食事の後に体が熱くなる|自律神経が体温調節を誤作動しています

自律神経 体の歪み 痛み

はじめに

「ご飯を食べたあと、なんだか体がカーッと熱くなる…」
そんな経験はありませんか?特に女性の方や、更年期、疲労がたまっている時期に多く見られる症状です。中には「顔だけほてる」「首から上が熱い」「上半身だけ汗が出る」といった訴えもあり、まるで更年期障害や高血圧のように感じて不安になる方もいらっしゃいます。

しかし実はこれ、“自律神経”のバランスが崩れているサインのひとつなんです。
本記事では、食後に体が熱くなる原因と、自律神経や東洋医学の観点からの解説、そしてくろちゃん鍼灸整体院で行っている施術(骨盤矯正・猫背矯正・鍼灸施術・頭部施術)による改善法を、分かりやすくお伝えしていきます。


食後に体が熱くなるのはなぜ?

食事をすると、胃腸が動き始め、血流が消化器に集まります。
このとき、自律神経のうち「副交感神経」が優位に働き、リラックスモードになります。ところが、ストレスが強かったり、睡眠不足、姿勢の悪さなどで交感神経が優位なままだと、体温調節のスイッチがうまく切り替わらなくなります。

本来なら「食べた→消化する→リラックス→体が穏やかに温まる」という流れが起こるのですが、誤作動が起こると「熱を逃がせない」状態になります。結果、上半身が熱く、顔がのぼせたように感じるのです。


自律神経の仕組みと体温調節

自律神経には「交感神経」と「副交感神経」の2種類があります。

  • 交感神経:活動・緊張・興奮の神経。体温を上げて血流を筋肉に送る。
  • 副交感神経:休息・回復・リラックスの神経。体温を下げ、内臓の働きを整える。

この2つがシーソーのようにバランスを取りながら、体温・血圧・脈拍・発汗・呼吸・消化をコントロールしています。
しかし、ストレスや姿勢の崩れ、冷暖房の過度な使用、食生活の乱れなどが続くと、交感神経の興奮が止まらなくなり、熱をうまく放散できない状態になります。
特に食後は消化のために副交感神経が働くべき時間。そこに交感神経の緊張が残っていると、**「血流が偏る+体内熱が上半身にこもる」**という現象が起こります。


東洋医学でみる「食後の熱」

東洋医学では、食後に体が熱くなる状態を「内熱(ないねつ)」と捉えます。
これは体の中に熱がこもっている状態で、特に以下のようなタイプに分かれます。

● 胃熱(いねつ)

暴飲暴食、脂っこい食事、甘い物の摂りすぎなどで、胃の消化機能に熱がこもるタイプ。
→ 食後に顔が赤くなる・喉が渇く・口臭が強いなどの特徴。

● 肝火上炎(かんかじょうえん)

イライラ・ストレス・怒りを抑えられないなどで、肝の気が上にのぼり、頭や顔が熱くなるタイプ。
→ 顔のほてり、目の充血、頭痛、耳鳴りを伴うことが多い。

● 陰虚火旺(いんきょかおう)

慢性的な疲労、睡眠不足、加齢などで「体の潤い」が不足して熱がこもるタイプ。
→ 手のひらや足の裏が熱い、夜に体がほてる、寝汗をかくなどの特徴。

これらはいずれも、五臓のバランスの乱れ+自律神経の不安定が根底にあります。
つまり、「体が熱い」という現象は、単なる体温の上昇ではなく、体の内側のエネルギーの偏りを示すサインなのです。


くろちゃん鍼灸整体院でのアプローチ

① 骨盤矯正:内臓の位置を整え、消化と血流をスムーズに

骨盤が歪むと、腸や胃が圧迫され、消化がスムーズにいかなくなります。
その結果、消化のために必要以上のエネルギーを使い、体が「熱を生みすぎる」状態になります。
骨盤矯正では、骨格を本来の位置に戻すことで、内臓の血流・神経伝達・代謝のバランスを整え、体温調節の誤作動を防ぎます

