はじめに
「最近、顎が痛いんです…」
「口を開けるとカクッて鳴るんです」
「なんとなくずっと体がだるいんです」
こういうご相談、実はとても多いんです。
そしてよくよく話を聞いていくと、
・眠りが浅い
・動悸がある
・めまいがする
・イライラしやすい
・肩こりが取れない
・朝から疲れている
こういった“自律神経失調症のような症状”を同時に抱えていることが本当に多いんです。
実はこれ、偶然ではありません。
顎関節症と自律神経失調症は、深く深くつながっています。
今日はその理由を、できるだけわかりやすくお話ししていきますね。
顎関節症は「顎の問題」だけではありません
顎関節症というと、
・口が開きにくい
・音が鳴る
・痛みが出る
というイメージですよね。
でも実際には、
「顎が悪い」のではなく
「体全体の緊張の結果として顎に出ている」
これが本質です。
顎は、体の中で最もストレスの影響を受けやすい場所なんです。
なぜなら、噛む筋肉(咬筋・側頭筋)は交感神経と強く結びついているからです。
自律神経とは何か?
まず自律神経の説明をしますね。
自律神経は、
・交感神経(アクセル)
・副交感神経(ブレーキ)
この2つで成り立っています。
交感神経が優位になると、
・筋肉が緊張する
・血管が収縮する
・心拍数が上がる
・噛みしめやすくなる
副交感神経が優位になると、
・筋肉がゆるむ
・血流が良くなる
・呼吸が深くなる
・回復モードに入る
現代人はほぼ全員、交感神経が強すぎます。
特に、
・仕事で責任がある
・我慢が多い
・真面目
・頑張り屋
こういう方ほど噛みしめが強いです。
夜寝ている間も歯ぎしりしている方も多いですね。
なぜ顎に症状が出るのか?
交感神経が強い状態が続くと、
咬筋と側頭筋がずっと緊張します。
側頭筋はこめかみから頭頂部へ広がる大きな筋肉です。
この筋肉が固くなると、
・頭痛
・目の奥の痛み
・耳鳴り
・めまい
まで起きることがあります。
さらに顎関節は非常に繊細な関節で、
わずかなズレでも
・関節円板の偏位
・可動域制限
・炎症
が起こります。
そしてここが重要です。
顎の緊張は、脳の興奮を下げにくくします。
つまり、
顎が緊張している → 脳が休めない → 自律神経が乱れる
という悪循環に入ります。
東洋医学でみる顎関節症と自律神経
東洋医学では、
顎関節症は
・肝気鬱結
・肝陽上亢
・気滞
・瘀血
などで説明します。
肝は「気の流れ」を司ります。
ストレスが続くと肝の働きが滞り、
気が上に昇りやすくなります。
すると、
・こめかみの張り
・怒りっぽさ
・イライラ
・目の疲れ
・歯の食いしばり
が起きます。
さらに長引くと血流が悪くなり瘀血になります。
瘀血になると、
・慢性痛
・硬結
・顎の左右差
・顔のむくみ
が固定化します。
つまり、
顎関節症は「肝」の乱れの代表的な症状でもあるのです。
顎のズレは骨盤のズレとつながっている
ここが整体師として一番お伝えしたいところです。
顎は単独では存在していません。
顎の位置は、
・頸椎
・胸椎
・骨盤
と連動しています。
骨盤が歪むと背骨が捻じれます。
背骨が捻じれると首が傾きます。
首が傾くと顎がズレます。
顎だけ治そうとしても、戻ってしまうのはこれが理由です。
骨盤矯正がなぜ必要か
骨盤は自律神経の土台です。
仙骨には副交感神経の中枢があります。
骨盤が硬くなると、
副交感神経が働きにくくなります。
つまり、
骨盤矯正=自律神経の土台を整える施術
なのです。
骨盤が整うと、
・呼吸が深くなる
・噛みしめが減る
・顎の負担が減る
土台が整うと顎は安定しやすくなります。
猫背と顎関節症の深い関係
「顎が痛いんです」と来院された方のほとんどが、実は猫背です。
なぜ猫背が関係するのか。
猫背になると、
・頭が前に出る
・首が前方に引っ張られる
・後頭部が詰まる
この状態になります。
頭の重さは約5kgあります。
本来は背骨の上に乗っていますが、前に出ると首と顎の筋肉で支えることになります。
するとどうなるか。
咬筋・側頭筋・胸鎖乳突筋が常に緊張します。
つまり、
猫背=顎への持続的ストレス
なんです。
頭の位置が1cm前に出るだけで…
頭が1cm前に出るだけで、首への負担は倍近くになると言われています。
その結果、
・食いしばり
・顎のズレ
・顔の左右差
・フェイスラインのもたつき
が起きます。
さらに、首の前側が縮むことで呼吸が浅くなります。
呼吸が浅いと交感神経が優位になります。
つまり、
猫背 → 呼吸浅い → 交感神経優位 → 噛みしめ増加 → 顎関節症悪化
という流れになります。
猫背矯正が必要な理由
猫背矯正は見た目の問題ではありません。
神経の通り道を整える施術です。
胸椎が固まると、自律神経のバランスが崩れます。
特に胸椎1〜5番は交感神経と関係が深い部位です。
ここを整えることで、
・呼吸が深くなる
・顎の緊張が抜けやすくなる
・睡眠の質が上がる
顎を直接触らなくても、猫背を整えるだけで顎の可動域が改善することもあります。
鍼灸施術が自律神経に与える影響
ここからがとても重要です。
鍼灸は、自律神経調整に非常に優れています。
鍼を打つと、
・血流が改善
・副交感神経が優位
・筋緊張が緩和
が起こります。
特に顎周りでは、
・咬筋
・側頭筋
・外側翼突筋
・内側翼突筋
にアプローチします。
美容鍼+パルス療法の重要性
くろちゃん鍼灸整体院で特に大事にしているのが、
美容鍼+パルス(電気刺激)です。
なぜパルスが必要なのか?
