注意散漫は脳の温度上昇を示している場合があります
はじめに
夏になると「だるい」「ボーっとする」「集中できない」といった不調を感じる方が増えます。こうした症状の背後には、実は“隠れ熱中症”が潜んでいるかもしれません。特に集中力の低下は、脳の温度が上がり、自律神経のバランスが崩れているサインとも考えられます。
この記事では、自律神経と東洋医学の観点から「集中力の低下と隠れ熱中症」の関係性を紐解き、さらに当院の骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術がどのように有効かを詳しく解説していきます。
自律神経と脳の温度調節の関係
自律神経は、体温調節・心拍・呼吸・発汗などを無意識にコントロールする神経系です。
脳は特に熱に弱く、体温が高くなると自律神経が交感神経優位となり、血流を変化させて体表面や頭部の熱を逃がそうとします。
しかし、次のような状況が続くと自律神経の働きが鈍くなり、脳内に熱がこもりやすくなります:
- 長時間の室内作業やスマホの使用
- 水分不足や汗をかかない生活
- 猫背や姿勢不良による呼吸の浅さ
この状態が続くと、脳がオーバーヒートしやすくなり、集中力の低下・注意力散漫・思考の鈍さが現れます。これこそが「隠れ熱中症」の初期サインです。
東洋医学から見た「集中力低下と熱」
東洋医学では、集中力の低下は「心(しん)」と「脾(ひ)」の働きに密接に関係しています。
■「心神不安」=熱による精神活動の乱れ
「心」は精神を司る臓腑であり、熱がこもると「心火上炎(しんかじょうえん)」という状態になります。これにより、落ち着きがなくなり、イライラや注意力の散漫が起きやすくなります。
■「脾虚湿困」=消化器系の弱りと湿熱の停滞
脾は思考・集中に関係する臓腑であり、夏の湿気や冷たい飲食物の摂りすぎにより、働きが低下すると「脾虚」となります。これが「湿」と結びつくと「湿熱」となり、体内に熱がこもりやすくなります。
■舌や脈の所見(例)
- 舌:紅く、乾燥、苔が黄白厚め
- 脈:数(早い)、滑(ぬめりあり)、やや弦
くろちゃん鍼灸整体院での施術によるアプローチ
■骨盤矯正で「気・血・水」の巡りを整える
骨盤の歪みは、下半身の血流を停滞させ、熱の排出が妨げられます。骨盤矯正により、骨盤内の血流とリンパの流れを改善し、全身の体温調整能力をサポートします。
■猫背矯正で深い呼吸を取り戻す
猫背姿勢は肺を圧迫し、呼吸が浅くなります。結果的に、体内の熱がこもりやすくなり、自律神経にストレスがかかります。猫背矯正では胸郭を開き、酸素供給量と熱交換能力を高めて集中力を回復させます。
■鍼灸施術で自律神経の調整
鍼灸では、「百会」「神門」「心兪」「内関」などのツボを使用して、過剰に高ぶった交感神経を鎮め、リラックスできる状態へ導きます。
熱がこもった「上熱下寒(じょうねつげかん)」状態を緩和するために、背部兪穴や手足の井穴も併せて使い、気の流れを調整します。
■頭部施術で脳の熱を放出
頭部は熱がこもりやすい部位。くろちゃん鍼灸整体院では、頭皮の血流を促す手技や鍼灸を用いて、脳にこもった熱を適切に外へ逃がす施術を行います。これにより、ぼーっとした感覚が軽減され、頭がスッキリして集中力が戻ってきます。
通院の目安
- 急性期(集中できず不調が強いとき):週2回
- リハビリ期(症状が軽減してきたとき):週1回
- メンテナンス期(再発予防):月2〜3回
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