ぎると、脾の力が徐々に落ちていくとされています。脾虚の方はもともとエネルギー産生が弱いため、昼食後の消化活動でさらに気を消耗し、午後に眠気が強まる傾向があるのです。
■ こんな症状があれば「脾虚による眠気」かも?
- 食後に強烈な眠気がくる
- 少し動くだけでもだるくなる
- 朝は起きられるのに、午後になると集中が切れる
- 胃がもたれやすく、軟便がち
- 甘い物をやたら欲する
これらが当てはまる方は、「脾虚」が進行している可能性があります。
■ くろちゃん鍼灸整体院でのアプローチ
当院では、脾虚による慢性的な眠気に対して、次の4つの軸で施術を行います。
【1】骨盤矯正
脾は「中焦」に属し、骨盤の歪みや腹部の内臓下垂によって機能が低下しやすくなります。骨盤を正しく整えることで内臓の位置を引き上げ、消化機能の回復を図ります。
【2】猫背矯正
猫背の姿勢は内臓の圧迫を引き起こし、胃腸の働きを妨げます。姿勢改善によって腹部の緊張を緩め、「気」の流れをスムーズにし、眠気の原因となる脾の疲労を軽減します。
【3】鍼灸施術(特に脾経へのアプローチ)
- 足の太陰脾経(ひけい)
- 任脈(へその下~下腹部)
- 胃兪・脾兪などの背部兪穴
これらの経絡や経穴に鍼やお灸で刺激を加えることで、脾の機能を高め、眠気やだるさの改善を促します。
【4】頭部施術(脳の血流促進)
午後の眠気には、脳の血流低下も一因です。当院の頭部手技では、側頭部・後頭部の緊張を緩め、脳の酸素供給を高めることでスッキリ感を実感していただけます。
■ 通院の目安
フェーズ | 頻度 | 目的 |
---|---|---|
急性期(強い眠気・集中力低下) | 週2回 | 脾機能の立て直しと回復 |
リハビリ期(眠気は減ってきたが不安定) | 週1回 | 再発予防と全身調整 |
メンテナンス期(安定した生活を継続したい) | 月2〜3回 | 脾を支え続ける生活習慣と姿勢維持 |
■ 眠気対策は「脾」をいたわることから
午後の強い眠気は、単なる「寝不足」ではないことが多く、身体の中からのサインである可能性があります。東洋医学の「脾」を整えることで、根本から改善していきましょう。
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