ただ刺すだけでは、
「緩む」だけで終わることがあります。
しかしパルスで筋肉をリズミカルに動かすことで、
・血流アップ
・老廃物排出
・筋ポンプ作用
・神経の再教育
が起きます。
そして重要なのが、
「正常な動き」を覚えさせること。
固まった咬筋は、
正しく緩んで正しく動く状態に戻す必要があります。
顎の位置を整える頭部施術
顎関節は、頭蓋骨の一部です。
頭蓋骨の歪みがあると、
顎の位置もズレます。
頭部施術では、
・側頭骨
・蝶形骨
・後頭骨
の微細な動きを整えます。
特に側頭骨は顎関節と直結しています。
ここが硬いと顎は戻りません。
頭部施術で行うことは、
・顎の正しい軌道を作る
・筋肉が自然に動ける状態にする
・脳の興奮を下げる
という非常に重要な工程です。
顎の位置が整うと何が変わるか
顎が正しい位置に戻ると、
・噛みしめが減る
・頭痛が軽減
・めまいが改善
・顔の左右差が整う
・フェイスラインがスッキリ
さらに、
自律神経の過緊張が落ち着きます。
なぜなら顎の緊張は脳幹と近いからです。
顎が緩むと脳が安心します。
脳が安心すると副交感神経が働きます。
なぜ通院頻度が大切なのか
急性期は週2回。
これは神経の再教育期間です。
長年の噛みしめは一度では変わりません。
リハビリ期は週1回。
安定させる期間です。
メンテナンスは月2〜3回。
再発予防です。
顎関節症と自律神経失調症は、
「治す」というより
「整え続ける」ことが大切です。
東洋医学でみる「顎」と「自律神経」の本質
西洋医学では顎関節症は「関節の問題」として扱われますが、東洋医学ではもっと広い視点でみます。
顎の不調は、
・肝
・脾
・腎
この3つが深く関わります。
肝と顎の関係
肝は「気の流れ」をコントロールします。
ストレスを感じると、最初に乱れるのが肝です。
肝が滞るとどうなるか?
・イライラ
・怒りっぽい
・目の疲れ
・こめかみの張り
・食いしばり
これ、顎関節症の方そのものなんです。
さらに肝の気が上に昇ると、
頭部に熱がこもります。
これが、
・頭痛
・めまい
・耳鳴り
・不眠
につながります。
つまり顎関節症と自律神経失調症は、同じ「肝の乱れ」から来ていることが多いのです。
脾と噛みしめ
意外かもしれませんが、脾も関係します。
脾は「考えすぎ」と関係があります。
真面目で責任感が強い方ほど、
夜も頭が止まらない。
するとどうなるか?
寝ている間に噛みしめます。
朝、顎がだるいのはこれが原因です。
腎と回復力
顎関節症が慢性化する人は、腎が弱っていることもあります。
腎は「回復力」を司ります。
腎が弱ると、
・疲れが抜けない
・冷えやすい
・不安感
・慢性痛
が出やすくなります。
自律神経失調症が長引く方は、腎虚タイプが多いです。
では、どう整えるのか?
ここで大切なのが、4本柱です。
① 骨盤矯正(神経の土台)
② 猫背矯正(呼吸と循環)
③ 鍼灸施術(自律神経調整)
④ 頭部施術+美容鍼(顎の再教育)
どれか一つでは足りません。
顎関節症と自律神経失調症は、全身問題だからです。
美容鍼が単なる美容ではない理由
美容鍼はリフトアップのためだけではありません。
顎関節症の方にとって、
咬筋の緊張を安全に深部から緩められる最適な方法です。
さらにパルス療法で、
・筋肉を動かし
・血流を上げ
・老廃物を流し
・神経の興奮を下げる
これが自律神経の安定につながります。
頭部施術で脳を安心させる
顎の位置を整えるだけでなく、
頭部施術は「脳を休ませる」施術です。
頭蓋骨の微細な動きが整うと、
・呼吸が自然に深くなる
・心拍が落ち着く
・体温調整が安定する
これが副交感神経優位の状態です。
顎が整うと、脳が安心する。
脳が安心すると、体が回復モードに入る。
これが根本改善の流れです。
休まない体を作るとは?
「体調が悪くて仕事を休みたくない」
そう思う方、多いですよね。
休まない体とは、
無理をする体ではありません。
回復できる体です。
そのために必要なのは、
・神経の安定
・血流の安定
・姿勢の安定
この3つです。
通院プラン
急性期:週2回
神経の過緊張を落とす時期。
リハビリ期:週1回
安定させる時期。
メンテナンス期:月2〜3回
再発予防と自律神経の安定。
顎関節症と自律神経失調症は、放置すると慢性化します。
早めのケアが大切です。
最後に
もしあなたが今、
・顎が痛い
・眠れない
・イライラする
・めまいがある
・体がずっとだるい
このどれかに当てはまるなら、
それは「顎だけの問題」ではないかもしれません。
体は必ずサインを出しています。
そのサインを無視せず、整えていくことで、
体はちゃんと変わります。
体調が悪くて休まないような体作りやメンテナンスをしたい方はご相談お待ちしております。
予約はLINE・ホームページで24時間予約受付中。
施術者が1人のため予約が取りづらくなっておりますが、当日のご予約も可能ですのでお早めにご連絡ください。
【*効果には個人差があります】
✅ LINE・ホームページから24時間予約受付中
今すぐご予約はこちらから!相談も予約もLINEでのご連絡が便利です!
📱LINE![]()





コメント