くろちゃん鍼灸整体院(小田原市・南足柄市・開成町・湯河原町・箱根町・熱海市・中井町・松田町・大井町・茅ヶ崎市・平塚市・秦野市)
はじめに
「最近、頭が重い…」「仕事が終わっても頭痛が取れない…」「寝てもスッキリしない…」
そんな頭痛に悩まされている方、もしかするとそれは“ストレス”が引き金になっているかもしれません。
現代社会では、仕事・人間関係・情報過多・気候変化など、日々の生活の中にストレスの種があふれています。実は、この「ストレス」が脳内の神経伝達物質のバランスを崩し、自律神経やホルモン、血管の働きにまで影響し、慢性的な頭痛を引き起こす原因となっているのです。
この記事では、ストレスと頭痛の深い関係を、自律神経・神経伝達物質・東洋医学の視点からわかりやすく解説しながら、当院で行っている「骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術」がなぜ頭痛改善に効果的なのかを詳しくお伝えします。
1. ストレスが引き起こす頭痛 ― その仕組みとは?
▶ 自律神経と神経伝達物質の乱れ
私たちの体は「自律神経」という自動調節システムによって、心拍・血圧・呼吸・消化・ホルモン分泌などをバランスよくコントロールしています。
しかし、強いストレスやプレッシャーが続くと、この自律神経のうち「交感神経」が過剰に優位になり、次のような反応が起こります:
- 血管が収縮し、頭部の血流が低下 → 酸素・栄養が不足し頭痛が起きる
 - 筋肉が緊張して肩や首が硬直 → 神経圧迫や筋緊張性頭痛を誘発
 - セロトニン・ドーパミンなど神経伝達物質の分泌が乱れる → 痛み抑制機能が低下
 - 睡眠ホルモンの分泌が減り、脳の休息が不十分になる → 慢性頭痛化
 
特に「セロトニン」は血管収縮や痛みの感受性に大きく関わっており、ストレスによってこの分泌が減少すると、脳血管の調節がうまくいかず、拍動性の頭痛や偏頭痛が起こりやすくなります。
2. 東洋医学から見る「ストレス性頭痛」の正体
東洋医学では、ストレスによる頭痛は「肝」の働きと密接な関係があると考えられています。肝は「気の巡り」を司り、感情や自律神経、血流にも深く関わる臓腑です。
ストレスが長く続くと、「肝気鬱結(かんきうっけつ)」と呼ばれる状態になり、以下のような症状を伴います:
- 頭が締めつけられるように痛い
 - 胸や喉が詰まる感覚がある
 - 怒りっぽくなる・イライラが増す
 - 目の疲れ・眩しさ・頭の熱感
 
また、「肝火上炎(かんかじょうえん)」という状態では、気や熱が頭部に上がってしまい、拍動性の頭痛・目の充血・顔のほてりといった症状が出やすくなります。
このように、東洋医学では単なる“筋肉のコリ”ではなく、「気・血・神経・感情」の循環が滞っているサインとして頭痛を捉え、全身の流れを整えることが根本改善につながると考えます。
3. 施術で神経伝達物質を安定させる ― くろちゃん鍼灸整体院のアプローチ
▶ 骨盤矯正 ― 自律神経の「軸」を整える
自律神経は背骨の中を走る神経から枝分かれし、全身の臓器や血管をコントロールしています。骨盤や背骨が歪むと、この神経伝達が乱れやすくなり、ストレス反応が強まりやすくなります。
骨盤矯正では、体の土台を整えることで交感神経と副交感神経のバランスを安定させ、神経伝達物質の放出パターンも正常化へと導きます。
これにより、「ストレスが溜まりにくい身体」へと変わっていきます。
▶ 猫背矯正 ― 頭部血流とホルモン分泌を改善
長時間のデスクワークやスマホ姿勢は、猫背を引き起こし、首・肩・頭の血流を悪化させます。この状態では脳への酸素供給が減少し、神経伝達物質の合成も低下します。
猫背矯正により、胸郭や頸椎の位置を正すと、脳幹・視床下部・下垂体といったホルモンや自律神経の中枢への血流が改善し、セロトニンやドーパミンの分泌が活発になります。
結果として、「気分が安定しやすくなった」「頭がスッキリする」といった変化が期待できます。
▶ 鍼灸施術 ― 自律神経の再調整と「肝」の流れを整える
鍼灸はストレス性頭痛に最も効果的な施術の一つです。ツボ刺激によって自律神経のスイッチを切り替え、副交感神経の働きを高めるとともに、セロトニン・エンドルフィンなど鎮痛・安定系の神経伝達物質の分泌を促進します。
さらに、東洋医学的に「肝気の巡り」を整えるツボ(太衝・合谷・百会など)を活用することで、滞った気血の流れを解消し、頭部の圧迫感やイライラ感、気分の波などを根本から鎮めていきます。
▶ 頭部施術 ― 脳血流と神経ネットワークをリセット
ストレスで過緊張した頭皮や頭蓋筋膜をゆるめる「頭部施術」は、脳の血流とリンパの循環を改善し、自律神経中枢の興奮を鎮めます。
特に、前頭葉・視床下部・松果体などホルモンや感情制御に関わる脳領域への血流が整うと、気分の浮き沈みが落ち着き、「自然と肩の力が抜ける」状態へと導かれます。
4. 通院の目安と施術プラン
ストレス性の頭痛は一度で劇的に改善するケースもありますが、神経伝達物質や自律神経のバランスが安定するにはある程度の時間が必要です。
当院では以下のような通院ペースをおすすめしています:
- 急性期(症状が強い時期):週2回
神経反応を素早く整え、血流とホルモンの状態を安定させる段階です。 - リハビリ期(症状が落ち着いてきた時期):週1回
神経伝達や自律神経の切り替え反応を定着させる時期です。 - メンテナンス期(予防・再発防止):月2〜3回
ストレスに負けない体質を維持し、頭痛を繰り返さないためのケアです。 
5. まとめ ― ストレスと頭痛は「脳の信号」を整えることで変わる
ストレスが原因の頭痛は、単なる「気の持ちよう」ではありません。
それは脳内の神経伝達物質のバランスが崩れ、自律神経やホルモンのリズムが乱れているサインです。
だからこそ、骨格・姿勢・自律神経・東洋医学の流れを総合的に整えることが大切です。
「くろちゃん鍼灸整体院」では、身体だけでなく心や神経の反応まで含めた“本質的な改善”を目指しています。
つらい頭痛やストレス症状を我慢せず、ぜひ一度ご相談ください。
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