はじめに
腰痛は日本人の国民病とも言われ、厚生労働省の調査によると、約80%の人が一生に一度は経験するとされています。しかし、腰痛とひとくくりにしても、その原因は大きく2つのタイプに分かれることをご存じでしょうか?
本記事では、筋肉型と神経型、それぞれの腰痛の特徴とメカニズム、エビデンスを交えて詳しく解説し、当院で行う効果的な施術法をご紹介します。
腰痛の主な2タイプとは?
1. 【筋肉型腰痛】(筋筋膜性腰痛)
腰の筋肉や筋膜が損傷・緊張して痛みを引き起こすタイプです。デスクワークや中腰作業、運動不足、悪い姿勢など、筋肉疲労の蓄積や血流不良が主な原因とされています。
メカニズム
- 筋肉疲労・微小損傷
→ 過労により筋肉が炎症を起こし、発痛物質(プロスタグランジン)が放出。 - 血流不良
→ 酸素・栄養供給が低下し、疲労物質(乳酸など)が蓄積。 - 筋膜の癒着
→ 筋肉と筋膜が癒着し、可動域が低下、痛みが持続。
エビデンス
- 日本整形外科学会によると、**非特異的腰痛の約85%**が筋肉・筋膜由来と報告されています(日本整形外科学会 腰痛ガイドライン2021)。
- 血流改善が筋筋膜性腰痛の回復を促すことが、複数の臨床研究でも確認されています(例:Bishop et al., 2018)。
2. 【神経型腰痛】(神経根症状型腰痛)
神経が圧迫・刺激されることで発生する腰痛で、いわゆる坐骨神経痛や脊柱管狭窄症などがこれにあたります。しびれや感覚異常、鋭い痛みが特徴です。
メカニズム
- 椎間板ヘルニア
→ 椎間板の変性により髄核が突出し、神経根を圧迫。 - 脊柱管狭窄症
→ 加齢変化により脊柱管が狭くなり、神経が圧迫される。 - 神経の血流障害
→ 神経への血流が悪化し、酸素不足による痛みと機能低下。
エビデンス
- 世界腰痛学会によると、**神経型腰痛は腰痛患者の約10%**に見られ、放散痛やしびれ症状を伴うケースが多い(Maher et al., Lancet, 2017)。
- 神経の血流障害が神経障害性疼痛を悪化させることが研究で示されています(Kobayashi et al., Spine, 2003)。
タイプ別対策:あなたに合った施術を
◆ 骨盤矯正
骨盤のゆがみを整えることで、腰椎・神経へのストレスを軽減します。骨盤の歪みが神経圧迫を助長している場合、矯正により神経型腰痛にも有効です。
◆ 猫背矯正
姿勢不良は筋肉型腰痛の悪化要因。胸椎〜腰椎の自然なカーブを回復させ、筋肉負担を軽減します。結果、血流が改善し、筋肉の修復が進みます。
◆ 鍼灸施術
- 筋肉型腰痛 → 血流促進・筋緊張緩和。
- 神経型腰痛 → 神経周囲の血流改善・鎮痛効果。
鍼刺激は内因性オピオイド(痛みを抑えるホルモン)を分泌させ、神経の痛みを和らげる効果が科学的に確認されています(NIH Consensus Development Panel, 1997)。
◆ 頭部施術
ストレスや噛みしめ癖による自律神経の乱れを整えることで、筋緊張を緩和し、全身のバランスを正常化。特に神経型腰痛では痛みの閾値を上げる効果も期待できます。
通院ペースのご案内
- 急性期(痛み強い時期)
週2回の集中的施術 → 早期鎮痛と回復促進。 - リハビリ期(症状回復過程)
週1回の施術 → 筋力回復、再発予防のバランス調整。 - メンテナンス期(安定・予防)
月2〜3回 → 腰痛ゼロ生活をキープ。
24時間予約受付中!
くろちゃん鍼灸整体院では、LINE・ホームページから24時間いつでもご予約可能です。症状に応じた最適な施術プランをご提案いたします。お気軽にご相談ください!
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こんにちは!【くろちゃん鍼灸整体院】院長の黒柳です!自律神経の乱れは体や頭骸骨が歪んでいて体への指令と体温調節が上手くいっていない方がほとんどです!
体のチェックから、メンテナンスまで当院で院長が検査から施術まで行います!
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