はじめに
排尿時に感じる灼熱感や痛みは、単なる膀胱炎や尿路感染症と考えがちですが、東洋医学では「膀胱湿熱(ぼうこうしつねつ)」という概念で説明されることがあります。これは体内に「湿」と「熱」という邪気がこもり、膀胱や尿道に炎症や鬱滞を引き起こしている状態です。湿熱が長引くと、尿が濁る・残尿感・頻尿などの不快な症状が増し、生活の質が大きく低下してしまいます。
今回は、膀胱湿熱が原因で排尿時に痛みが出る仕組みを東洋医学の視点から詳しく解説し、さらに当院で行う骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術による改善効果について紹介します。排尿時の違和感を根本から整え、再発を防ぎたい方は、ぜひ参考にしてください。
膀胱湿熱とは?
東洋医学では、膀胱は「水の通り道」を司る重要な臓腑であり、気・血・津液(水分代謝)の調整を担っています。膀胱に「湿(しつ)」が停滞し、さらに「熱(ねつ)」が加わると、尿道や膀胱内に炎症反応が発生し、排尿時に痛みや灼熱感を引き起こします。
湿熱は、次のような生活習慣や体質傾向で生じやすくなります。
- 冷たい飲食や脂っこい食事を摂りすぎる
- 長時間の座位で下半身の血流が滞る
- ストレスによる自律神経の乱れで内熱が生じる
- 体質的に湿気がこもりやすい(むくみやすい)
湿と熱が組み合わさると、尿が黄色く濃くなったり、尿道に痛みやヒリつきが出やすくなります。
東洋医学からみた症状の特徴
膀胱湿熱が強いと、以下のような症状が出ることがあります。
- 排尿時の灼熱感・痛み
- 頻尿・残尿感
- 尿の濁り、尿臭が強い
- 下腹部の不快感や重だるさ
- イライラやのぼせ感
東洋医学ではこれを「湿熱が下焦(骨盤内)に停滞している」状態と考えます。この湿熱を解消し、気血の流れを整えることが根本改善のポイントとなります。
骨盤矯正の効果
膀胱や尿道の働きは、骨盤周辺の血流や神経支配と密接に関わっています。骨盤が歪むと、下腹部の血流が悪化し、炎症や湿熱のこもりやすい状態が続きます。
骨盤矯正によって下腹部の血流・リンパの流れを改善することで、尿道への負担を軽減し、排尿時の痛みが和らぎやすくなります。
猫背矯正の効果
猫背姿勢は、腹圧や内臓の位置関係に影響し、膀胱が圧迫されやすくなります。さらに背中の筋肉が硬直すると自律神経のバランスが崩れ、膀胱の働きが鈍くなります。
猫背矯正により、姿勢を整え胸郭・腹部の圧迫を減らすことで、膀胱の負担軽減と尿通改善が期待できます。
鍼灸施術の効果
鍼灸は、膀胱経・腎経などの経絡にアプローチし、湿熱を取り除き、炎症を鎮める効果があります。特に足三里、陰陵泉、中極などのツボを刺激することで下焦の循環が良くなり、排尿時の痛みや残尿感が軽減されます。また、全身の気血の巡りを整えることで免疫力を高め、再発防止にもつながります。
頭部施術の効果
ストレスによる自律神経の乱れは、膀胱の働きにも悪影響を及ぼします。頭部施術で交感神経・副交感神経のバランスを整え、下半身の血流改善とリラックス効果を引き出すことで、炎症の沈静化に寄与します。
通院の目安
- 急性期:週2回
- リハビリ期:週1回
- メンテナンス期:月2〜3回
症状が軽快しても、湿熱体質は再発しやすい傾向があるため、定期的なメンテナンスがおすすめです。
予約方法
くろちゃん鍼灸整体院では、LINE・ホームページから24時間予約受付中です。症状が悪化する前に、早めのご相談をお勧めします。
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