〜「力が入らない」「崩れそう」その正体は“反応の遅れ”かもしれません〜
はじめに
「立ち上がる瞬間に腰がフワッと抜ける」
「物を持とうとした瞬間、腰が頼りなくなる」
「痛いというより、支えがなくなる感じがする」
こうした訴えをされる方は、実はとても多くいらっしゃいます。
レントゲンでは異常なし。
MRIでも大きな問題は見つからない。
それでも本人は
「このままギックリ腰になりそうで怖い」
「腰に力が入らない感覚が常にある」
と不安を抱えています。
この状態、単なる筋力不足や気のせいではありません。
整形外科的に見ると、**腰椎を支える筋肉の“反応が遅れている状態”**が起きている可能性が非常に高いのです。
この記事では、
・なぜ「腰が抜ける感じ」が起きるのか
・腰椎支持筋の反応遅延とは何か
・なぜ痛みよりも不安感が強く出るのか
・どうすれば安定した腰を取り戻せるのか
を、これから来院される患者さんに寄り添う形で、できるだけわかりやすくお伝えします。
「腰が抜ける感じ」とは、どんな状態なのか

まず大前提としてお伝えしたいことがあります。
腰が抜ける感じがあるからといって、
腰の骨がズレているわけでも、壊れているわけでもありません。
多くの場合、起きているのは
・動こうとした瞬間
・支えが必要な一瞬
・体重が切り替わるタイミング
で、腰を支える筋肉のスイッチが間に合っていないという状態です。
本来、体はこう動きます。
- 動こうとする「予測」
- 体幹・骨盤周囲の筋肉が先に働く
- その上で手足や腰が動く
ところが腰が抜ける感じがある方は、
- 動こうとする
- 先に腰が動いてしまう
- 支える筋肉がワンテンポ遅れて働く
という逆転現象が起きています。
この一瞬の遅れが、
「怖い」
「崩れそう」
「力が抜ける」
という感覚を生み出します。
整形外科的に見る「腰椎支持筋の役割」
腰椎(ようつい)は、5つの骨で構成されています。
この腰椎自体は、
・前後に曲がる
・少しひねる
といった動きを担当する関節です。
一方で、腰椎を守っているのが
・腹横筋
・多裂筋
・骨盤底筋
・横隔膜
といった、**インナーマッスル(深層筋)**です。
これらの筋肉の最大の役割は、
「力を出すこと」ではなく、「タイミングよく支えること」
なのです。
つまり、強さよりも
反応の速さ・連動性
が重要になります。
なぜ「反応遅延」が起こるのか
腰椎支持筋の反応が遅れる背景には、いくつかの要因が重なっています。
① 長時間の座り姿勢・スマホ姿勢
座り姿勢が続くと、
・骨盤が後ろに倒れる
・腹部が緩む
・背中が丸くなる
この状態では、インナーマッスルはほとんど使われません。
「使われない筋肉」は、
弱る前に 反応しなくなる のです。
② 過去の腰痛・ギックリ腰の経験
一度でも強い腰痛を経験すると、体は学習します。
「この動きは危ない」
「ここを使うと痛い」
すると脳は、
・無意識に筋肉の出力を抑える
・一瞬、反応を遅らせる
という防御反応を起こします。
これが続くと、
痛みはないのに不安定
という状態が完成します。
③ 胸椎・股関節が使えていない
本来、動作の衝撃や変化は、
・胸椎(背中)
・股関節
・足部
で分散されます。
しかし、
・猫背
・股関節が硬い
・歩幅が小さい
といった状態があると、
その負担がすべて腰に集中します。
腰は「最後の砦」なので、
支えが間に合わなくなりやすいのです。
なぜ「痛み」より「怖さ」が先に出るのか
腰が抜ける感じの特徴は、
・激痛ではない
・でも怖い
・動作に自信が持てない
という点です。
これは、神経の問題が大きく関係しています。
体には
「これから動くよ」
「今は危ないよ」
という情報をやり取りする仕組みがあります。
腰椎支持筋の反応が遅れると、
・脳が不安定さを察知
・危険信号を先に出す
その結果、
「やばい」
「怖い」
「抜けそう」
という感覚が、痛みより先に出るのです。
放っておくとどうなるのか
「そのうち治るだろう」
と放置してしまうと、
・動作がどんどん慎重になる
・腰を固めるクセがつく
・周囲の筋肉が過緊張する
結果として、
・慢性腰痛
・ギックリ腰の再発
・坐骨神経痛様症状
へとつながるリスクが高くなります。
くろちゃん鍼灸整体院での考え方
当院では、
「腰が抜ける感じ」を
腰だけの問題
とは考えません。
重要なのは、
・骨盤の安定性
・背骨全体の連動
・神経と筋肉の反応速度
です。
そのため、以下の施術を組み合わせて行います。
骨盤矯正の効果|「支えの土台」を作る
骨盤は、体の土台です。
骨盤が不安定だと、
・支持筋が正しく働けない
・反応が遅れる
・腰が先に動いてしまう
という状態になります。
骨盤矯正では、
・左右差の調整
・前後傾のバランス
・荷重のかかり方
を整え、
**「力を入れなくても安定する状態」**を作ります。
猫背矯正の効果|反応の連動を取り戻す
猫背になると、
・胸椎が動かない
・呼吸が浅くなる
・体幹が使えない
この状態では、腰に頼らざるを得ません。
猫背矯正では、
・胸椎の可動性
・肩甲骨の位置
・呼吸の入り方
を改善し、
腰椎支持筋が自然に反応できる環境を作ります。
鍼灸施術の効果|神経のスイッチを入れ直す
反応遅延には、
筋肉そのものよりも神経の働きが関わっています。
鍼灸では、
・過緊張している筋の緩和
・神経伝達の正常化
・深層筋へのアプローチ
を行い、
**「入りにくくなっていたスイッチ」**を再起動します。
頭部施術の効果|不安感のリセット
腰が抜ける感じが続くと、
・常に警戒
・無意識の緊張
・リラックスできない
という状態になります。
頭部施術では、
・自律神経の調整
・過剰な防御反応の解除
・安心して動ける感覚の回復
を目的とし、
「怖さ」そのものを軽減していきます。
通院の目安について
症状の段階に応じて、以下を目安としています。
- 急性期:週2回
- リハビリ期:週1回
- メンテナンス期:月2〜3回
状態に合わせて無理なく調整しますので、ご安心ください。
ご予約について
ご予約は
LINE・ホームページから24時間受付中です。
施術者が1人のため、
予約が取りづらい場合がありますが、
当日のご予約も可能です。
気になる方は、早めにご連絡ください。
まとめ
「腰が抜ける感じ」は、
・筋力不足ではなく
・骨の異常でもなく
腰椎支持筋の反応が遅れているサインです。
正しく整えれば、
腰は「怖い場所」ではなくなります。
【*効果には個人差があります】
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