特に、女性の骨盤はホルモンや冷えの影響を受けやすいため、食後のほてりや下半身の冷えにも密接に関係しています。


② 猫背矯正:呼吸と自律神経を安定させる

猫背は胸郭(肋骨まわり)を圧迫し、呼吸を浅くしてしまいます。
呼吸が浅いと、副交感神経が十分に働かず、交感神経が過剰に優位になります。
猫背矯正により背中の伸展を回復させると、深い呼吸ができ、酸素と二酸化炭素の交換がスムーズになります。
これが体温調節中枢(視床下部)への刺激となり、熱の放散機能が整うのです。

「猫背を治したら顔のほてりが減った」という方も多く、実は姿勢と自律神経は非常に深く関係しています。


③ 鍼灸施術:気血の流れを整え「熱を逃がす体」へ

鍼灸では、「熱を逃がせない身体=気血の滞り」と考えます。
経絡上のツボを刺激することで、滞った気血を流し、自然な熱の循環を促します。
例えば、

  • 胃熱タイプには「足三里」「内庭」
  • 肝火上炎には「太衝」「合谷」
  • 陰虚火旺には「三陰交」「太谿」

などのツボを用いて、熱の偏りを調整します。
また、鍼灸による刺激は自律神経中枢(視床下部・延髄)に働きかけ、体温調節を根本から正常化する作用もあります。


④ 頭部施術:脳の過緊張をゆるめる

食後のほてりを訴える方の多くは、頭の血流が滞っています。
頭部の筋肉が緊張していると、脳への血流が悪くなり、体は無意識に「血を送ろうとして熱を上げる」ことがあります。
頭部施術では、頭皮・後頭部・こめかみ周囲をやさしく解放し、脳血流を整えることで自律神経を鎮静化します。
リラックス効果が高く、眠ってしまう方も多い施術です。


東洋医学的なセルフケアのポイント

  1. 冷たい飲み物を控える
    冷たい物は内臓を冷やし、逆に体内の「陽気」が上半身にこもります。常温や温かい飲み物を。
  2. よく噛んで食べる
    噛む刺激が副交感神経を刺激し、リラックスと消化を促します。
  3. 食後は少し横になる(右を下に)
    胃の形に合わせて右側を下にすると、消化を助けます。
  4. 深呼吸や軽いストレッチを習慣に
    呼吸は自律神経のスイッチ。浅い呼吸を正すだけでもほてりが軽くなります。

通院の目安

  • 急性期:週2回
  • リハビリ期:週1回
  • メンテナンス期:月2〜3回

体の状態を見ながら、施術者が最適な間隔を提案します。
自律神経の乱れは一度整っても、ストレスや気候の変化で再び乱れることがあるため、定期的なケアが大切です


ご予約方法

くろちゃん鍼灸整体院では、

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施術者が一人のため、予約枠が埋まりやすくなっております。
お早めのご連絡をおすすめします!


まとめ

食後に体が熱くなるのは、単なる代謝ではなく「自律神経の誤作動」のサインです。
体温を上げる神経と下げる神経が切り替わらないと、血流が上半身に集中し、顔のほてりや熱感、倦怠感を引き起こします。

くろちゃん鍼灸整体院では、骨格・姿勢・自律神経・脳血流の4方向からアプローチし、自然な体温リズムを取り戻すお手伝いをしています。
「食後に顔が熱い」「汗が止まらない」「頭がボーッとする」などの症状は、ぜひ一度ご相談ください。


【*効果には個人差があります】

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こんにちは!【くろちゃん鍼灸整体院】院長の黒柳です!自律神経の乱れは体や頭骸骨が歪んでいて体への指令と体温調節が上手くいっていない方がほとんどです! 体のチェックから、メンテナンスまで当院で院長が検査から施術まで行います! お体の不調を教えてください!全力でサポート致します!
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