はじめに
腰痛が長引いたり悪化しているとき、単に腰の筋肉や関節の問題だと思われがちですが、実は自律神経失調症や熱中症の初期段階が隠れている場合があります。特に夏場や気温差の激しい時期は、下半身の血流が低下すると体温調節が難しくなり、全身にだるさや発汗異常、のぼせ、頭痛などの症状を引き起こします。
この記事では、西洋医学・東洋医学両面からそのメカニズムを解説し、くろちゃん鍼灸整体院で行っている骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術による改善方法をご紹介します。
腰痛と自律神経失調・熱中症の関係
下半身の血流低下が招く体温調節不全
腰痛が悪化している方は、多くの場合で腰回りや下肢の筋肉が硬くなっています。これにより血流が滞り、体温を外に逃がす「放熱」の仕組みがうまく働かなくなります。結果として体温が上昇しやすく、熱中症のリスクが増します。
自律神経の役割
自律神経は交感神経と副交感神経がバランスを取りながら、血流・発汗・心拍・呼吸などを調整します。腰痛による筋緊張や慢性的な痛みは交感神経を優位にし、血管が収縮して体温調節機能が低下します。この状態で高温環境にいると、熱中症を引き起こしやすくなるのです。
東洋医学から見た腰痛と熱中症
東洋医学では、腰は**腎(じん)**の力と深く関係します。腎は「先天の本」と呼ばれ、生命エネルギーや水分代謝を司ります。腎が弱ると腰がだるくなり、冷えや熱の調整も難しくなります。
さらに、夏の暑さによる「暑邪(しょじゃ)」や、湿気による「湿邪(しつじゃ)」が体に侵入すると、気血水の巡りが滞ります。
- 腰痛+だるさ → 湿邪による阻滞
- 腰痛+のぼせ → 暑邪による熱こもり
- 腰痛+冷え感 → 腎陽虚による循環低下
こうした体内バランスの乱れは、自律神経の働きにも影響し、熱中症を招きやすくなります。
くろちゃん鍼灸整体院のアプローチ
骨盤矯正
骨盤の歪みは腰部の血流を阻害し、自律神経節への圧迫や刺激にもつながります。当院では骨盤を正しい位置に戻すことで、腰周りの血流を改善し、下肢からの熱放散をスムーズにします。
猫背矯正
猫背は胸郭を圧迫し、呼吸が浅くなります。深い呼吸は体温調節に不可欠であり、酸素をしっかり取り込むことで代謝も活性化します。猫背矯正で姿勢を整え、自律神経の安定を図ります。
鍼灸施術
腰痛部位や下肢の経絡(膀胱経・腎経など)に鍼を行い、滞った気血を流します。特に腰痛に関連する「腎兪」「志室」などのツボは、腎機能と下半身の血流改善に効果的です。お灸で温めることで冷えによる血流低下も防ぎます。
頭部施術
頭部の筋緊張をほぐすことで脳への血流を改善し、自律神経中枢(視床下部・延髄など)の働きを正常化します。これにより体温調節機能が回復し、熱中症予防にもつながります。
通院の目安
- 急性期(痛み・だるさ・熱っぽさが強い時)…週2回
- リハビリ期(回復が見られ始めた時期)…週1回
- メンテナンス期(予防・再発防止)…月2〜3回
予約方法
当院はLINE予約・ホームページ予約から24時間受付可能です。体調の変化を感じたら、早めにご相談ください。
まとめ
腰痛が続くとき、「ただの腰痛」と思い込むのは危険です。特に夏場や蒸し暑い日には、自律神経の乱れや熱中症の前兆が潜んでいる可能性があります。骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸・頭部施術を組み合わせた総合的なケアで、腰痛だけでなく全身の体温調節機能を取り戻し、夏を元気に過ごしましょう。
✅ LINE・ホームページから24時間予約受付中
今すぐご予約はこちらから!相談も予約もLINEでのご連絡が便利です!
📱LINE



コメント