（くろちゃん鍼灸整体院）
はじめに
「最近、視界がふわっと揺れるように感じる…」「焦点が合いづらい日がある…」「めまいではないけれど見え方が安定しない」
そんな不安を抱えながら来院される方が、冬〜春先・季節の変わり目を中心に非常に増えてきています。
視界の不安定さは“目そのものの問題”だけでなく、
自律神経の乱れによる血流の揺らぎが強く関わっていることが多いんです。
特に小田原市・南足柄市・開成町・秦野市・中井町・大井松田町の地域では、
「寒暖差」「気圧変動」「空気の乾燥」などの季節特有のストレスが重なり、
自律神経の許容量を超えやすいため、視界のゆらぎを訴える方が増加します。
この記事では、これから来院されるあなたに寄り添いながら、
「どうして視界が不安定になるのか？」
「その背景にどんな自律神経の働きがあるのか？」
そして、東洋医学の視点から見える身体のサイン、
さらに、くろちゃん鍼灸整体院で行っている施術が
どのように改善へ導いていくのかを、分かりやすくお伝えします。
視界が安定しないのは“血流の揺らぎ”が原因です
視界が揺れるように感じたり、ピントが合いそうで合わない状態が続いたりすると、
「目が悪くなったのかな？」と思われがちですが、実際には 脳と目に届く血流量の変動が大きな要因となります。
特に以下のような時、血流が不安定になりやすい傾向があります。
- 深く息が吸いづらい時
- 寒さや冷えを強く感じる時
- 朝起きた瞬間や夕方の疲労時
- ストレスが溜まっている時
- 長時間のスマホ・PC作業の後
- 首肩が強く張っている時
自律神経は血管の「開く・閉じる」を調節する役割を持っています。
その自律神経が疲れてしまうと、その指令がうまく伝わらず、
血流がジグザグに揺れ動き、視界の不安定さとして体感されるのです。
自律神経の仕組みと視界の関係
■ 交感神経が過剰になるとどうなる？
交感神経が優位になると
- 血管がキュッと締まる
- 目の筋肉が緊張
- ピント調節が乱れる
これにより、焦点が合いにくい・視界が揺れる感覚が出やすくなります。
冬やストレスの多い時期、特に年末年始後は交感神経に負担がかかりやすく、
小田原・南足柄エリアでも「視界が変」「見づらい」と訴える方が急増します。
■ 副交感神経が弱るとどうなる？
副交感神経は身体を“回復モード”にする神経。
ここが弱ると…
- 目の潤いが減る
- 筋肉の緊張が緩まない
- 血流が回復しない
その結果、視界の安定感が低下し、
ピントが定まるまで時間がかかるようになります。
東洋医学からみた視界の不安定さ
東洋医学では、視界の揺らぎは
「肝」「腎」「脾」「気血の巡り」
これらの機能低下と密接に関係します。
● 肝（かん）
肝は“気と血の流れ”を司る臓。
ストレスで肝が停滞すると、
血流がスムーズに流れず 視界のゆらぎ・ぼやけが起こりやすくなります。
● 腎（じん）
腎は“目の奥のエネルギー源”。
冷えや疲労の蓄積で腎が弱ると、
見え方の安定性が低下します。
● 脾（ひ）
脾は栄養と水分の運搬役。
脾が弱る → 体が重だるくなる → 頭への血流低下 → 視界不安定
という流れで症状が出やすくなります。
つまり、東洋医学的には
視界の揺らぎは「全身状態のSOS」
と考えられるのです。
くろちゃん鍼灸整体院で行う4つのアプローチ
視界の揺らぎは、目だけのケアでは十分に改善しません。
「血流の安定」「自律神経の調整」「筋肉の余計な緊張をほどく」
これらをトータルで整えることが大切です。
当院で行う４つの施術が、どのように視界の安定へ導くのかを詳しく解説します。
① 骨盤矯正 — 体の“土台”を整えて血流を安定させる
視界の不安定さと骨盤…？
と思われるかもしれませんが、実は大きく関わっています。
骨盤が歪む
→ 身体全体の姿勢が崩れる
→ 首・肩に負担がかかる
→ 脳への血流がブレる
→ 視界が安定しない
当院の骨盤矯正は
- 下半身の筋バランス
- 骨盤の前傾・後傾
- 体軸の歪み
を整え、身体の“基礎の流れ”を安定させます。
結果として
視界に必要な脳血流が安定し、ふわつきが軽減します。
② 猫背矯正 — 首肩の緊張を緩め、血流を改善
猫背になると
- 頭が前に出る
- 首の筋肉が緊張
- 眼球のピント調節筋が疲労
という悪循環が生まれます。
猫背矯正では胸椎・肩甲骨周りを開き、
首〜頭部への血流を自然に増やすため、
視界の安定性が大きく向上します。
「夕方になるほど見えづらい」
「朝から視界がふわっとする」
といった方には非常に効果的です。
③ 鍼灸施術 — 自律神経に直接アプローチして視界を落ち着かせる
鍼灸はまさに“自律神経の調律”が得意な施術。
- 交感神経の過剰な緊張をゆるめる
- 副交感神経の回復力を高める
- 目の周り・頭部の血流を改善
特に
- 風池（ふうち）
- 太陽（たいよう）
- 目の奥に関係するツボ
などを活用し、
視界の揺らぎを根本から整えていきます。
「施術後は視界が明るい」
「頭の重みが取れて見やすい」
と実感される患者さんが非常に多いです。
④ 頭部施術（ドライヘッド）— 脳の血流を整えて視界をクリアに
視界の安定には 脳の血流量 がとても重要。
頭部施術では
- 頭皮の筋膜の緊張
- 側頭部の張り
- 後頭部の血流低下
を丁寧にゆるめ、
脳の酸素供給が安定することで視界がクリアになります。
特に
- 朝の見え方が不安定な方
- ストレスで頭がパンパンになる方
- PC作業が多い方
には強い効果があります。
通院の目安
症状の強さ・自律神経の疲労度によって個人差がありますが、
当院では以下のペースをおすすめしています。
- 急性期（つらさが強い時期）：週2回
- リハビリ期：週1回
- メンテナンス期：月2〜3回
視界の不安定さは“癖”として再発しやすいため、
身体の調整を続けることで安定した状態が維持しやすくなります。
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