はじめに
秋になると地域の学校や幼稚園で運動会シーズンを迎えますね。お子さんの応援や準備、後片付けに加え、ご自身も競技や保護者競技に参加して体を動かす機会が増えます。その後「疲れが抜けない」「だるさが長引く」と感じる方も多いのではないでしょうか。
実はこの“長引く疲れ”の背景には、自律神経のひとつである交感神経の過緊張が深く関わっています。本記事では、自律神経の仕組みや東洋医学的な見方を交えながら、なぜ運動会シーズン後に回復が遅れるのかを解説し、当院で行っている施術の効果についても詳しくご紹介します。
運動会シーズンと交感神経の関係
応援や準備で交感神経が優位に
運動会当日は朝早くからお弁当作りや場所取り、競技のサポートなどで忙しく、体も心も緊張状態に入ります。このとき優位になるのが交感神経です。交感神経は「活動モード」を司り、血圧や心拍数を上げ、筋肉へ血流を送り込みます。短時間であれば体を動かすのに必要な反応ですが、これが長時間続くと“疲れが抜けにくい状態”になります。
交感神経が過剰になるとどうなる?
- 血管が収縮して血流が悪化
- 筋肉が硬直して疲労物質がたまりやすい
- 胃腸の働きが低下し、消化不良や食欲不振につながる
- 睡眠の質が下がり、翌日の疲れが取れない
こうして“休んでも疲れが抜けない”悪循環に陥ってしまうのです。
東洋医学からみた「長引く疲れ」
東洋医学では、長引く疲れを「気血の巡り」や「陰陽のバランス」の乱れとしてとらえます。
- 気虚(ききょ):気の不足により全身がだるく、回復力が落ちる
- 血瘀(けつお):血の流れが滞って筋肉がこわばり、痛みや疲労が残る
- 肝鬱(かんうつ):精神的な緊張やストレスで気の流れが滞り、体のリズムが乱れる
運動会のような強い緊張や過度の運動は、これらを引き起こしやすく、「なぜかいつまでも疲れが抜けない」という状態を作ります。
当院の施術アプローチ
骨盤矯正
運動会シーズンは走ったり動いたりすることで骨盤や腰回りに負担がかかります。骨盤が歪むと血流が滞り、回復力が下がります。骨盤矯正により左右差を整えることで、全身の血流や神経伝達がスムーズになり、疲労回復を助けます。
猫背矯正
応援中の長時間の座り姿勢や、荷物を運ぶ前傾姿勢が猫背を助長します。猫背になると胸郭が硬くなり呼吸が浅くなり、酸素供給が不十分になります。猫背矯正で姿勢を整えると呼吸が深くなり、自律神経が落ち着き、睡眠の質向上にもつながります。
鍼灸施術
鍼灸では「気血の巡り」を改善することを目的とします。特に疲労に効果的な経穴(ツボ)として以下を用います:
- 足三里(あしさんり):疲労回復の代表ツボ
- 百会(ひゃくえ):自律神経のバランス調整
- 肝兪(かんゆ)・脾兪(ひゆ):内臓機能を整える
鍼灸施術により交感神経の過緊張を鎮め、体の自己治癒力を高めます。
頭部施術
「頭が重い」「集中できない」などは交感神経過緊張による脳血流の乱れが背景にあります。頭部施術では頭皮や側頭部の緊張を緩め、脳への血流を改善。リラックス効果が高く、副交感神経を優位に切り替えるサポートとなります。
通院の目安
- 急性期:週2回(強い疲労や体調不良が続く時期)
- リハビリ期:週1回(症状が軽くなり、安定してきた時期)
- メンテナンス期:月2〜3回(疲労が溜まる前にケアする時期)
定期的にケアを行うことで、季節やイベントによる自律神経の乱れを防ぎ、疲労の蓄積を抑えられます。
ご予約について
くろちゃん鍼灸整体院では、LINE・ホームページから24時間予約受付中です。
施術者が1人のため、予約が取りづらくなっております。ご希望の方はお早めにご連絡ください!
まとめ
運動会シーズンの疲れが長引くのは、単なる「体力不足」ではなく、交感神経の過緊張や東洋医学的にいう気血の巡りの乱れが深く関係しています。
当院では骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術を組み合わせ、自律神経のバランスを整えることで“回復しやすい体”づくりをお手伝いします。
「最近疲れが抜けにくい」と感じる方は、ぜひ一度ご相談ください。
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