呼吸が苦しい…その原因、自律神経の乱れかもしれません。
◆ 自律神経とは? ~東洋医学的にもアプローチ~
自律神経とは、私たちの意思とは無関係に内臓や血管、体温や発汗などを調整する神経で、交感神経と副交感神経の2つで構成されています。
- 交感神経:活動モード。心拍数や血圧を上げ、呼吸を浅く速くする傾向があります。
- 副交感神経:リラックスモード。心拍や呼吸を落ち着かせ、内臓の働きを整えます。
東洋医学では、自律神経の乱れを「気逆(きぎゃく)」や「肝気上逆(かんきじょうぎゃく)」などと捉え、感情の高ぶりや精神的不安定さが体の内側に影響を及ぼすと考えます。特に肝(かん)は気の流れを司るため、怒り・不安・焦りなどの感情が強いと肝気が逆上し、呼吸中枢にまで影響を与えることがあります。
◆ 過呼吸とは?なぜ起こるのか
過呼吸は、ストレスや不安により呼吸が浅く速くなりすぎ、体内の二酸化炭素濃度が低下する状態を指します。
主な症状:
- 呼吸がうまくできない感覚
- 胸が締め付けられるような圧迫感
- 手足のしびれ、動悸、ふるえ
- 不安感やパニック
自律神経の乱れによって、呼吸中枢の興奮が高まり、結果的に過呼吸の発作が出現するというメカニズムです。
◆ くろちゃん鍼灸整体院での施術と過呼吸への効果
【1】骨盤矯正 ~呼吸を支える土台の安定~
骨盤が歪むと、背骨全体のバランスが崩れ、胸郭や横隔膜の可動域も制限されます。これにより深い呼吸が難しくなり、浅い過呼吸傾向が強まります。
骨盤矯正で体の重心が整うと、自然に深く安定した呼吸がしやすくなります。
【2】猫背矯正 ~胸郭を広げて深呼吸ができる姿勢へ~
猫背になると胸が圧迫され、肺が広がりにくくなります。これが浅く速い呼吸を促進し、不安感を助長します。
猫背矯正で姿勢が改善されると、肺が十分に膨らむ空間ができ、自然と呼吸が整います。
【3】鍼灸施術 ~肝気の高ぶりを鎮め、自律神経を安定化~
鍼灸では、不安や焦りを抑える経穴(つぼ)を用い、「肝の気」を落ち着かせる施術を行います。特に神門、内関、太衝などを刺激し、自律神経を整えることで、呼吸が自然と落ち着いてきます。
また、胃腸の働きを整えることで、横隔膜の圧迫感も軽減し、呼吸が深まりやすくなります。
【4】頭部施術 ~脳の興奮を鎮め、呼吸中枢のバランスをとる~
過呼吸傾向の方は、思考が過剰に巡ったり、脳の緊張状態が続いていたりします。
頭部への優しい施術によって、脳の過緊張がゆるみ、呼吸中枢の過剰な働きも穏やかになります。副交感神経の働きが高まり、心身ともにリラックスできる状態へ導きます。
◆ 通院の目安と施術プラン
期間 | 頻度 | 内容 |
---|---|---|
急性期 | 週2回 | 呼吸の安定と緊張の緩和 |
リハビリ期 | 週1回 | 姿勢調整とメンタルケア |
メンテナンス | 月2〜3回 | 自律神経バランスの維持と再発予防 |
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