ふらつき・集中力の低下は「腎の精」の不足かもしれません
東洋医学の視点からみた「腎精不足とめまい」
東洋医学では、「腎」は生命の源とされ、成長・発育・生殖・老化などに深く関わります。特に「腎精(じんせい)」は、腎に蓄えられた生命エネルギーであり、体内の「精・気・神」の基礎となる重要な存在です。
腎精には二つの側面があります。
- 先天の精:生まれつき親から受け継いだ生命力
- 後天の精:飲食物から脾胃で得られた栄養エッセンス
この腎精は「脳髄」を養う源でもあり、脳は「髄海(ずいかい)」と呼ばれます。腎精が不足すると、脳に十分なエネルギーが届かなくなり、「めまい」「ふらつき」「集中力の低下」「健忘」「耳鳴り」「視力のかすみ」などが出現します。
特に以下のような生活習慣・体質の方に腎精不足が多く見られます。
- 慢性的な疲労や過労
- 睡眠不足が続く
- 加齢(特に更年期以降)
- 性的なエネルギーの消耗(腎精の過度な使いすぎ)
- 胎児期や乳児期の発育不良
腎精が充実していれば、脳はクリアに働き、耳・目・筋骨・髪・歯なども健やかに保たれます。逆に腎精が不足すると、老化現象のような不調が若い世代でも起こることがあります。
施術によるアプローチ
骨盤矯正で「精の蓄え」を支える基盤を整える
骨盤は腎が位置する「命門(めいもん)」に関連します。骨盤が歪むと、腎の働きが落ち、腎精が漏れやすくなります。骨盤矯正により、身体の中心軸を整え、腎の蓄えを支える構造を強化します。
猫背矯正で脳への血流・エネルギーをスムーズに
猫背になると、首肩の筋緊張や自律神経の乱れが起こり、脳への血流や気の流れが阻害されます。猫背矯正で姿勢を改善することで、脳髄を養う腎精の循環がスムーズになり、めまいや集中力の低下を改善します。
鍼灸施術で腎精を補い、脳髄を活性化
鍼灸では以下のようなツボを活用し、腎精を補います:
- 腎兪(じんゆ):腎を直接補う代表的なツボ
- 太渓(たいけい):腎経の原穴、腎精・腎陰を補う
- 百会(ひゃくえ)・風池(ふうち):脳の気血循環を高める
これらを用いた施術により、めまい・ふらつきが徐々に和らぎ、頭がすっきりしてきたと実感される方が多いです。
頭部施術で脳髄への刺激と自律神経調整
頭部にある経穴や筋膜を調整することで、脳への循環や腎との連携が強まり、精神的な不調(不安・集中力低下)も軽減されます。特に頭のぼんやり感や思考の鈍さには効果的です。
通院の目安と予約方法
- 急性期(症状が強い時):週2回
- リハビリ期(回復傾向時):週1回
- メンテナンス期(再発予防):月2~3回
身体の状態や生活リズムに応じて、最適な通院頻度をご提案いたします。
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